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2020年度功労表彰


外来患者に対する薬剤師による麻薬専門外来

聖隷浜松病院 薬剤部

麻薬導入時、医師からの説明はあるものの、患者の理解不足による不十分な疼痛管理や、副作用の発現により入院となる患者が発生していた。そこで、2019年7月より、外来で麻薬を導入する際に、薬剤師が介入する麻薬外来を開始。2020年3月からは、医師の処方前に薬剤師が介入し、処方設計・提案を行う運用に変更した。変更後、薬剤師の処方提案は全て主治医に採択され、問題なく運用されている。

CQIサークル活動「ももいろ基本カード直そうZ」~コスト算定に関わる伝票類を基本カードに組み込み、業務効率化につなげた~

聖隷浜松病院 医療クラーク室

外来診療の事務処理の中で時間が掛かり待ち時間に繋がっていた基本カードとコスト伝票の記入について、関連部署と話し合いを重ね、修正を行った。具体的には基本カードにコスト伝票を組み込む、手書きで記入していた管理料の項目を印字されるよう修正するなどの改善を実施し、事務処理にかかる時間短縮、用紙削減、待ち時間短縮につなげることができた。

褥瘡ハイリスク患者への褥瘡対策の強化と、病院経営に貢献した活動

聖隷浜松病院 皮膚排泄ケア認定看護師を中心としたチーム

当院は、手術件数が多く、高度急性期医療を行っているため、褥瘡ハイリスク患者が多い。そのため、皮膚排泄ケア認定看護師が果たす役割は非常に大きい。しかし当院には、当該認定看護師は1名のみであった。そこで、皮膚排泄ケア認定看護師の業務を多職種で支援し、褥瘡ケアに専念できる体制を構築した。その結果、院内褥瘡発生率減少特にICUにおける褥瘡発生率が減少させ、褥瘡対策の質向上を行うと伴に、褥瘡ハイリスク患者ケア加算算定件数を増加し病院経営への貢献も行った。

浜松市リハビリテーション病院における自動車運転再開支援の取り組み

浜松市リハビリテーション病院 高次脳機能センター

当院では年間約170件程度、自動車運転評価を実施しています。これは脳損傷後の自動車運転評価を行う機関が、各科に存在せず、リハビリテーション分野の責務となっています。年間約170件の自動車運転評価を行う施設は、国内でも数施設しかなく、この分野における社会的貢献は当センターの特徴となっています。また近年では、認知機能低下がみられる高齢者への対応が増えてきており、社会問題となっている高齢ドライバーの対応においても地域の中核となる施設に発展しつつあります。

目標ベッド稼動維持に向けてベッドコントロール運用変更の取り組み

浜松市リハビリテーション病院 ベッドコントロールチーム

目標ベッド稼動に向けベッドコントロール運用を変更した。従来週2回のベッドコントロールでは、目標とするベッド稼動が達成できず(原因:1.入院決定後のキャンセル 2.入院待機患者の男女比に対する調整が難しい 3.空床が適切にあがってこない)、これを解決するため、平日10時00分からメンバーに各病棟課長を含めた運用とした。変更後は、 1.入院決定後のキャンセルは翌日には決定 2.各病棟課長が参加する事で即時調整が可能 3.適切な空床数となりベッド稼動が上がった。地域関係機関からは、転院調整の連絡が午前中となり業務が回しやすい、先の転院予定者の情報が入るようになり退院支援の見通しが立て易くなった、と好評を得た。

転倒件数減少につながる業務改善への取り組み

袋井市立聖隷袋井市民病院 4階病棟転倒検証プロジェクト

4階病棟転倒検証プロジェクト(以下、転倒PJ)は、同一患者の転倒が複数件発生したことに危機感をもった医師・看護師・リハビリ・薬剤師らが集まり、2018年11月から活動を開始した。病棟で転倒が発生した翌日には現場で検証を行い、再発予防および環境整備と業務改善に取り組んでいる。2019年度からは四半期毎に転倒PJメンバーが集まり、転倒好発時間の分析と対策を行いつつ多職種での情報伝達方法を見直した。活動開始から2020年度にかけて、同一患者の転倒件数は減少、好発時間の転倒件数も減少し、転倒予防策の質が改善したことをデータで認識することができた。

安全な民生委員活動への支援と要支援高齢者へのマスク配布

和合せいれいの里 地域包括支援センター和合・細江・高丘・北浜

新型コロナウイルスの感染拡大により、地域の民生委員活動において友愛訪問(戸別訪問)や民生委員協議会の開催及び地域のサロン活動等において感染対策の取り組みが急務となった。     
また、地域においては感染対策としてのマスクの需要が急増したが、販売店舗においても品薄状態となり、購入が困難な状況となった。そのような中で、地域内要支援者の核となる民生委員活動がスムーズ且つ安全に行えることを目的とし、聖隷内障害者就労支援事業所に依頼し、布マスクの作成を行い、浜松市内4包括の圏域内民生委員へ配布を行い、活動時の安全性の確保と共にマスク未購入の高齢者への配布を行った。

無資格・未経験者育成プログラムの作成

浦安愛光園 浦安高洲地区人材育成チーム

浦安高洲地区は2020年度にフィールドイノベーション(現場の革新)プロジェクトを発足した。 解決すべき4つの課題のうち、無資格・未経験者に特化した育成システムを構築するためにチームで取組みを実施した。同じ新人でも専門学校卒業生との大きな違いは知識の乏しさであり、それを補うために通信教育の教材の受講とOJTを組み合わせ100時間プログラムを作成、可視化した。その結果、2020年1月採用の無資格・未経験者は介護テクニカルラダーのレベル1の認定を受けることができ、現在、2人目の2020年11月採用者はユニットの早番・遅番業務を一人で行い夜勤業務に向けて着実に成長している。

コロナ禍での認知症サポーター養成講座の普及啓発

聖隷カーネーションホーム 聖隷在宅介護支援センター淡路

淡路市では、全国平均より高い水準で少子高齢化が進んでおり「認知症、みんなで支える、やさしいまち」を市のスローガンとして町全体で認知症サポーター講座に取り組んでいる。当事業所は、2013年から町内会や学校などを中心に「地域で支えあおう」をテーマに認知症サポーター養成講座を開始し、①認知症の理解 ②認知症の方の関わり方 ③グループワーク(みんなで考える)を実践することで、地域住民の意識や支えあいに成果をもたらしている。 新型コロナウィルス感染拡大に伴い開催回数や場所、感染予防策に考慮しながら取り組んだ。

コロナ禍における、リモートを活用した入居者の行事企画と実践

淡路栄光園 入居サービス課

新型コロナ感染症により、淡路栄光園でも家族面会や行事企画に制限や自粛をかけることとなり、入居者の楽しみの機会が減少していた。利用者の笑顔、認知・精神面での改善を図りたく園内で検討した結果、オンラインを使った行事企画の複数開催を計画。認知機能や視聴覚に障害のある入居者でも楽しめる内容や環境設定、感染リスクにも配慮し、実施した結果、多くの利用者に楽しんでいただける機会となった。家族向けの情報チラシにも今回の活動を掲載し、入居者の様子を心配する多くの家族に、安心していただける良い機会にもなった。

既存システム(デスクネッツ)を最大限活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)への挑戦

宝塚せいれいの里 運営管理課

これまで、修理伝票は紙回覧にて承認を貰う仕組みとなっていたため、決裁や修理実施までに時間を要していた。また、各会議・委員会の議事録においても、紙回覧にて順次報告を行っていたため、確認に時間を要し、決定事項や内容訂正に時間を要していた。この解消の為に、既存グループウェアのデスクネッツの回覧板機能を活用したことで、決裁までの時間短縮はもちろん、回覧内で修正や訂正、経過も追えるように取り組んだ。
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