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病理検査

病理検査室

細胞診

細胞診

病理検査室は、常勤病理専門医2名、細胞検査士、細胞検査士取得を目指す臨床検査技師で構成され、日々の業務を行っています。業務の主体は組織診、細胞診、および病理解剖です。病理診断は治療方針の決定にきわめて重要な役割を果たしています。

当院は聖隷検査部門のセンター的役割を担っており、聖隷沼津病院・富士病院などの検体を受託しています。
また、地域医療に貢献するため、多くの開業医の検体も受託しています。

生検組織材料は翌日、通常手術材料においても3日で報告しており、今後も精度向上とスピーディーな結果報告ができるように努めていきます。

切り出し

切り出し

自動免疫染色装置

自動免疫染色装置

通常検査の他に免疫組織化学検査(一次抗体100種類以上保有)・電子顕微鏡検索が可能となっており、免疫組織化学検査ではHER2、ER、PgR発現など治療方針を決定するにあたって重要な検査となっています。

細胞診ディスカッション

細胞診ディスカッション

細胞診では毎日、細胞診専門医とのディスカッションを欠かさず行い、診断の精度を高めています。

検査中迅速細胞診(ROSE)

2020年より、気管支鏡検査及び超音波内視鏡検査下穿刺吸引法において検査中迅速細胞診(ROSE)を行っています。検体採取時、ベッドサイドで顕微鏡にて細胞像を鏡検・診断することにより、検査時間の短縮、再検査の減少や過剰な生検による患者様への侵襲を最小限にすることにより、身体的・精神的な負担の軽減に貢献しています。

バーチャルスライドスキャナ

2021年よりバーチャルスライドスキャナを導入しています。
病理組織プレパラートをデジタル撮影することで、管理されなネットワーク上で、いつどこでも鏡検が可能となり、カンファレンスや遠隔病理診断に利用されたり、免疫染色の自動判定が可能となり、病理医の負担軽減に繋げています。

CPC

CPC

病理解剖(剖検)も重要な任務のひとつであり、病理診断された症例のうちいくつかは、CPC(臨床病理カンファレンス)で討議されています。