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新年あけましておめでとうございます

園長  冨永 裕美
新年明けましておめでとうございます。また特別保育期間につきましては、ご理解ご協力いただきありがとうございました。お休みが明け、久しぶりに顔を合わせた子どもたちの満面の笑顔に新しい年の始まりを心強く感じました。新しい1年が子どもたちにとってかけがえのない日々となるよう、職員一同子どもたちとの関わりを大切にしていきたいと思います。どうぞよろしくおねがいいたします。
 さて、昨年12月に園ではクリスマス祝会を行いました。キリスト教の精神を基本理念としている当園にとってクリスマスは大切な行事の一つですが、コロナ禍の中での開催ということで、職員間で話し合いを重ねました。そして、子どもたちの発達に合わせ無理のない形で神さまの愛を伝えていきたいという思いを大切にしました。乳児クラスでは毎週クランツのろうそくに灯をともし、うれしいクリスマスの日が少しずつ近づいているねと楽しみにしながら過ごすことができました。そして通常の保育の中でクリスマスの礼拝を守り皆でイエス様のお誕生をお祝いすることができました。
幼児クラスでもクリスマスを迎える準備をしていくアドベントの期間をそれぞれの年齢に合わせた方法で行いながらクリスマスを楽しみに待っていた子どもたちでした。そして、クリスマス祝会当日は礼拝とページェントを行い、保護者の参加については年長クラスに限定させていただきました。参加してくださった保護者の皆様からのアンケートにも温かなお言葉をいただき、制約のある中でしたが皆様のご理解ご協力をいただけたことに心より感謝いたします。
幼児クラスの祝会では、はじめに礼拝を守ります。くじら組の子どもたちはキャンドルを手に入場してきます。クリスマスツリーとクランツのろうそくの灯がともる中静かな時間が流れます。子どもたちは讃美歌を歌ったり、お祈りをしたり、神さまのお話を聴いていく中で目には見えない神さまに想いを向けます。神さまがどんな時も私たちのことを大きな愛で包んでくださっていることが子どもたちの心のどこかに残っていってくれたらと願っています。そして自分以外のものにも目を向ける機会として献金をささげることもできました。代表してお祈りをしてくれたくじら組の子どもの困っている人のために使ってくださいという言葉には胸が熱くなりました。献金の趣旨をご理解いただきご協力いただきましたこと改めてお礼申し上げます。
祝会ではイエス様がお生まれになった出来事を伝えるページェントもささげました。くじら組の子どもたちはいよいよ自分たちの番とばかりにとても張り切り、役決め、衣装合わせ、リハーサルと準備を進めていきました。役決めでははじめに自分がやりたい役を考え伝えたうえでそれぞれの思いを出し合い、希望が重なり合った時には話し合いを重ねていきました。子どもたちは、一生懸命考えどの役も大切と受け止め真剣に取り組んでいました。そのような姿を祝会で堂々と行なうことができ、保護者の皆様にも温かく見守っていただき、子どもたちにとって大きな喜びになったようです。また、年長クラスの子どもたちにとって皆で一つのことに取り組み、やり遂げたという達成感を味わったこの経験は大きな自信となっていくことでしょう。これからまた新しいことに一歩踏み出す大きな力となってくれることと期待しています。神様の愛に包まれながら子どもたちの成長をともに喜びあえたことに心から感謝しています。
 後日サンタクロースが園に来てくれた日には、子どもたち一人ひとりにプレゼントが手渡され大喜びでした。「サンタさんはどこから来たの?」「サンタさん来てくれてありがとう。」心温まるふれあいのひと時でした。
いよいよ今年度も残り3ヶ月となりました。新型コロナウイルス感染症の感染再拡大が始まりつつあるようです。園では今後も感染症の予防に努め子どもたちが安心して園生活を十分に楽しめるようにしていきたいと思います。保護者の皆様にも色々な面でご協力いただくことになると思いますが引き続きよろしくお願いいたします。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。