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手術室・中央材料室業務

手術室では、様々な医療機器を駆使し手術を行っています。臨床工学室では、手術室・中央材料室内の機器および各機器に付属する物品の保守管理を行い、機器の安全使用と円滑な手術実施の支援をしています。また、中央材料室では臨床工学技士が手術で使用された医療機器の洗浄、滅菌を行っています。現在、手術室担当として常時2名、中央材料室担当として常時1名の臨床工学技士が勤務し、各点検・症例立会い・トラブル対応または機器の洗浄、滅菌を行い、手術が円滑に進むように努めています。

手術室・中央材料室 主な医療機器

  • 麻酔器
  • 患者監視装置
  • 手術台
  • 除細動器
  • 内視鏡システム
  • 内視鏡周辺装置
  • 超音波診断装置
  • 顕微鏡
  • 超音波メス
  • 各種ドリル
  • 動脈血ガス分析装置
  • 電気メス
  • マイクロ波凝固装置
  • 白内障手術装置
  • 超音波洗浄装置
  • 内視鏡洗浄装置
  • 高温・低温乾燥機
  • 高圧蒸気滅菌装置
  • 低温プラズマ滅菌装置
  • EOG滅菌装置
  • 脳外ナビゲーションシステム

脳外ナビゲーションシステムの紹介

ナビゲーションシステム

2017年に新しく購入しました。脳は複雑な構造をしており、至るところに重要な機能を有する構造物が散りばめられています。病変部と違うところを傷つけてしまうと、神経障害などの脳障害を引き起こす可能性があります。そこで、脳の中を正確に手術するためにナビゲーションシステムを使用します。名前の通り、病変部までの道のりをナビゲートしてくれます。身近の物で例えるなら車のカーナビに似ていて手術している部位をリアルタイムで表示してくれます。
臨床工学技士は、このナビゲーションシステムや顕微鏡をセッティング・操作し医師が手術しやすいようサポートしています。

ナビゲーションシステム レジストレーション

脳外手術の様子

症例立会い業務

臨床工学技士は手術の立会いを行い、手術に関連する全ての機器が安全に使用できているか確認しています。また、伝達麻酔や中心静脈カテーテル挿入時はエコーを使用しますが、その操作も私たちが担っています。顕微鏡・内視鏡症例では、顕微鏡やモニタが見やすく、医師が手術しやすいようセッティングし、眼科白内障手術では、眼科手術装置インフィニティの操作を主に担っています。

外科立会い 電気メス設定の様子

鼓室形成術の様子

機器毎立会い件数2012年度2013年度2014年度2015年度2016年度
顕微鏡使用症例597504558474483
内視鏡使用症例210243227234207
その他症例496576418501

点検・保守関連業務

手術室内で行われている点検は大きく以下の4つに分けられます。機器の立ち上げを行う朝点検、手術前に行う使用前点検、手術で使用した機器を滅菌前に点検する滅菌前点検、器材庫やフロアにある機器に対して少なくとも一週間に一度は行う日常点検、電流等を測定する定期点検など、様々な点検を行い安全な使用ができるよう努めています。

朝点検

朝点検

毎朝、各手術室内にある常設機器やフロア設置の機器等が正常に動作するかチェックし、立ち上げを行います。手術室内にある麻酔器、ベッド、患者監視装置などの主要機器が問題なく安全に使用できることを確認する点検です。

使用前点検

手術で使用する機器を器材庫から手術室内に搬入し、セッティングを行います。使用する機器が揃っていて、それぞれ自己診断が通り異常がないことや麻酔器の配管に抜けがないか等を確認し、安全に手術が開始できるか確認する点検です。

日常点検

気腹装置点検の様子

滅菌前点検で動作点検を行わない機器に対して、少なくても一週間に一度は動作点検と清拭を行います。日常点検を行っている機器の例として、顕微鏡や気腹装置、TCIポンプなどがあります。部屋に常設されている機器、器材庫で待機中の機器など使用頻度に関係なく、いつでも使用できる状態に保っています。

定期点検

手術室・中央材料室内にある全ての機器に関して、機器ごとに決められた周期で、漏れ電流測定などの安全性確認や機能点検を行い、経時的劣化などの早期発見を目的として点検を行っています。基本的には院内で臨床工学技士による定期点検を実施していますが、精密な機器や滅菌機器などはメーカーに点検を依頼し、より安全性を高められるよう努めています。

修理・トラブル対応

各点検で発見された故障や、手術中のトラブルなどの対応を行っています。手術に支障がでないよう、医師・看護師・他スタッフ等と連携して、円滑な対応を心掛けています。また、院内点検・メーカー修理依頼等の管理全般を担っています。

機器操作方法教育

必要があれば随時機器操作方法の教育や操作手順整理・簡易取扱説明書作成などを行い、ヒューマントラブル防止に努めています。また、新しく手術室に入職した看護師に対しての機器オリエンテーションも行っています。

新規購入機器・デモ対応

医師からの依頼により借用が必要な機器があれば、借用に関するメーカーとの手続きを行い、スムーズに手術が行えるようにサポートします。新規購入機器に関しても、保守管理・ヒューマントラブル対策の面から選定のサポートを行っています。

中央材料室業務

2010年度から臨床工学室では中央材料室でのME機器の洗浄・包装、また滅菌装置や洗浄装置の立ち上げから日常的な管理を行うようになりました。中央材料室は手術に使用する医療機器の洗浄、点検、滅菌までを行い機器の管理を行っており、機器に精通した臨床工学技士が行うことで洗浄や滅菌によるトラブルを減らし、滅菌頻度等を把握することで継時的な機器の劣化による使用頻度と数量の検討を行っています。

洗浄・消毒

手術で使用した医療機器の洗浄を行います。洗浄を行う前にまず使用し終えた機器に異常がないか外観の点検を行います。洗浄を行う前に点検を行うことでどのタイミングで機器が故障したのかの把握ができます。破損しやすい部位や汚れやすい部分に注意しながら洗浄中も機器の管理を行っています。特に、内視鏡物品は少しの衝撃で破損しやすい物が多く、専門知識を持った臨床工学技士が行うことで洗浄によるトラブルを防いでいます。

滅菌前点検

手術に使用された器械は洗浄後に滅菌され、次に使用するまで保管されます。滅菌前点検は洗浄後、滅菌される前に動作の最終確認をする点検です。この点検を行うことにより、故障している器械を滅菌・保管することなく、安全に使用できるもののみ保管することができます。目には見えないコード類の断線も、導通チェックを行うことで発見できます。滅菌前点検を実施している物品は電気メス等のコードからドリルまで多種類に及びます。

包装・滅菌

滅菌前点検を終えた機器の清拭を行い、再度外観の点検を行います。そして機器を実際に使用しやすいよう方法で包装を行います。その後機器は滅菌にかけられ滅菌後にも滅菌不良がないか最終的なチェックを行い、実際の手術に使用していきます。

2012年度2013年度2014年度2015年度2016年度
ME機器洗浄件数6,5666,8247,0417,0186,934
ME機器包装件数6,6235,8175,6035,6036,040
ME機器滅菌前点検件数6,1826,5326,9717,2246,633

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