園長 冨永 裕美
新年明けましておめでとうございます。また年末年始特別保育期間にご理解ご協力いただきありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
先日の静岡県内保育園での虐待行為が行われていたというショッキングな事件に、保護者の皆様も心配が募られたのではないでしょうか。保育園・こども園は子どもの最善の利益を保証する場でなくてはならないはずが、なぜ?そんな思いになりますが、自分たちの園、自分たちの保育に置き換え考えていくことが必要不可欠です。通常でも行っていることですが今回の事件を受け、こども園めぐみでも改めて研修会に参加したり、園内で職員間での話し合いの場、保育の振り返りの場を持ち、子どもの人権を尊重した保育について考え合いました。「具体的に、何をどうすることが子どもの最善の利益になるのか」「子どもの人権を守るとは」「大人の私たちの利益が優先されていることはないか」等、改めて考える機会となり、子どものためと思いながら大人の都合に合わせた選択をしたり、させていたりしていないかなど確認し合いました。「児童は人として尊ばれる」と児童憲章の前文にも綴られています。子どもは何も分からない存在ではなく、人格を持った一人の人間として、私たちは一人ひとりの子どもたちを尊重していかなくてはなりません。大人はともすると自分の経験値で考え子どものためと思ってしていることが、よく考えてみると大人の都合のいいように促している場合があるかもしれません。常に立ち止まって「これは大人の都合ではないか」「子どもにとってどうだろう」「この子はどうしようとしているのかな」等と振り返りながらしっかりと子どもたちと向き合っていかなくてはなりません。新しい1年が子どもたちにとってかけがえのない日々となるよう、職員一同子どもたちとの関わりを大切にしていきたいと思います。何か心配なこと、気になることなどありましたらいつでもお声掛けください。
さて、昨年12月に園ではクリスマス祝会を行いました。キリスト教の精神を基本理念としている当園にとってクリスマスは大切な行事として考えています。子どもたちの発達に合わせ無理のない形で神さまの愛を伝えていきたいという思いを大切に過ごしてきました。乳児クラスでは毎週クランツのろうそくに灯をともし、クリスマスの日が少しずつ近づいてきてうれしいねと過ごすことができました。そして通常の保育の中でクリスマスの礼拝を守り皆でイエス様のお誕生をお祝いしました。
幼児クラスでもアドベントの期間クリスマスを迎える準備をしながらクリスマスを楽しみに待っていた子どもたちでした。そして、クリスマス祝会当日は年長クラスの保護者の皆さんに見守っていただく中で礼拝とページェントを行いました。礼拝ではクリスマスツリーとクランツのろうそくの灯がともる中静かな時間が流れます。子どもたちは讃美歌を歌ったり、お祈りをしたり、遠州栄光教会の倉持伝道師から神さまのお話を聴きました。目には見えない神さまに想いを向け、神さまがいつも一緒にいてくださること、どんな時も私たちのことを大きな愛で包んでくださっていることが子どもたちの心のどこかに残っていってくれたら、いつか子どもたちの力となってくれたらと願っています。そして自分以外のものにも目を向ける機会として献金をささげることもできました。代表してお祈りをしてくれたくじら組の子どものお祈りに胸が熱くなりました。献金の趣旨をご理解いただきご協力いただきましたこと改めてお礼申し上げます。
祝会ではイエス様がお生まれになった出来事を伝えるページェントもささげました。くじら組の子どもたちはいよいよ自分たちの番とばかりにとても張り切り、役決め、衣装合わせ、リハーサルと短い期間の中で準備を進めていきました。役決めでははじめに自分がやりたい役を考え伝えたうえでそれぞれの思いを出し合い、希望が重なり合った時には話し合いを重ねていきました。子どもたちは、一生懸命考えどの役も大切と受け止め真剣に取り組んでいました。そのような姿を祝会で堂々と行なうことができ、保護者の皆様にも温かく見守っていただき、子どもたちにとっては大きな喜びだったようです。また、年長クラスの子どもたちにとって皆で一つのことに取り組み、やり遂げたという達成感を味わったこの経験は大きな自信となっていくことでしょう。これからまた新しいことに一歩踏み出す大きな力となってくれることと期待しています。神様の愛に包まれながら子どもたちの成長をともに喜びあえたことに心から感謝しています。クリスマス祝会に参加してくださった保護者の皆様からのアンケートからも温かなお言葉をいただきましたことお礼申し上げます。コロナ禍の中で制約のある中でしたが皆様のご理解ご協力をいただけたことに心より感謝いたします。
いよいよ今年度も残り3ヶ月となりました。園では今後も感染症の予防に努め子どもたちが安心して園生活を十分に楽しめるようにしていきたいと思います。保護者の皆様にも色々な面でご協力いただくことになると思いますが引き続きよろしくお願いいたします。
新年明けましておめでとうございます。また年末年始特別保育期間にご理解ご協力いただきありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
先日の静岡県内保育園での虐待行為が行われていたというショッキングな事件に、保護者の皆様も心配が募られたのではないでしょうか。保育園・こども園は子どもの最善の利益を保証する場でなくてはならないはずが、なぜ?そんな思いになりますが、自分たちの園、自分たちの保育に置き換え考えていくことが必要不可欠です。通常でも行っていることですが今回の事件を受け、こども園めぐみでも改めて研修会に参加したり、園内で職員間での話し合いの場、保育の振り返りの場を持ち、子どもの人権を尊重した保育について考え合いました。「具体的に、何をどうすることが子どもの最善の利益になるのか」「子どもの人権を守るとは」「大人の私たちの利益が優先されていることはないか」等、改めて考える機会となり、子どものためと思いながら大人の都合に合わせた選択をしたり、させていたりしていないかなど確認し合いました。「児童は人として尊ばれる」と児童憲章の前文にも綴られています。子どもは何も分からない存在ではなく、人格を持った一人の人間として、私たちは一人ひとりの子どもたちを尊重していかなくてはなりません。大人はともすると自分の経験値で考え子どものためと思ってしていることが、よく考えてみると大人の都合のいいように促している場合があるかもしれません。常に立ち止まって「これは大人の都合ではないか」「子どもにとってどうだろう」「この子はどうしようとしているのかな」等と振り返りながらしっかりと子どもたちと向き合っていかなくてはなりません。新しい1年が子どもたちにとってかけがえのない日々となるよう、職員一同子どもたちとの関わりを大切にしていきたいと思います。何か心配なこと、気になることなどありましたらいつでもお声掛けください。
さて、昨年12月に園ではクリスマス祝会を行いました。キリスト教の精神を基本理念としている当園にとってクリスマスは大切な行事として考えています。子どもたちの発達に合わせ無理のない形で神さまの愛を伝えていきたいという思いを大切に過ごしてきました。乳児クラスでは毎週クランツのろうそくに灯をともし、クリスマスの日が少しずつ近づいてきてうれしいねと過ごすことができました。そして通常の保育の中でクリスマスの礼拝を守り皆でイエス様のお誕生をお祝いしました。
幼児クラスでもアドベントの期間クリスマスを迎える準備をしながらクリスマスを楽しみに待っていた子どもたちでした。そして、クリスマス祝会当日は年長クラスの保護者の皆さんに見守っていただく中で礼拝とページェントを行いました。礼拝ではクリスマスツリーとクランツのろうそくの灯がともる中静かな時間が流れます。子どもたちは讃美歌を歌ったり、お祈りをしたり、遠州栄光教会の倉持伝道師から神さまのお話を聴きました。目には見えない神さまに想いを向け、神さまがいつも一緒にいてくださること、どんな時も私たちのことを大きな愛で包んでくださっていることが子どもたちの心のどこかに残っていってくれたら、いつか子どもたちの力となってくれたらと願っています。そして自分以外のものにも目を向ける機会として献金をささげることもできました。代表してお祈りをしてくれたくじら組の子どものお祈りに胸が熱くなりました。献金の趣旨をご理解いただきご協力いただきましたこと改めてお礼申し上げます。
祝会ではイエス様がお生まれになった出来事を伝えるページェントもささげました。くじら組の子どもたちはいよいよ自分たちの番とばかりにとても張り切り、役決め、衣装合わせ、リハーサルと短い期間の中で準備を進めていきました。役決めでははじめに自分がやりたい役を考え伝えたうえでそれぞれの思いを出し合い、希望が重なり合った時には話し合いを重ねていきました。子どもたちは、一生懸命考えどの役も大切と受け止め真剣に取り組んでいました。そのような姿を祝会で堂々と行なうことができ、保護者の皆様にも温かく見守っていただき、子どもたちにとっては大きな喜びだったようです。また、年長クラスの子どもたちにとって皆で一つのことに取り組み、やり遂げたという達成感を味わったこの経験は大きな自信となっていくことでしょう。これからまた新しいことに一歩踏み出す大きな力となってくれることと期待しています。神様の愛に包まれながら子どもたちの成長をともに喜びあえたことに心から感謝しています。クリスマス祝会に参加してくださった保護者の皆様からのアンケートからも温かなお言葉をいただきましたことお礼申し上げます。コロナ禍の中で制約のある中でしたが皆様のご理解ご協力をいただけたことに心より感謝いたします。
いよいよ今年度も残り3ヶ月となりました。園では今後も感染症の予防に努め子どもたちが安心して園生活を十分に楽しめるようにしていきたいと思います。保護者の皆様にも色々な面でご協力いただくことになると思いますが引き続きよろしくお願いいたします。