2025年度 事業方針
2024年度は診療報酬、介護報酬、障害福祉サービス等報酬の「トリプル改定」が実施され、私たちの事業にも大きな影響を及ぼしましたが、全職員の力を合わせて乗り越えてまいりました。
2025年度は「Vision2025」の最終年であり、2026~2030年の新計画に向けて重要な年です。 厳しい社会情勢が続く中でも、聖隷の理念に基づいた事業展開を進め、経営基盤の強化、多様な働き方に対応した人材確保を通じて、地域の皆様の心に響くサービスを提供してまいります。 聖隷のサービスは、全て職員一人ひとりの努力と貢献によって支えられています。 人材育成、健康経営、そして職場と家庭の両立があってこそ、私たちの仕事は成り立ちます。 全職員がその力を最大限に発揮し、それが地域や利用者の皆様へ最高のサービスとして結実するよう、今後も努めてまいります。
2025年度は「Vision2025」の最終年であり、2026~2030年の新計画に向けて重要な年です。 厳しい社会情勢が続く中でも、聖隷の理念に基づいた事業展開を進め、経営基盤の強化、多様な働き方に対応した人材確保を通じて、地域の皆様の心に響くサービスを提供してまいります。 聖隷のサービスは、全て職員一人ひとりの努力と貢献によって支えられています。 人材育成、健康経営、そして職場と家庭の両立があってこそ、私たちの仕事は成り立ちます。 全職員がその力を最大限に発揮し、それが地域や利用者の皆様へ最高のサービスとして結実するよう、今後も努めてまいります。
【事業】 質の高い事業を行う
社会福祉法人として最高の質を追求した事業を展開する
人工関節センター(聖隷横浜病院)
- 高い専門性と理念に基づいたサービスの実践
新たなチャレンジ
※1 GX:グリーントランスフォーメーションの略。化石燃料をできるだけ使わず、再生可能エネルギーなどのクリーンなエネルギーを活用していくための変革やその実現に向けた活動のこと。(参考:厚生労働省 雇用政策研究会報告書 概要)
【組織】 組織力を活かす
地域ごとの課題解決に繋がる事業部間の連携を構築する
- 地域課題に対応するため、事業団内連携および他法人との連携の推進
- 聖隷福祉総合相談センターに医療、保健などの機能充実を図った総合相談センターの構築
- 病院連携による断らない医療の実践、シームレスなサービス提供
- 中山間地域での医療福祉連携の構築
- 各事業における将来計画の検証と再構築
- 保健、医療、福祉の連携による地域のウェル・ビーイング※2の向上
- 三方原地区における再開発計画の更なる発展
※2 ウェル・ビーイング(well-being):単に疾病が無いということではなく、個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念。
(参考:厚生労働省 雇用政策研究会報告書 概要)
人材の確保と育成を推進する
外国人材の活躍(奈良ニッセイエデンの園)
- 強固な経営基盤の構築による採用競争力の向上
- 聖隷理念の継承と理念に基づく実践ができる人材の育成
- 中途採用の推進と強化
- チャレンジ精神を持つ人材の育成
- 各地域における外国人材の確保と定着の仕組みづくり
- 労働人口の減少に対応したICT化とAI活用
大規模広域法人としての強みを活かした仕組化を推進する
- 理念の浸透によるブランディング戦略の強化
- 税務、法務等の管理機能の強化を図り、コンプライアンスの徹底
- 新規提案を法人、事業部、施設で支える仕組みづくり
- 大規模法人としての共同購入、情報機能の強化
【運営】 生産性の高い運営体制を築く
聖隷DXを推進する
タブレットによる電子問診(聖隷浜松病院)
- 法人としての横断的なDXの推進と効率化
- SEIREIアプリの更なる普及と活用
- 職員の情報リテラシー(知識)の向上
- 人事給与システムの円滑な更新と生産性向上
- 情報システムセキュリティ対策の強化
ディーセント・ワーク(人生と両立できる働きがいのある仕事)を推進する
ワークライフバランスによる余暇の充実
- 労働効率を高めた運用の推進
- ワークライフバランスの推進と健康経営の実践
- 多様化する社会環境に合わせた働き方改革の推進
- 心理的安全性を高める職場環境の構築
【財務】 財務体質を強化する
現有資源を有効に活用し経営環境の急変にも揺るがない財務体質とする
- 事業環境の変化に対応可能な収支構造の見直し
- 社会変化と制度動向を踏まえた投資計画の策定
- 次期中期事業計画を見据えた財務戦略の立案