新型コロナウイルス感染症の拡大により、小児科待合室や診察室での付き添いはお子さま1人につき1人にさせていただきます。
大切なお子さまとご家族の皆さまのためにも、ご理解をお願いします。
詳しくはこちらをご覧ください。
小児科部長:大呂 陽一郎
小児腎臓科部長:山本 雅紀
出生時から新生児期、乳児期、幼児期、学童期に至る小児(15歳以下)の内科的疾患を対象とした診療科です。未来ある子どもたちのために質の高い、地域から信頼される医療を提供します。また、静岡県西部地区の母子保健の向上に寄与できるよう関係機関と連携しています。
Webマガジン「白いまど」 | 2021年5月号「こどもと感染症」 |
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小児期のほとんどの内科的疾患の診療が可能です。各専門分野の医師が患児の病状に応じて連携をとりながら適切な医療を行っています。主要な対象疾患は下記の通りです。
主な対象疾患 | 診療内容 |
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感染症 | インフェクション・コントロール・ドクターを中心として感染症の診断・予防・治療を積極的に行っています。 |
リウマチ性疾患 | 若年性特発性関節炎、若年性皮膚筋炎、全身性エリテマトーデス、自己炎症性疾患などの診療を行っています。 |
消化器疾患 | 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)を中心に診療を行っています。 |
腎疾患 | 腎炎、腎不全に対して各種治療、腎生検、血漿交換、持続的血液濾過透析などを行っています。 |
内分泌疾患 | 各種小児内分泌疾患に対して負荷試験、ホルモン補充療法、抗ホルモン療法などを行っています。 |
血液・腫瘍疾患 | 各疾患の全国的治療研究グループに参加し治療の標準化を目指しています。 |
心疾患 | 「小児循環器科」を参照してください。 |
新生児疾患 | 「新生児科」を参照してください。 |
患者さんを紹介いただいた時は、まず一般外来で診察させていただき、必要に応じて各専門分野の医師の診療を円滑に受けていただけるように手配していきます。午前の一般外来の他に以下の専門外来を開設しています。
腎臓外来
腎・尿路奇形の内科的管理、慢性腎疾患の診療を行っています。
内分泌外来
成長ホルモン分泌不全性低身長、甲状腺疾患、副腎疾患、糖尿病などの小児内分泌疾患の診療を行っています。
血液外来
腫瘍性疾患、血液疾患、リウマチ性疾患、炎症性腸疾患などの診療を行っています。外来化学療法も行っています。
フォローアップ外来
主として新生児集中治療室(NICU)を退院した児の健康診断と子育て支援の外来です。
心臓外来
先天性心疾患、不整脈などの循環器疾患を対象とした外来です。
詳しくは「小児循環器科」をご覧ください。
詳しくは「小児循環器科」をご覧ください。
予防接種外来、乳児健診
- 重症川崎病、インフルエンザ脳症などの通常の治療では後遺症を残す可能性がある疾患に対して、血漿交換療法を用いて治療しています。
- 血液・腫瘍性疾患に対して自家および同種幹細胞移植を施行しています。