1・2号館耐震対策建替工事について
浜名湖エデンの園1・2号館耐震対策建替工事
2017年から工事をスタートさせ、 2020 年 5 月に完成しました 1 ・ 2 号館建替工事計画の概要についてご紹介します。
建替計画の概要について
2017年5月から4号館の一部を解体・増築し1・2号館の入居者には、増築部含め施設内の空室に移り、完成まで過ごしていただきました。
2018年10月より1・2号館を解体、新1・2号館の建設工事を開始しました 。工期約3年半をかけ、2020年5月に完成しました。
建替工事計画の経緯について
社会福祉法人聖隷福祉事業団(法人本部:静岡県浜松市/理事長:青木 善治/以下、聖隷)は全国1都7県約210施設において、医療・保健・介護・保育・障がい者施設など福祉事業を展開しています。
その中の有料老人ホーム浜名湖エデンの園(静岡県浜松市北区細江町)は、聖隷の創始者長谷川保の構想である「高齢者にとって楽しく生きがいのある安心した生活の場」を形にした「エデンの園」最初の介護付有料老人ホームです。
1973年(昭和48年)に1号館を開設し、1976年(昭和51年)に2号館、その後現在に至る6号館まで、増築や耐震対策等を行ってきましたが、入居者のさらなる安全と安心のため、旧耐震基準で造られた鉄筋コンクリート造の建物では日本最大規模となる1・2号館の建替工事を進めることとなりました。
1・2号館の入居者は、一時同施設内の空室に移り、完成まで過ごしていただきました。
工期は約3年半、2020年の5月に完成しました。
上空より浜名湖エデンの園を望む(黄色い線で囲まれた部分) 2017年春撮影
建替工事のスケジュールについて
- ① 4号館の一部建物を解体
- ② 解体後、「増築4号館」を建設(2018年9月完成)
- ③ 「増築4号館」完成後、1・2号館建物を解体
- ④ 解体後「新1・2号館」を建設(2020年5月完成)
新1・2号館完成後の居室数について
新1・2号館完成後の総居室数は、工事着工前の409室より20室増え、429室となりました。
※居室数には共用施設(一時介護室等)は含まれません。
新しい浜名湖エデンの園の目指すもの
エデンの園の特徴は、入居者がPeaceful(心の平安)を得られるよう、Health(健康管理)、Medical(医療支援)、Care(介護)を柱とするトータルヘルスケアの提供です。
建て替えられた建物は、建築基準法で定められた耐震性能の1.5倍の強度があり安心なだけでなく、食堂・大浴場・玄関ロビーなど、ほぼすべての共用部分を一新し、さらに魅力あるホームに生まれ変わりました。また、下記の機能を備え、ご入居者がより快適に生活いただくことを目指しています。
防災
- 厨房機器非常電源(災害時も食事提供が可能)
住環境
- 外断熱
(外側を断熱材でくるみ、建物内を快適な室温に保つ)
居室/共用施設
- 無線式緊急通報ボタン
- 炭酸泉風呂
- ビオトープ計画
- 展望フロア