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深まる秋を満喫する

園長 冨永 裕美
和合せいれいの里内の木々の葉も日毎に色づき、秋もすっかり深まってきたように感じます。急に気候が変わり、朝夕は冷え込む日もあり体調を崩す子どもたちが増えています。インフルエンザの感染拡大はいったん収まっていますが、今後も注意が必要ですね。その都度感染状況等お伝えしながら、子どもたちの健康管理、感染予防に配慮していきたいと思っています。ご家庭でもお子さんの体調チェックをよろしくお願いいたします。
さて、先月は乳児クラスでは「親子ふれあい広場」、幼児クラスでは「めぐみっこひろば」が開催されました。お忙しい中たくさんの方にご参加・ご協力いただきありがとうございました。乳児クラスでは初めての試みとして、浜松市動物園に集合していただき、シールラリーやクラスごとのレクリエーション、自由散策という内容で行いました。気持ちの良い気候の中で楽しい時間が過ごせたようです。普段ゆっくりお話しできない保護者の方同士また保育者とお話し出来る機会になったようです。幼児クラスではクラスごとの開催で各年齢ごとに様々な子どもたちの姿が見られました。当日は大好きなおうちの方がいてくれるとあって張り切っている姿や、いつもと違う雰囲気に少し緊張してしまう姿もありましたね。思い切り体を動かす気持ち良さを味わったり、友だちや保護者の方と一緒に行う事を楽しんだり、目標に向かって挑戦したりと子どもたちの成長を感じるひと時となりました。日々のつながりの中で行事は大切な一場面になっています。ここでの経験がきっかけになり、その後も遊びが継続し発展していったり、行事を通して子どもたちが自信を持ち成長する場にしていきたいと思っています。どちらの行事でも子どもたちの育ちを保護者の皆さんと一緒に喜ぶことができうれしく思います。温かな見守りの中で過ごせたことはきっと子どもたちの育ちにとって大きな力となっていくことでしょう。また、アンケートにご協力頂き、ありがとうございました。今後の参考にさせていただきたいと思います。園だよりに一部を紹介しますのでご覧ください。
深まる秋の中子どもたちも自然の変化に触れ心を弾ませながら日々を過ごしています。保育者は子どもたちの姿を追いながら子どもたちの心の動きや、発見や気づきに応答していこうと心がけています。保育者間でそのような子どもたちのエピソードを共有し合う時間も持っていますので少しですが紹介します。お散歩カーで出かけたほたる組の子どもたち、散歩カーのタイヤが落ち葉を踏む音に気が付いた様子で興味津々あたりを見回し車の下をのぞき込むようにしていたそうです。目で見るだけでなく、音を感じる子どもの気づきに寄り添っていきたいと保育者は感じています。お散歩バックを手に園周辺に散歩に出かけたとんぼ組の子どもたち、落ち葉や木の実をバックに詰め込んで誇らしげに戻ってきます。まな広場で見つけた植物の種を「おばけの卵」と見立てて、お散歩に行くたびに話題になって遊びが展開しているようです。イメージを共有して楽しむことが出来るようになってきているのですね。いるか組の子どもたちがお散歩先で出会ったのはリスの群れ。「きっき、きゅっきゅっ」と鳴いていることを発見して帰ってきたそうです。このように自然の移り変わりを肌で感じることの出来る恵まれた環境に感謝しながら、子どもたちと一緒に季節の変化を見つけ深まる秋を満喫していきたいものです。そして、子どもたちの発見や気づきに共感しながら、子どもたちの育ちにしっかりと向き合っていきたいと思っています。