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子どもの育ちを共に支える

園長  冨永 裕美
朝晩は空気の冷たさを感じる季節になりました。木々の葉の色の変化が美しく、またそんな発見が楽しい時です。お散歩に出かけた子どもたちは落ち葉や木の実のお土産を手に誇らしげに戻ってきます。和合せいれいの里内は自然の移り変わりを肌で感じることの出来る恵まれた環境があります。自然の移り変わりを五感で思い切り感じながら過ごしていきたいと思います。
さて、先日の「めぐみっこひろば」は、幼児クラスのみの開催とさせて頂きました。開催に向け様々な検討を行い、今年もクラスごとに行いましたが、保護者の皆様にはご理解ご協力を頂き、またお忙しい中そしてとても暑い日差しの中ご参加いただきありがとうございました。当日は大好きなおうちの方がいてくれるとあって張り切っている姿や、いつもと違う雰囲気に少し緊張してしまう姿もありましたね。行事は日々のつながりの中の一場面として捉えています。行事までのプロセスや、行事での経験がきっかけになり、その後も遊びが継続し発展していったり、行事を通して子どもたちが自信を持ち成長する場にしていきたいと思っています。そして子どもたちの育ちを保護者の皆さんと一緒に喜ぶことができることもとてもうれしい事です。温かな見守りの中で過ごせたことはきっと子どもたちの育ちにとって大きな力となっていくことでしょう。また、アンケートにご協力頂きありがとうございました。今後の参考にさせて頂きたいと思います。園だよりに一部を紹介しますのでご覧ください。
さて、先日まで年長クラスの保護者の皆さんと「就学前面談」を行ってきました。園での生活も残り半年余りとなる中、園での様子をお伝えしたり、家庭の様子を伺ったりしながら子どもたちの成長の様子を確認し合い、小学校という新しい環境へとつながっていく大事な時期を出来るだけ充実して過ごしていけるよう色々なお話をする貴重な時間となりました。各ご家庭とお話をする中で家庭が子どもたちの育ちにとっていかに基盤になっているかを再確認しました。ある保護者さんから、「これからの社会の中に進んでいく子どもたちに、勉強だけでなく生きる力を育てていくにはどのようにしていったらよいでしょうか?」といった質問があり色々なお話をしました。乳幼児期の実体験はとても大切で、子どもが興味関心を持ったり、考えたり、試したりすることに大人もしっかりと向き合っていきたいですね、また人との関りの中でこそ生まれる感情も大切にしていきたいですね、そんなお話をしました。保護者の皆さん、そして園では私たち職員が子どもたちとしっかりと向き合いながら、子どものあるがままを受け入れ、子どもたちが自分が大切にされている、愛されていると日々感じながら自己肯定感を育んでいくことが生きる力に繋がっていくのではないかと思います。ぺんぎん・いるか組では保育参加後に保護者の皆さんとお話しする時間を少しですがもちました。また乳児クラスの保護者の皆さんとは連絡ノート等でも日々お子さんの姿を共有出来たらと考えています。日頃なかなかゆっくりと時間が取れない中ではありますが、是非お子さんのお話を沢山していきましょう。家庭と園とで子どもたちの育ちを共に支えていきましょう。
新型コロナウイルス感染症は少しづつ落ち着いてきているようではありますが、今後の状況はいまだ予測できません。今後はインフルエンザやその他の感染症も心配な時期になっていきます。感染症対策に引き続き注意しながら子どもたちが健康に過ごせるようしていきたいと思います。