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ご入園、進級 おめでとうございます

園長 冨永 裕美
満開の桜が聖隷こども園めぐみを包み込み、新しい年度のはじまりをお祝いしているかのようです。先日は無事に卒園式を終え、この春33名のくじら組の子どもたちがこども園めぐみを巣立ち新しい世界へ一歩踏み出していきました。卒園式後も登園していたくじら組の子どもたちでしたが、別々の小学校へと進みすぐには会えないことに寂しさを感じながらも、「また会えるね」「ずっと友達だね」と語り合っている姿は何ともほほえましいものでした。また、こども園めぐみに通園する最後の日には、多くの親御さんからご挨拶をいただき、お別れを惜しみながら子どもたちの成長を改めて喜び合うひと時となりました。こうして保護者の皆様に支えていただいていることを心から感謝するとともに、卒園していった子どもたちがそれぞれの場所でその子らしさを発揮し、輝いていく事を心から祈ります。
さて、先週4月1日土曜日には入園式を行い、新しく42名の新入園児を迎え、全園児197名で新年度がスタートしました。はじめて子どもさんを預けることになった親御さんにとっては、きっと不安なことばかりだと思いますが、子どもさんたちが少しずつ園での生活に慣れていってもらえるよう一人ひとりと、丁寧に関わっていきたいと思っています。また、新しいクラスでの生活が始まった在園児の子どもたち、そして保護者の皆様にとっても、期待と不安とが入り混じっていることと思いますが、園が子どもたちにとって安心できる場となり、それぞれの子どもたちがいきいきと生活できるよう担任を含め職員皆で見守っていきたいと思います。新しい生活が始まり、いつも以上に甘えたり、登園時に親御さんから離れられなかったりと様々な子どもたちの姿が見られ戸惑われるかもしれません。お子様のことで何かご心配な事などありましたら、どんな些細なことでも結構ですので職員にお声掛け下さい。そして子どもの心のよりどころであるご家庭でもお子様の心の変化を受け止め、いつも以上に親子のスキンシップの時間を作って頂くなどお忙しい中ではありますが子どもたちが安心出来る場、時、関りをお願いいたします。
 年度末特別保育の期間には保護者の皆さんのご協力をいただいて、新年度に向けた準備と並行して、職員は合同研修や園内での話し合いの時間を持つことができ、ありがとうございました。園内研修の中では聖隷のこども園・保育園の理念について確認する時間も持つことができました。「キリスト教の精神を基本理念とし、児童福祉法・児童憲章にのっとり、健康で安全・安心な乳幼児の保育・教育を目指し」、具体的には「愛されて愛する心を知り、お互いが大切な存在であることを知る。」「一人ひとりの違いに気づき、お互いを認め合いながらともに主体的に生活する。」「自己発揮できる環境の中で創造性を育てる。」「在園、地域の子育て家庭が心豊かな環境で子育てできるように支援する。」の4つの柱が聖隷のこども園・保育園に共通した理念となります。子どもたちは自分は愛され大切にされていると感じることができる日々を重ねることで、自己肯定感が育まれ、豊かな心が育っていきます。そのことが子どもたちの豊かな未来につながっていくと考えています。今この時を生きる子どもたちの、今この時を大切にし、子どもたちの力を信じ、子どもたちの園での生活を整え、より充実したものにしていきたいと思います。いつも変わることのない神様の大きな愛が注がれているということを子どもたちに伝えていきたいと思っています。そして保護者の皆さんと共に子どもたちの成長を喜びあっていきたいと思います。
聖隷こども園めぐみは和合せいれいの里内に位置し、豊かな自然と多くの人との関りが出来る恵まれた環境の中にあります。こうした恵まれた環境をいかし、様々な経験ができるようにしていきたいと思います。 子どもたちそして保護者の皆様が安心して園生活をおくることができますよう職員一同、精一杯つとめさせていただきます。この1年どうぞよろしくお願いいたします。