骨粗鬆症リエゾンサービスセンター
当院では、多職種からなる骨粗鬆症マネージャー認定者を中心に『骨粗鬆症リエゾンサービス委員会』を設置し、啓発活動や取り組みをしています。
ごあいさつ
骨粗鬆症リエゾンサービスセンター長 岸田俊二
骨粗鬆症は「沈黙の病」とも呼ばれ、自覚症状がないまま進行し、気づいたときには骨折を引き起こしていることも少なくありません。特に大腿骨や背骨の骨折は、その後の生活の質(QOL)に大きな影響を与える可能性があります。しかし、適切な検査と治療を受けることで、骨折を予防し、健康な日常生活を維持することができます。
当センターでは、医師・看護師・薬剤師・理学療法士・管理栄養士など、多職種が連携し、患者さま一人ひとりに最適な治療とケアを提供しています。また、開業医の先生方との連携を強化し、地域全体で骨粗鬆症の予防と治療に取り組んでいます。 当院での精密検査や入院治療が必要な際には迅速に対応し、治療後はかかりつけ医の先生と連携しながら、継続的なフォローを行います。
さらに、「骨粗鬆症新聞」やYouTube動画を通じて、骨の健康に関する正しい情報を皆さまにわかりやすくお届けすることにも力を入れています。 骨粗鬆症の予防や治療について知っていただくことで、地域の皆さまがより安心して生活できるよう努めております。これらのコンテンツは、病院のホームページやSNSを通じて発信しておりますので、ぜひご覧ください。
佐倉市の皆さまが安心して骨の健康を守れるよう、地域の医療機関とともに尽力して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。
骨粗鬆症は「沈黙の病」とも呼ばれ、自覚症状がないまま進行し、気づいたときには骨折を引き起こしていることも少なくありません。特に大腿骨や背骨の骨折は、その後の生活の質(QOL)に大きな影響を与える可能性があります。しかし、適切な検査と治療を受けることで、骨折を予防し、健康な日常生活を維持することができます。
当センターでは、医師・看護師・薬剤師・理学療法士・管理栄養士など、多職種が連携し、患者さま一人ひとりに最適な治療とケアを提供しています。また、開業医の先生方との連携を強化し、地域全体で骨粗鬆症の予防と治療に取り組んでいます。 当院での精密検査や入院治療が必要な際には迅速に対応し、治療後はかかりつけ医の先生と連携しながら、継続的なフォローを行います。
さらに、「骨粗鬆症新聞」やYouTube動画を通じて、骨の健康に関する正しい情報を皆さまにわかりやすくお届けすることにも力を入れています。 骨粗鬆症の予防や治療について知っていただくことで、地域の皆さまがより安心して生活できるよう努めております。これらのコンテンツは、病院のホームページやSNSを通じて発信しておりますので、ぜひご覧ください。
佐倉市の皆さまが安心して骨の健康を守れるよう、地域の医療機関とともに尽力して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。
主な疾患・治療法
出張講演を希望される方へ(医療従事者向け)
骨粗鬆症の早期発見、治療に貢献するため骨粗鬆症マネージャーによる出張講演を行います。詳しくは下記ページをご覧ください。
ICTツールを用いた骨粗鬆症治療連携
画像説明文
当院では、パソコンやスマートフォンなどの電子機器を活用した新しい骨粗鬆症治療の地域連携システムを導入しています。
このシステムは、医師、看護師、薬剤師などの医療スタッフがパソコンやスマートフォン、タブレットを用いて、患者さまの情報を共有するものです。これにより、従来の紙のカルテや手帳での情報共有よりも、素早く正確な情報のやり取りが可能になりました。
このシステムは、医師、看護師、薬剤師などの医療スタッフがパソコンやスマートフォン、タブレットを用いて、患者さまの情報を共有するものです。これにより、従来の紙のカルテや手帳での情報共有よりも、素早く正確な情報のやり取りが可能になりました。
画像説明文
当院において骨粗鬆症治療が開始となった患者さまは、副作用等の確認も含めて数回当院の外来を受診していただいたのち、ご自宅から通いやすい地域のクリニックへご紹介させていただきます。このシステムの利用については、患者さまのご意向を確認させていただき、同意をいただいた方のみが参加する仕組みとなっています。
当院はかかりつけ医と調剤薬局との間で、このシステムを使って患者さまの治療経過を共有します。これにより、かかりつけ医での診察や薬局での薬の受け取り時に、より適切な医療サービスを提供できます。また、治療の継続状況について定期的に報告を受けることで、当院でも患者さまの状態を把握できます。もし治療が中断しそうな場合には、当院の骨粗鬆症リエゾンサービスセンター担当者より電話で状況確認とご相談をさせていただきます。
当院はかかりつけ医と調剤薬局との間で、このシステムを使って患者さまの治療経過を共有します。これにより、かかりつけ医での診察や薬局での薬の受け取り時に、より適切な医療サービスを提供できます。また、治療の継続状況について定期的に報告を受けることで、当院でも患者さまの状態を把握できます。もし治療が中断しそうな場合には、当院の骨粗鬆症リエゾンサービスセンター担当者より電話で状況確認とご相談をさせていただきます。
骨粗しょう症新聞を発刊しました!
2024年1月から「骨粗しょう症新聞」を発刊しました。院内のスタッフ向けに作成したものですが、患者さまやそのご家族にも分かりやすいようにまとめたものを紹介します。
創刊号
上半期の発刊予定を掲載しました。
骨粗しょう症に携わる多職種が、専門性を活かして解説した内容を分かりやすくお伝えします。
今回の記念すべき創刊号では、「骨粗鬆症リエゾンサービスセンター」を紹介しています。現在は、15名の認定資格(骨粗鬆症マネージャー)を有するスタッフを中心として、骨折低減を目標に活動しています。
骨粗しょう症に携わる多職種が、専門性を活かして解説した内容を分かりやすくお伝えします。
今回の記念すべき創刊号では、「骨粗鬆症リエゾンサービスセンター」を紹介しています。現在は、15名の認定資格(骨粗鬆症マネージャー)を有するスタッフを中心として、骨折低減を目標に活動しています。
6月号
6月号は、A3病棟(整形外科病棟)での取り組みをご紹介します。
病棟看護師が大腿骨近位部骨折(足の付け根の骨折)患者の娘さんの「骨折リスク」を測るという取り組みです。
なぜ娘さんが対象かというと、「両親のいずれかが大腿骨近位部を骨折していると骨折リスクが2.3倍になる」からです。FRAX(フラックス)というツールを用いて、簡単スクリーニングをすることができます!骨折する前に、自身の骨折リスクを把握しておくことはとても大切なことです。
病棟看護師が大腿骨近位部骨折(足の付け根の骨折)患者の娘さんの「骨折リスク」を測るという取り組みです。
なぜ娘さんが対象かというと、「両親のいずれかが大腿骨近位部を骨折していると骨折リスクが2.3倍になる」からです。FRAX(フラックス)というツールを用いて、簡単スクリーニングをすることができます!骨折する前に、自身の骨折リスクを把握しておくことはとても大切なことです。
11月号
11月号は、骨粗鬆症リエゾンサービスセンターの取り組みを具体的ご紹介します。
当センターには3つの外来があります。①「さくらモデル」という未骨折(骨密度が下がっている)の患者さまが受診する外来、②「プラリア外来」という大腿骨近位部骨折(足の付け根の骨折)受傷後の患者さまが受診する外来、そのどちらにも併設する③骨粗鬆症マネージャーが担当する「骨粗鬆症マネージャー外来」です。
われわれの最大の目標は、患者さまの最初の骨折と繰り返す再骨折を予防することです。
当センターには3つの外来があります。①「さくらモデル」という未骨折(骨密度が下がっている)の患者さまが受診する外来、②「プラリア外来」という大腿骨近位部骨折(足の付け根の骨折)受傷後の患者さまが受診する外来、そのどちらにも併設する③骨粗鬆症マネージャーが担当する「骨粗鬆症マネージャー外来」です。
われわれの最大の目標は、患者さまの最初の骨折と繰り返す再骨折を予防することです。
地域との連携
千葉県看護協会の広報誌『看護ちば119号』に掲載されました
千葉県看護協会の広報誌『看護ちば-119号-』に、骨粗鬆症リエゾンサービス委員会を中心とした、当院の取り組みが紹介されました。
【出典元情報】
雑誌名:『看護ちば-119号-』
記事名:シリーズ バトンタッチ『地域医療連携の実現~骨粗鬆症リエゾンナースの役割とその活動~』
発行元:公益社団法人 千葉県看護協会
雑誌名:『看護ちば-119号-』
記事名:シリーズ バトンタッチ『地域医療連携の実現~骨粗鬆症リエゾンナースの役割とその活動~』
発行元:公益社団法人 千葉県看護協会
アステラス製薬広報誌『NEOSYS No.16』に掲載されました
アステラス製薬会社の広報誌『NEOSYS No.16』に、リエゾンサービス委員会の活動が掲載されました。
【出典元情報】
雑誌名:NEOSYS No.16
記事名:聖隷佐倉市民病院を中心とした骨粗鬆症における地域医療連携
発行元:アステラス製薬(㈱OCM出版社)
雑誌名:NEOSYS No.16
記事名:聖隷佐倉市民病院を中心とした骨粗鬆症における地域医療連携
発行元:アステラス製薬(㈱OCM出版社)
『Osteoporosis Japan PLUS 創刊号No.1』に掲載されました。
ライフサイエンス出版社発行の『Osteoporosis Japan PLUS 創刊号No.1』に、リエゾンサービス委員会の活動が掲載されました。
【出典元情報】
雑誌名:Osteoporosis Japan PLUS 創刊号No.1 2016
記事名:多職種連携のキーパーソンに聞く!
発行元:ライフサイエンス出版
雑誌名:Osteoporosis Japan PLUS 創刊号No.1 2016
記事名:多職種連携のキーパーソンに聞く!
発行元:ライフサイエンス出版
「medical forum CHUGAI」に記事掲載されました
骨粗鬆症リエゾンサービス普及に向けた多職種一致協力の「さくらモデル」が、中外製薬株式会社様が発行する雑誌「medical forum CHUGAI vol.20 №2 2016」に掲載されました。
【出典元情報】
雑誌名:medical forum CHUGAI vol.20 №2 2016
記事名:骨粗鬆症リエゾンサービス普及に向けて多職種一致協力の「さくらモデル」始動
発行元:中外製薬株式会社
雑誌名:medical forum CHUGAI vol.20 №2 2016
記事名:骨粗鬆症リエゾンサービス普及に向けて多職種一致協力の「さくらモデル」始動
発行元:中外製薬株式会社