園長 冨永 裕美
満開の桜が聖隷こども園めぐみを包み込み、新しい年度のはじまりをお祝いしているかのようです。心待ちにしていた暖かな春の訪れですね。
先日は卒園式を終え、この春33名の子どもたちがこども園めぐみを巣立ち新しい世界へ一歩踏み出していきました。規模を縮小して行った卒園式でしたが保護者の皆さんと一緒に子どもたちの成長を感じながらお祝いすることができましたことを心より感謝申し上げます。
そして本日4月1日より当園は同じせいれいの里敷地内に隣接しておりました事業所内保育所聖隷めぐみ保育園との統合が図られ、定員数を変更し新しくスタートします。本日、64名の新入園児を迎え全園児187名で新しい年度が始まりました。この新しい出会いを大切にしていきたいと思います。新入園児そしてその親御さんにとっては、きっと不安な気持ちが大きい事と思いますが、子どもたちが園での生活に少しずつ慣れていってもらえるよう一人ひとりと、丁寧に関わっていきたいと思っています。また、新しいクラスでの生活が始まった在園の子どもたちそして保護者の皆様にとっても、期待と、不安とが入り混じっていることと思います。園が子どもたちにとって安心できる場となり、それぞれの子どもたちがいきいきと生活できるよう見守っていきたいと思います。担任を含め職員皆で子どもたちを見守っていきますので、わからないことや心配なことなどありましたらいつでも声をかけてくださいね。
さて、年度末の期間に園では新年度に向けた準備と並行して、職員は園内での話し合いを重ねてきました。リモートを使用して行った研修では非営利団体コドモノミカタ代表理事であり乳幼児教育実践研究科家の井桁容子氏より「子どもの心が育つ保育」というテーマでの講演も聴きました。人生のはじまりの乳児期は毎日が初めてのことの連続で安心と安全で包み込む環境が重要であることや、丁寧に共感されて育った子どもは、他者との共感力に優れ、コミュニケーション力が豊かに育つこと、子どもの行為の意味を分かろうとするまなざしや子どもと一緒に心を動かしながら共感するまなざしが大切であることなど、保育者としても親としても大切にしていきたいことであり、明日からの保育につなげていきたいと再確認しました。またこれらは聖隷のこども園・保育園の理念に重なるものです。こども園では、『子どもたちは今を生きています。私たちは愛を持って子どもたちの豊かな心を育みます。豊かな心は未来を創ります。』というメッセージを大切にしています。子どもたちは今を生きています。そのひと時ひと時がとても大切です。未来のために今があるのではなく、愛され大切な存在として受け止められる日々を重ねる中で、自己肯定感を育み、豊かな心が育っていきます。そのことが子どもたちの豊かな未来につながっていくと考えているからです。少しでも早く何かがができるようになることが大事なのではなく、今この時を大切に過ごしていくことが未来へとつながっていくのです。子どもたち一人ひとりのあるがままのすがたを受け止め、子どもたちの力を信じて待つことを大切に、子どもたちが主体的に遊びを展開できるよう環境を考え準備し、職員の関わりについても皆で確認し合いました。そしていつも変わることのない神様の大きな愛が注がれているということを子どもたちに伝えていきたいと思っています。そして、保護者の皆さんと共に子どもたちの成長を喜びあっていきたいと思います。子どもたちそして保護者の皆様が安心して園生活をおくることができますよう職員一同、精一杯つとめさせていただきます。この1年どうぞよろしくお願いいたします。
尚、新型コロナウイルスの感染拡大についてはいまだに不安が続いています。園としてできる衛生管理を徹底していきたいと思います。保護者の皆様には、お子さん及び保護者の皆様の体調管理(毎朝の検温等)、情報の確認等、ご協力をお願いいたします。また、今後の行事等も状況に応じて検討し変更等もありますので、御理解ご協力をお願いいたします。
満開の桜が聖隷こども園めぐみを包み込み、新しい年度のはじまりをお祝いしているかのようです。心待ちにしていた暖かな春の訪れですね。
先日は卒園式を終え、この春33名の子どもたちがこども園めぐみを巣立ち新しい世界へ一歩踏み出していきました。規模を縮小して行った卒園式でしたが保護者の皆さんと一緒に子どもたちの成長を感じながらお祝いすることができましたことを心より感謝申し上げます。
そして本日4月1日より当園は同じせいれいの里敷地内に隣接しておりました事業所内保育所聖隷めぐみ保育園との統合が図られ、定員数を変更し新しくスタートします。本日、64名の新入園児を迎え全園児187名で新しい年度が始まりました。この新しい出会いを大切にしていきたいと思います。新入園児そしてその親御さんにとっては、きっと不安な気持ちが大きい事と思いますが、子どもたちが園での生活に少しずつ慣れていってもらえるよう一人ひとりと、丁寧に関わっていきたいと思っています。また、新しいクラスでの生活が始まった在園の子どもたちそして保護者の皆様にとっても、期待と、不安とが入り混じっていることと思います。園が子どもたちにとって安心できる場となり、それぞれの子どもたちがいきいきと生活できるよう見守っていきたいと思います。担任を含め職員皆で子どもたちを見守っていきますので、わからないことや心配なことなどありましたらいつでも声をかけてくださいね。
さて、年度末の期間に園では新年度に向けた準備と並行して、職員は園内での話し合いを重ねてきました。リモートを使用して行った研修では非営利団体コドモノミカタ代表理事であり乳幼児教育実践研究科家の井桁容子氏より「子どもの心が育つ保育」というテーマでの講演も聴きました。人生のはじまりの乳児期は毎日が初めてのことの連続で安心と安全で包み込む環境が重要であることや、丁寧に共感されて育った子どもは、他者との共感力に優れ、コミュニケーション力が豊かに育つこと、子どもの行為の意味を分かろうとするまなざしや子どもと一緒に心を動かしながら共感するまなざしが大切であることなど、保育者としても親としても大切にしていきたいことであり、明日からの保育につなげていきたいと再確認しました。またこれらは聖隷のこども園・保育園の理念に重なるものです。こども園では、『子どもたちは今を生きています。私たちは愛を持って子どもたちの豊かな心を育みます。豊かな心は未来を創ります。』というメッセージを大切にしています。子どもたちは今を生きています。そのひと時ひと時がとても大切です。未来のために今があるのではなく、愛され大切な存在として受け止められる日々を重ねる中で、自己肯定感を育み、豊かな心が育っていきます。そのことが子どもたちの豊かな未来につながっていくと考えているからです。少しでも早く何かがができるようになることが大事なのではなく、今この時を大切に過ごしていくことが未来へとつながっていくのです。子どもたち一人ひとりのあるがままのすがたを受け止め、子どもたちの力を信じて待つことを大切に、子どもたちが主体的に遊びを展開できるよう環境を考え準備し、職員の関わりについても皆で確認し合いました。そしていつも変わることのない神様の大きな愛が注がれているということを子どもたちに伝えていきたいと思っています。そして、保護者の皆さんと共に子どもたちの成長を喜びあっていきたいと思います。子どもたちそして保護者の皆様が安心して園生活をおくることができますよう職員一同、精一杯つとめさせていただきます。この1年どうぞよろしくお願いいたします。
尚、新型コロナウイルスの感染拡大についてはいまだに不安が続いています。園としてできる衛生管理を徹底していきたいと思います。保護者の皆様には、お子さん及び保護者の皆様の体調管理(毎朝の検温等)、情報の確認等、ご協力をお願いいたします。また、今後の行事等も状況に応じて検討し変更等もありますので、御理解ご協力をお願いいたします。