園長 冨永 裕美
新年明けましておめでとうございます。また年末年始の休みにご協力いただきありがとうございました。本日から通常保育が始まり元気な子どもたちの声が園内に響いています。寒さが厳しくなり、全国的にもインフルエンザや新型コロナの感染拡大が報告されています。聖隷こども園めぐみでも休み前から体調を崩す子どもが少しずつ増え、インフルエンザと診断されるケースもあり心配していました。休み中に体調を崩したお子さんもいたようですが、今のところは大きな流行はなく落ち着いているようです。今後も子どもたちが健康に過ごせるよう見守っていきたいと思います。
さて、昨年12月に園ではクリスマスを皆でお祝いすることができました。キリスト教の精神を基本理念としている当園にとってクリスマスはとても大切な行事です。子どもたちの発達に合わせ無理のない形で神さまの愛を伝えていきたいという思いを大切にして過ごしてきました。乳児クラスでは毎週クランツのろうそくに1本ずつ灯をともし、毎日アドヴェントカレンダーを開きながら、クリスマスの日が少しずつ近づいてきていることを伝えてきました。子どもたちもいつもと違う雰囲気を感じながらもとてもうれしそうです。そして12月25日通常の保育の中でクリスマスの礼拝を守り、皆でイエス様のお誕生をお祝いしました。
幼児クラスでもアドヴェントの期間、クリスマスを迎える準備をしながらクリスマスを楽しみに待ちながら過ごしました。祝会当日は年長クラスの保護者の皆様に見守っていただく中で礼拝とページェントを守りました。礼拝ではクリスマスツリーとクランツのろうそくの灯がともる中静かな時間が流れます。子どもたちは讃美歌を歌ったり、お祈りをしたり、お話しに真剣に耳を傾けていました。目には見えない神さまに想いを向け、神さまがどんな時も私たちのことを大きな愛で包んでくださっていることが子どもたちの心のどこかに残っていってくれたらと願ってお話をしています。そしてそれぞれ大切に持ち寄った献金をささげることもできました。献金の趣旨をご理解いただきご協力いただきましたこと改めてお礼申し上げます。
礼拝後はイエス様がお生まれになった出来事を伝えるページェントをささげました。くじら組の子どもたちは今回はいよいよ自分たちの番とばかりにとても張り切り、役決め、衣装合わせ、リハーサルと短い期間の中で準備を進めていきました。体調を崩して欠席する子どもも多く、皆がそろったのは祝会当日でした。子どもたちも保護者の皆様も職員も皆がそろったことを何より感謝しました。緊張しながらも友だちと気持ちを合わせ、堂々と行なうことができ、保護者の皆様にも温かく見守っていただき、子どもたちにとって大きな喜びになったようです。自分のことだけでなくお友だちのことも気にかけ、心配したり教えあったりしながら、一緒に作り上げていきました。仲間と一緒に一つのことに取り組んだプロセス、やり遂げたという達成感を味わった経験はくじら組の子どもたちにとって大きな自信となっていくことと思います。小学校へとつながるこの時期、新しいことに一歩踏み出す大きな力となってくれることと期待しています。神さまの愛に包まれながら子どもたちの成長をともに喜びあえたことに心から感謝しています。一緒に参加したいるか組・ぺんぎん組の子どもたちもお兄さんお姉さんの様子をじっと見つめていました。憧れの気持ちから今もごっこ遊びを楽しんだりしています。
いよいよ今年度も残り3ヶ月となりました。子どもたちが安心して園生活をおくり、様々な人との関わりの中で、自分は大切にされている、愛されていると、日々実感していくことが、子どもたちの成長にとってとても大切なことです。自己肯定感を育み、そして少しずつ自分以外の人の存在も大切と思えるような心が芽生えてくるようにと願っています。かけがえのない一人ひとりとして、今を豊かに生きている子どもたちの成長に寄り添い、喜び合い、園での生活が子どもの育ちにとってより良いものとなるよう一つひとつの教育・保育活動を進めていきたいと思います。そして、幼い子どもたちの成長に関わらせていただけることの喜びと責任を職員皆が心に留め日々の保育を丁寧に積み重ねていきたいと思っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年明けましておめでとうございます。また年末年始の休みにご協力いただきありがとうございました。本日から通常保育が始まり元気な子どもたちの声が園内に響いています。寒さが厳しくなり、全国的にもインフルエンザや新型コロナの感染拡大が報告されています。聖隷こども園めぐみでも休み前から体調を崩す子どもが少しずつ増え、インフルエンザと診断されるケースもあり心配していました。休み中に体調を崩したお子さんもいたようですが、今のところは大きな流行はなく落ち着いているようです。今後も子どもたちが健康に過ごせるよう見守っていきたいと思います。
さて、昨年12月に園ではクリスマスを皆でお祝いすることができました。キリスト教の精神を基本理念としている当園にとってクリスマスはとても大切な行事です。子どもたちの発達に合わせ無理のない形で神さまの愛を伝えていきたいという思いを大切にして過ごしてきました。乳児クラスでは毎週クランツのろうそくに1本ずつ灯をともし、毎日アドヴェントカレンダーを開きながら、クリスマスの日が少しずつ近づいてきていることを伝えてきました。子どもたちもいつもと違う雰囲気を感じながらもとてもうれしそうです。そして12月25日通常の保育の中でクリスマスの礼拝を守り、皆でイエス様のお誕生をお祝いしました。
幼児クラスでもアドヴェントの期間、クリスマスを迎える準備をしながらクリスマスを楽しみに待ちながら過ごしました。祝会当日は年長クラスの保護者の皆様に見守っていただく中で礼拝とページェントを守りました。礼拝ではクリスマスツリーとクランツのろうそくの灯がともる中静かな時間が流れます。子どもたちは讃美歌を歌ったり、お祈りをしたり、お話しに真剣に耳を傾けていました。目には見えない神さまに想いを向け、神さまがどんな時も私たちのことを大きな愛で包んでくださっていることが子どもたちの心のどこかに残っていってくれたらと願ってお話をしています。そしてそれぞれ大切に持ち寄った献金をささげることもできました。献金の趣旨をご理解いただきご協力いただきましたこと改めてお礼申し上げます。
礼拝後はイエス様がお生まれになった出来事を伝えるページェントをささげました。くじら組の子どもたちは今回はいよいよ自分たちの番とばかりにとても張り切り、役決め、衣装合わせ、リハーサルと短い期間の中で準備を進めていきました。体調を崩して欠席する子どもも多く、皆がそろったのは祝会当日でした。子どもたちも保護者の皆様も職員も皆がそろったことを何より感謝しました。緊張しながらも友だちと気持ちを合わせ、堂々と行なうことができ、保護者の皆様にも温かく見守っていただき、子どもたちにとって大きな喜びになったようです。自分のことだけでなくお友だちのことも気にかけ、心配したり教えあったりしながら、一緒に作り上げていきました。仲間と一緒に一つのことに取り組んだプロセス、やり遂げたという達成感を味わった経験はくじら組の子どもたちにとって大きな自信となっていくことと思います。小学校へとつながるこの時期、新しいことに一歩踏み出す大きな力となってくれることと期待しています。神さまの愛に包まれながら子どもたちの成長をともに喜びあえたことに心から感謝しています。一緒に参加したいるか組・ぺんぎん組の子どもたちもお兄さんお姉さんの様子をじっと見つめていました。憧れの気持ちから今もごっこ遊びを楽しんだりしています。
いよいよ今年度も残り3ヶ月となりました。子どもたちが安心して園生活をおくり、様々な人との関わりの中で、自分は大切にされている、愛されていると、日々実感していくことが、子どもたちの成長にとってとても大切なことです。自己肯定感を育み、そして少しずつ自分以外の人の存在も大切と思えるような心が芽生えてくるようにと願っています。かけがえのない一人ひとりとして、今を豊かに生きている子どもたちの成長に寄り添い、喜び合い、園での生活が子どもの育ちにとってより良いものとなるよう一つひとつの教育・保育活動を進めていきたいと思います。そして、幼い子どもたちの成長に関わらせていただけることの喜びと責任を職員皆が心に留め日々の保育を丁寧に積み重ねていきたいと思っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。