園長 冨永 裕美
新年明けましておめでとうございます。また年末年始特別保育期間にご理解ご協力いただきありがとうございました。本日から本格的に保育が始まり元気な子どもたちの声が園内に響いています
元旦に発生した能登半島地震では多くの方が被災され、悲しい思いの中にいらっしゃることに心が痛みます。遠くにいて私たちにできることは少ないのですが、子どもたちと一緒に思いを向けていきたいと思います。子どもたちがご家族の皆さんと心を込めて捧げてくださった、クリスマス献金も被災地に送らせていただきたいと思います。
さて、昨年12月に園ではクリスマス祝会を行いました。キリスト教の精神を基本理念としている当園にとってクリスマスはとても大切な行事です。子どもたちの発達に合わせ無理のない形で神さまの愛を伝えていきたいという思いを大切にしてきました。乳児クラスでは毎週クランツのろうそくに1本ずつ灯をともし、毎日アドヴェントカレンダーを開きながら、クリスマスの日が少しずつ近づいてきてうれしいねと過ごしました。そして12月25日通常の保育の中でクリスマスの礼拝を守り皆でイエス様のお誕生をお祝いしました。送迎時にクリスマスツリーやまぶねを親子でご覧になりながらお子さんとの会話を楽しんでいらっしゃる様子、おうちでの献金の様子や「家でもクリスマスのお話をしています」といったコドモンのお便りの文章を目にしながら、クリスマスの喜びをご家族の皆さんもともに感じていただいていることをうれしく思いました。
幼児クラスでもアドヴェントの期間クリスマスを迎える準備をしながらクリスマスを楽しみに待っていた子どもたちでした。そして、祝会当日は年長クラスの保護者の皆さんに見守っていただく中で礼拝とページェントを行いました。礼拝ではクリスマスツリーとクランツのろうそくの灯がともる中静かな時間が流れます。子どもたちは讃美歌を歌ったり、お祈りをしたり、お話しに真剣に耳を傾けていました。目には見えない神さまに想いを向け、神さまがどんな時も私たちのことを大きな愛で包んでくださっていることが子どもたちの心のどこかに残っていってくれたらと願ってお話をしました。そしてそれぞれ大切に持ち寄った献金をささげることもできました。代表してお祈りをしてくれたくじら組の子どものお祈りに胸が熱くなりました。献金の趣旨をご理解いただきご協力いただきましたこと改めてお礼申し上げます。
礼拝後イエス様がお生まれになった出来事を伝えるページェントもささげました。くじら組の子どもたちは今回はいよいよ自分たちの番とばかりにとても張り切り、役決め、衣装合わせ、リハーサルと短い期間の中で準備を進めていきました。役決めでははじめに自分がやりたい役を考え伝えたうえでそれぞれの思いを出し合い、希望が重なり合った時には話し合いをしていきました。年長クラスでは日頃より「サークルタイム」という時間をもって、簡単なテーマについて少人数のグループで話し合いを行う時間を持ってきました。自分の思い、考えを相手に伝えたり、友だちの思いに耳を傾けるという経験が役決めの中でもいかされていたように感じました。「もう少し話し合って決めたい」そんな子どもたちの声を受け止め、時間をかける中で子どもたちは、一生懸命考えどの役も大切と受け止め真剣に取り組んでいました。祝会では緊張しながらも皆で気持ちを合わせ、堂々と行なうことができ、保護者の皆様にも温かく見守っていただき、子どもたちにとって大きな喜びになったようです。体調等で祝会当日参加できなかったお子さんもありましたが、一緒に作り上げていったプロセスがとても大切だったと思っています。皆で一つのことに取り組み、やり遂げたという達成感を味わったこの経験は大きな自信となっていくことと思います。これからまた新しいことに一歩踏み出す大きな力となってくれることと期待しています。神様の愛に包まれながら子どもたちの成長をともに喜びあえたことに心から感謝しています。
いよいよ今年度も残り3ヶ月となりました。子どもたちが安心して園生活をおくり、様々な人との関わりの中で、自分は大切にされている、愛されていると、日々実感していくことが、子どもたちの成長にとってとても大切なことです。自己肯定感を育み、そして少しずつ自分以外の人の存在も大切と思えるような心が芽生えてくるようにと願っています。かけがえのない一人ひとりとして、今を豊かに生きている子どもたちの成長に寄り添い、喜び合い、園での生活が子どもの育ちにとってより良いものとなるよう一つひとつの教育・保育活動を進めていきたいと思います。そして、幼い子どもたちの成長に関わらせていただけることの喜びと責任を職員皆が心に留めていきたいと思います。また、お子さんの成長の様子や、日々の気づきなど保護者の皆様と共有していきたいと思っていますので是非お話ください。本年もどうぞよろしくお願い致します。
新年明けましておめでとうございます。また年末年始特別保育期間にご理解ご協力いただきありがとうございました。本日から本格的に保育が始まり元気な子どもたちの声が園内に響いています
元旦に発生した能登半島地震では多くの方が被災され、悲しい思いの中にいらっしゃることに心が痛みます。遠くにいて私たちにできることは少ないのですが、子どもたちと一緒に思いを向けていきたいと思います。子どもたちがご家族の皆さんと心を込めて捧げてくださった、クリスマス献金も被災地に送らせていただきたいと思います。
さて、昨年12月に園ではクリスマス祝会を行いました。キリスト教の精神を基本理念としている当園にとってクリスマスはとても大切な行事です。子どもたちの発達に合わせ無理のない形で神さまの愛を伝えていきたいという思いを大切にしてきました。乳児クラスでは毎週クランツのろうそくに1本ずつ灯をともし、毎日アドヴェントカレンダーを開きながら、クリスマスの日が少しずつ近づいてきてうれしいねと過ごしました。そして12月25日通常の保育の中でクリスマスの礼拝を守り皆でイエス様のお誕生をお祝いしました。送迎時にクリスマスツリーやまぶねを親子でご覧になりながらお子さんとの会話を楽しんでいらっしゃる様子、おうちでの献金の様子や「家でもクリスマスのお話をしています」といったコドモンのお便りの文章を目にしながら、クリスマスの喜びをご家族の皆さんもともに感じていただいていることをうれしく思いました。
幼児クラスでもアドヴェントの期間クリスマスを迎える準備をしながらクリスマスを楽しみに待っていた子どもたちでした。そして、祝会当日は年長クラスの保護者の皆さんに見守っていただく中で礼拝とページェントを行いました。礼拝ではクリスマスツリーとクランツのろうそくの灯がともる中静かな時間が流れます。子どもたちは讃美歌を歌ったり、お祈りをしたり、お話しに真剣に耳を傾けていました。目には見えない神さまに想いを向け、神さまがどんな時も私たちのことを大きな愛で包んでくださっていることが子どもたちの心のどこかに残っていってくれたらと願ってお話をしました。そしてそれぞれ大切に持ち寄った献金をささげることもできました。代表してお祈りをしてくれたくじら組の子どものお祈りに胸が熱くなりました。献金の趣旨をご理解いただきご協力いただきましたこと改めてお礼申し上げます。
礼拝後イエス様がお生まれになった出来事を伝えるページェントもささげました。くじら組の子どもたちは今回はいよいよ自分たちの番とばかりにとても張り切り、役決め、衣装合わせ、リハーサルと短い期間の中で準備を進めていきました。役決めでははじめに自分がやりたい役を考え伝えたうえでそれぞれの思いを出し合い、希望が重なり合った時には話し合いをしていきました。年長クラスでは日頃より「サークルタイム」という時間をもって、簡単なテーマについて少人数のグループで話し合いを行う時間を持ってきました。自分の思い、考えを相手に伝えたり、友だちの思いに耳を傾けるという経験が役決めの中でもいかされていたように感じました。「もう少し話し合って決めたい」そんな子どもたちの声を受け止め、時間をかける中で子どもたちは、一生懸命考えどの役も大切と受け止め真剣に取り組んでいました。祝会では緊張しながらも皆で気持ちを合わせ、堂々と行なうことができ、保護者の皆様にも温かく見守っていただき、子どもたちにとって大きな喜びになったようです。体調等で祝会当日参加できなかったお子さんもありましたが、一緒に作り上げていったプロセスがとても大切だったと思っています。皆で一つのことに取り組み、やり遂げたという達成感を味わったこの経験は大きな自信となっていくことと思います。これからまた新しいことに一歩踏み出す大きな力となってくれることと期待しています。神様の愛に包まれながら子どもたちの成長をともに喜びあえたことに心から感謝しています。
いよいよ今年度も残り3ヶ月となりました。子どもたちが安心して園生活をおくり、様々な人との関わりの中で、自分は大切にされている、愛されていると、日々実感していくことが、子どもたちの成長にとってとても大切なことです。自己肯定感を育み、そして少しずつ自分以外の人の存在も大切と思えるような心が芽生えてくるようにと願っています。かけがえのない一人ひとりとして、今を豊かに生きている子どもたちの成長に寄り添い、喜び合い、園での生活が子どもの育ちにとってより良いものとなるよう一つひとつの教育・保育活動を進めていきたいと思います。そして、幼い子どもたちの成長に関わらせていただけることの喜びと責任を職員皆が心に留めていきたいと思います。また、お子さんの成長の様子や、日々の気づきなど保護者の皆様と共有していきたいと思っていますので是非お話ください。本年もどうぞよろしくお願い致します。