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スペシャリストナースインタビュー


新人看護師の頃の苦手意識から
認知症看護の楽しさを院内で広げるスペシャリストへ
私は認知症看護認定看護師として認知症の方と関わる中で患者さんの困りごとや気がかり・普段の過ごし方や好きなことを把握し、入院中の過ごし方や関わり方、環境の整え方についてスタッフにアドバイスし、患者さんが少しでも安心して入院生活を過ごせるように援助しています。
認知症の方と関わるのは難しい、大変だ、という印象がどうしても強くありますが、心を通わせ、共に時間を過ごすことで、認知症の方は自らのもてる力を発揮したり、ユーモアが飛び出たり、笑顔がみられたりします。そのような認知症看護の楽しさを院内で広げ、一人でも多くのスタッフが自信を持って楽しく認知症の方と関われるように活動を続け、“この病院なら安心だ”と認知症の方にもそのご家族の方にも思ってもらえるようになりたいと考えています。


「放射線治療って何ですか?」の問いに
迷わずに応えられる病院を目指したい
私は、がん放射線療法看護認定看護師として放射線治療科で働いています。放射線治療は、患者さんが「がん」と診断されてから終末期まで、どの場面でも受ける可能性がある治療法です。患者さんのがんの段階や、治療の目的を把握する必要があります。看護師として色々な場面での患者さんとの関わりができ、やりがいのある分野だと考えています。

患者さんは放射線治療を知らない事が多いので、どのような治療であるかイメージできるよう具体的に説明を行います。また病気の特性から患者さんの様々な苦しみに対しての援助も行っています。また放射線治療についての院内の看護師へ知識の習得やケア方法の指導、どのように看護実践を行えば良いかと悩んだときの相談なども行っています。

患者さん・ご家族から「放射線治療って何ですか」と聞かれたときに、迷わずに応えられる病院を目指したいと考えています。


得意なことで院内認証看護師に
私が院内認証として「自己血貯血ナース」を取得した理由は、きっかけは注射が得意なことでした。また先輩ナースの手術患者との関わりを通じて患者と家族の不安を解消する姿勢に感銘を受けたからです。この資格は手術が予定されている患者に自己血を穿刺して貯血するもので、取得には研修受講と能力審査が必要です。現在、主に側弯症手術予定の患者の自己血貯血を担当しており、患者と家族にわかりやすく心地よい関わりを提供しています。取得後、患者と家族からの喜びの表情や感謝の言葉を受け、やりがいを感じ、看護師としての自信とモチベーションが向上しています。


患者さんの治療生活に継続して関わる、やりがいのある仕事
私は外来通院治療室で通院しながら、がん薬物治療される患者さんの点滴の実施に関わっています。点滴を行う時間を利用して治療をしながら生活する上での困りごとなどを聞き取り、解決に向けた支援をしています。薬剤師や管理栄養士と連携して行うこともあります。また、治療中の患者さんの体調不良についての電話対応を外来通院治療室のスタッフで行っています。患者さんの治療生活に継続して関わることができ、説明と同意の大切さを痛感し、微力ながらも支えになっていることがやりがいや成長につながっていると思います。
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