1・2号館建替計画について
浜名湖エデンの園1・2号館耐震対策建替工事
2020年全体完成予定で行われている1・2号館建替工事計画の概要についてご紹介します。
建替計画の概要について
増築及び新築となる建物
所在地 | 静岡県浜松市北区細江町中川7220-99 |
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敷地面積 | 17,176.67㎡(建物も含め、全て事業主が所有) |
延床面積 | 32,545.22㎡ (内:増築4号館4,212.15㎡、新1・2号館9,098.24㎡) |
階数 | 新1・2号館…鉄筋コンクリート造地下1階、地上6階 増築4号館…鉄筋コンクリート造地上7階 |
居室総数 | 429室(一般居室個室372室・介護居室個室57室) |
高さ | 20.04m(新1・2号館)、22.44m(増築4号館) |
設計・監理 | 株式会社公共設計 |
施工 | 株式会社奥村組名古屋支店 |
総事業費 | 6,239百万円 |
新棟完成予定 | 2020年6月(予定) |
新しい浜名湖エデンの園の目指すもの
エデンの園の特徴は、入居者がPeaceful(心の平安)を得られるよう、Health(健康管理)、Medical(医療支援)、Care(介護)を柱とするトータルヘルスケアの提供です。
建て替えられた建物は、建築基準法で定められた耐震性能の1.5倍の強度があり安心なだけでなく、食堂・大浴場・玄関ロビーなど、ほぼすべての共用部分を一新し、さらに魅力あるホームに生まれ変わります。また、下記の機能を備え、ご入居者がより快適に生活いただくことを目指しています。
防災
- 厨房機器非常電源(災害時も食事提供が可能)
住環境
- 外断熱
(外側を断熱材でくるみ、建物内を快適な室温に保つ)
居室/共用施設
- 無線式緊急通報ボタン
- 炭酸泉風呂
- ビオトープ計画
- 展望フロア
新1.2号館完成予想図(2020年春完成予定)
建替工事のスケジュールについて
建替工事のおおよその手順は、
- ① 現在の4号館の一部建物を解体する
- ② 解体後、「増築4号館」を建設する
- ③ 「増築4号館」完成後、現在の1・2号館建物を解体する
- ④ 解体後、「新1・2号館」を建設する
「増築4号館」の完成は、2018年9月を、「新1・2号館」の完成は、2020年3月をそれぞれ予定しています。
※スケジュールはあくまでも予定であり、変更となる場合があります。
「新1・2号館」完成予定イメージ図
黄色の枠の右側「増築4号館」は2018年秋、黄色の枠の左側「新1・2号館」は2020年春の完成予定です。
工事スケジュール(予定)
新1・2号館完成後の居室数について
2020年春の新1・2号館完成時の総居室数は、429室を予定しています。これは、現在の409室より20室増えます。また、総居室の約1/3が新しいお部屋となる予定です。
※居室数には共用施設(一時介護室等)は含まれません。
新1・2号館完成後の居室数
浜名湖エデンの園1・2号館建替工事に関するプレスリリース(報道関係資料)
建替工事計画の経緯について
社会福祉法人聖隷福祉事業団(法人本部:静岡県浜松市/理事長:山本敏博/以下、聖隷)は全国1都8県約150拠点において、医療・保健・介護・保育・障がい者施設など福祉事業を展開しています。
その中の有料老人ホーム浜名湖エデンの園(静岡県浜松市北区細江町)は、聖隷の創始者長谷川保の構想である「高齢者にとって楽しく生きがいのある安心した生活の場」を形にした「エデンの園」最初の介護付有料老人ホームです。
1973年(昭和48年)に1号館を開設し、1976年(昭和51年)に2号館、その後現在に至る6号館まで、増築や耐震対策等を行ってきましたが、入居者のさらなる安全と安心のため、旧耐震基準で造られた鉄筋コンクリート造の建物では日本最大規模となる1・2号館の建替工事を進めることにしました。
1・2号館の入居者は、一時同施設内の空室に移り、完成まで過ごしていただきます。
工期は約3年半、完成は2020年の6月を予定しています。
上空より浜名湖エデンの園を望む(黄色い線で囲まれた部分) 2017年春撮影
聖隷福祉事業団ホームページ コラム「実践躬行」
聖隷福祉事業団ホームページ 役員がつづるコラム「実践躬行」で、理事長の山本敏博が、 「1・2号館耐震対策建替工事の起工式」を終えての思いをしたためています。
ぜひご覧ください。
●コラム「実践躬行」 2017年11月号
タイトル: 理事長 山本敏博 福祉事業家としての責任を考える
役員がつづるコラム「実践躬行」について
聖隷福祉事業団ホームページにて、法人本部(静岡県浜松市)に在席している役員を中心に、毎月1名ずつ月替わりで、日々の「想い」・「行動」をありのままにつづっています。