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診療情報の利用について



教育・研修における診療情報使用に関するお願い

医療の質向上や医療・医学の進歩のためには、継続した教育や研修が必要です。
そのためには個人情報保護に十分留意したうえで、患者さんの診療情報を使用させていただくことが不可欠です。
皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。

教育・研修における診療情報使用について同意されない場合は、その旨を担当窓口までお申し出ください。
※既に書面でいただいた意思表示はそのまま尊重いたします。

診療情報とは?

患者さんの診療の経過で、患者の身体状況、病状、治療等について、医療従事者が知り得た情報をいいます。

教育・研修で使用する場合とは?

研修医教育、学生実習などの院内教育や資格認定、学術的な勉強会及び研修会、症例報告など

教育・研修に使用する場合においては、個人が特定できないよう匿名化を行い、個人情報を保護します。
同意していただけない場合でも、患者さんの不利益にはなりません。

2017年5月30日改訂
院長

オンライン臨床教育評価システム(EPOC2)の使用について

当院は、初期研修医の育成を行っている基幹型臨床研修病院です。
別途定めた臨床研修理念のもと、将来専門とする分野にかかわらず、幅広い疾患・病態に対応できる医師の育成に取り組んでいます。研修医は指導医の下で病棟・外来等にて受持医として診療にあたりますが、診療の安全と質には十分な配慮を行っており、患者さんの同意及び指導医の責任の上、十分な指導・監督のもとで診療を行っています。
医師の研修では、研修医が診療した患者さんの医療情報が東京大学内に設置されている大学病院医療情報ネットワークセンター(UMINセンター)に個人情報を取り除いた形で送られます。この医療情報の移送・管理にはオンライン臨床教育評価システム2(EPOC2)が使用されます。EPOC2は厚生労働省・文部科学省の支援の下、国立大学病院長会議が開発した、臨床研修制度指導ガイドラインに準拠したオンラインのシステムです。全国の多くの臨床研修機関で使用され、初期研修医・指導医・看護師その他医療職が、研修医の評価のために使用するもので、高度なセキュリティにより守られています。
このEPOC2によって集められた医療情報は、臨床研修プログラムの策定・改善、医師臨床研修指導ガイドラインの策定・改善などを含む臨床教育等に使用されます。さらに集積された医療情報は医師の研修・教育などに関する研究に二次的に利用されることも考えられています。
患者皆様の医療情報を集積し、医師の研修・教育のために使用すること、及び、将来的に二次利用して研究に用いることに関して、何卒趣旨をご理解の上、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

お問い合わせ

担当医または人材育成センター

NCDの手術・治療情報データベース事業への参加について

当院は、一般社団法人National Clinical Database(NCD)が実施するデータベース事業に参加しています。
この事業は、日本全国の手術・治療情報・医療保険請求に関連した情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。
この法人における事業を通じて、患者さんにより適切な医療を提供するための医師や医療資源の適正配置が検討できるだけでなく、当院が患者さんに最善の医療を提供するための参考となる情報を得ることができます。何卒趣旨をご理解の上、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

参加診療科

  • 小児外科
  • 大腸肛門科
  • 呼吸器外科
  • 上部消化管外科
  • 肝胆膵外科
  • 乳腺外科
  • 心臓血管外科
  • 循環器内科
  • 小児循環器科
  • 病理診断科
  • 形成外科
  • 泌尿器科
  • 婦人科

NCDに登録する情報の内容

2011年1月1日以降、当院で行われた手術と治療に関する情報、手術や治療の効果やリスクを検証するための情報(年齢や身長、体重など)、医療保険請求に関連した情報を登録します。NCDに患者さんのお名前を登録することはなく、氏名とは関係のないIDを用いて登録します。IDと患者さんを結びつける対応表は当院で厳重に管理し、NCDには提供しません。

登録する情報の管理・結果の公表

登録する情報は、それ自体で患者さん個⼈を容易に特定することはできないものですが、患者さんに関わる重要な情報ですので厳重に管理いたします。
当院及びNCDでは登録する情報の管理にあたって、情報の取り扱いや安全管理に関する法令や取り決め(「個人情報保護法」、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」等)を遵守しています。
データの公表にあたっては、NCDが承認した情報のみが集計データとして公表されます。登録するデータがどなたのものであるか特定されることはありません。

登録の拒否や登録情報の確認

データを登録されたくない場合は、登録を拒否していただくことができます。当院のスタッフにお伝えください。
また、登録されたご自身のデータの閲覧や削除を希望される場合も、当院のスタッフにお知らせください。なお、登録を拒否されたり、閲覧・修正を希望されたりすることで、日常の診療等において患者さんが不利益を被ることは一切ありません。

NCD担当者の訪問による登録データ確認への協力

当院からNCDへ登録した情報が正しいかどうかを確認するため、NCDの担当者が患者さんのカルテや診療記録を閲覧することがあります。
当院がこの調査に協力する際は、NCDの担当者と守秘義務に関する取り決めを結び、患者さんとIDの対応表や氏名など患者さんを特定する情報を院外へ持ち出したり、口外したりすることは禁じます。

本事業への参加に関してご質問がある場合は、当院のスタッフにお伝えください。また、より詳細な情報は下記に掲載されていますので、そちらもご覧ください。

患者さん向け資料

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お問い合わせ

担当医または診療支援室

臨床研究に関する情報公開(オプトアウト)

院内がん登録について


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