内視鏡センターでは、オリンパス製の内視鏡装置を導入し、検査・治療を行っています。内視鏡はいわゆる胃カメラだけでなく、大腸用、十二指腸用など用途によって細分化され、また周辺機器も多岐にわたります。臨床工学技士は内視鏡装置の点検を行い、内視鏡検査・治療の介助スタッフとして参加し、安全に検査・治療が行われる環境づくりに努めています。
内視鏡検査・治療は、内視鏡センター内の検査室(2診)とX線透視下内視鏡を主に行うレントゲン室で行っています。
内視鏡検査・治療は、内視鏡センター内の検査室(2診)とX線透視下内視鏡を主に行うレントゲン室で行っています。
使用前点検
臨床工学室では、内視鏡および周辺機器の使用前点検を行っています。
定期点検
年2回のメーカー点検を行い、検査が安全かつ円滑に行われる体制をつくっています。
検査介助
上部消化器内視鏡検査(GS)、下部消化器内視鏡検査(CS)、内視鏡的逆行性膵胆管造影検査(ERCP)など、内視鏡センターで行われる検査・治療に対して介助業務を行っています。
吐血・下血などで行われる緊急内視鏡治療には介助スタッフだけでなく、洗浄スタッフとしても参加できる体制を取り、夜間・休日の緊急事態に備えています。
吐血・下血などで行われる緊急内視鏡治療には介助スタッフだけでなく、洗浄スタッフとしても参加できる体制を取り、夜間・休日の緊急事態に備えています。
スコープ洗浄
2014年度から検査介助に加えて洗浄担当者が内視鏡センターに1名入り、洗浄業務を行うようになりました。
スコープを洗浄するだけでなく、ルミテスターによるATP測定での洗浄効率評価や月に一回スコープの培養検査(一般細菌・真菌・抗酸菌)を行い、スコープ洗浄の質の維持・保管の環境向上を図っています。
2021年度現在までの培養検査で菌の検出はされていません。
スコープを洗浄するだけでなく、ルミテスターによるATP測定での洗浄効率評価や月に一回スコープの培養検査(一般細菌・真菌・抗酸菌)を行い、スコープ洗浄の質の維持・保管の環境向上を図っています。
2021年度現在までの培養検査で菌の検出はされていません。
メーカーまたは臨床工学技士主催で医師・看護師などのスタッフに向けてデバイス・医療機械の勉強会を定期的に開催し、日々知識向上を図っています。
- オリンパス製品を使用しています。
(注)2021年度10月時点
上部消化管用内視鏡 | 型式 | 挿入部外径(太さ) | 台数 |
---|---|---|---|
GIF-H260Z | 10.8mm | 1 | |
GIF-H290T | 9.9mm | 1 | |
GIF-Q240 | 9.2mm | 1 | |
GIF-2TQ260M | 11.7mm | 1 | |
十二指腸用内視鏡 | JF-260V | 12.6mm | 2 |
大腸用内視鏡 | PCF-H290ZI | 11.7mm | 1 |
CF-HQ290ZI | 13.2mm | 1 | |
CF-H260AZI | 13.6mm | 2 | |
CF-Q260AI | 12.2mm | 1 | |
PCF-Q260AI | 11.3mm | 1 | |
気管支鏡 | BF-260 | 4.9mm | 1 |
BF-P260F | 4.4mm | 1 | |
BF-UC260FW | 6.9mm | 1 | |
超音波ガストロビデオスコープ | GF-UE260-AL5 | 13.8mm | 1 |
経鼻内視鏡 | GIF-XP290N | 5.4mm | 3 |
GIF-XP260NS | 5.4mm | 1 | |
GIF-XP260N | 5.0mm | 2 |
装置名 | 台数 |
---|---|
NBI、拡大コントローラ付き内視鏡システム | 2 |
超音波観測装置付き内視鏡システム | 1 |
病棟用内視鏡システム | 1 |
内視鏡用洗浄器OER-4 | 4 |
高周波装置VIO-300D | 1 |
高周波装置ICC-200 | 1 |