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母の日に寄せて

園長 冨永 裕美
園を囲む木々は新緑に染まり、吹く風がとても心地良い季節になりました。新年度が始まり、1か月が過ぎましたね。子どもたちも新しい環境に少しずつ慣れてきているようです。園内に響いていた泣き声も徐々に減り、笑顔を見せてくれることが増えうれしく思います。担任の先生に抱っこされると安心して遊びだしたり、保育室の中にお気に入りの場所やおもちゃができたりしているようです。一人ひとりの子どもたちにとって園が安心出来る場所になっていけるように私たち保育者は子どもたちと丁寧に関わっていきたいと思っています。保護者の皆様にとっては、新しい環境の中で過ごすお子さんの様子を心配しながらの毎日だったことと思います。お子さんの様子を十分にお伝えできていないこともあったかと思いますが、送迎の際声をかけさせていただいたり、連絡ノートやクラスだより、掲示物等を使い出来るだけ発信していきたいと思っています。ぜひご家庭での様子等も教えていただき、家庭と園とでお子さんの姿を共有し、成長を共に喜び合っていきたいと思います。今月は懇談会も予定されています。園からお伝えすることだけでなく保護者の皆さん同士顔を合わせていただき、日頃感じていることをお話ししていただく機会になればと思っていますので、お忙しい中とは思いますがぜひご参加ください。
さて本日園では母の日の礼拝を守りました。(母の日はキリスト教の行事のひとつで由来を記載しましたので参照してください)。保育室からは子どもたちが歌う♪お母さん大好き♪の讃美歌や♪パパとママと赤ちゃん♪の讃美歌が聴こえてきます。礼拝では「大好きなお母さんと一緒に過ごせてありがとうございます…」と保育者の祈りにあわせ子ども多たちも一緒にお祈りをしています。幼児クラスでは、母の日を前に各クラスでお母さんやお父さん、大切な家族のことを思い浮かべながら話をする時間を作ってきました。「お母さんは毎日ご飯を作ってくれる」「いっぱい遊んでくれる」子どもたちにとっては「○○してくれてありがとう」が真っ先に思い浮かぶようです。お母さんやお父さんおじいちゃんやおばあちゃん…たくさんの人たちがみんなのことを大切に思っていること、自分たちのことを大切に思ってくれる人がいてくれるそれはとてもうれしいことだねと話をしていきました。そして、目の前にいる大好きな人たちを通して、目には見えない神様のことを感じていってほしいと想っています。神さまはどんな時も私たちのことを大きな愛で包んでくださっています。家に帰ったら大好きなお母さんにプレゼントするとカードを作ったり、色紙で花を作っている子どももいました。「大好き、ぎゅうってしてもらうの」と教えてくれた子もいました。いつも大切に愛情を注いでくださる方たちにありがとうと感謝の気持ちが伝わり、うれしい気持ちが周囲へと繋がっていくといいですね。
気持ちの良い気候の中これからは戸外遊びがますます楽しくなっていきますね。子どもたちの活動も活発になっていくことでしょう。戸外には子どもたちの気持ちをワクワクさせてくれるものがいっぱいです。草花を摘んだり、虫を見つけたり、砂場遊びをしたり、自然と触れ合いのびのびと過ごし、様々なことに興味関心が広がっていくような園での生活を大切にしていきたいと思います。
昨日までの大型連休中は全国あちらこちらで大勢の人出があったとの報道に少しずつ社会経済活動が活発になっていることを感じながらも、新型コロナウイルスの感染の心配は今後も続いていくだろうことも感じています。浜松市内のこども園や保育園でも感染者が増え登園自粛や休園を余儀なくされている現状があります。園では引き続き、感染症対策に力を入れながら、子どもたちの園生活を充実したものとなるよう過ごしていきたいと考えています。保護者の皆様にも引き続きご協力をお願いいたします。