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子どもを真ん中に

園長 冨永 裕美

新緑が目にまぶしく、吹く風の心地よさを感じる季節になりましたね。花壇に咲く色とりどりの花を見ていると心も弾むようです。しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大は一向に終息の兆しも見えず、変異株の感染力の強さが伝えられるなど心配は尽きませんね。園では引き続き、感染症対策に力を入れながら過ごしていきたいと考えています。保護者の皆様にも引き続きご協力をお願いいたします。
新年度が始まり、1か月が過ぎました。子どもたちも少しずつ新しい環境に慣れてきているようで園内に響いていた泣き声が、笑顔に変わってきていてうれしく思います。保護者の皆様にとっても、新しい環境の中で過ごすお子さんの様子を心配しながらの毎日だったのではないでしょうか。お子さんの様子を十分にお伝えできていないこともあったかと思いますが、送迎の際声をかけさせていただいたり、連絡ノートやクラスだより、掲示物等を使い出来るだけ発信していきたいと思っています。ぜひご家庭での様子等も教えていただき、家庭と園とでお子さんの姿を共有し、成長を共に喜び合っていきたいと思います。昨年度開催できなかった懇談会も、今年度は分散して行えるよう年間予定の中に組み込ませていただき(年間2回開催予定)先日より順番に行っています。園からお伝えすることも多くなってしまいましたが、保護者の皆さん同士顔を合わせていただいたり、日頃感じていることをお話ししていただく機会になり開催でき沢山の方にご参加いただいていることに感謝しています。また先日手紙でもお知らせしましたが保育参加についても、お子さんの園での様子を知っていただく機会としたいと考えていますので、お忙しい中とは思いますがぜひご参加ください。保護者の皆様とともに子どもたちを真ん中において過ごしていきたいと思っています。
5月は何といっても気持ちの良い気候に、心も開放的になってきますね。園での生活が少しずつ安心できる場となり、子どもたちの活動も活発になっていくことでしょう。園では乳児クラスの子どもたちも、幼児クラスの子どもたちも園庭や遊歩道、まな広場など戸外で過ごすことが増え、戸外遊びがとても楽しくなってきました。子どもたちは開放的な中で自然と触れ合い、のびのびと過ごしています。草花を摘んだり、虫を見つけたり、小さな小枝や石ころを大事そうに握りしめていたりもしています。色水遊びや泥団子作りを楽しんでいる子どももいます。戸外には子どもたちの気持ちをワクワクさせてくれるものがいっぱいです。そばにいる私たち保育者は、子どもたちを見守り、心の動きを読み取り共感し、必要な援助をしたり、環境を整えたりしながら子どもたちが感性豊かに育っていくことを願って関わっていきます。豊かな実体験を通して様々なことに興味関心が広がっていく園での生活を大切にしていきたいと思います。