グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ

  1. 聖隷浜松病院トップ
  2.  >  ご利用案内
  3.  >  手術について
  4.  >  手術センターのスタッフ

手術センターのスタッフ


手術室の中で執刀や麻酔管理は医師が行っていますが、医師以外のスタッフが加わり、チームとして機能できなければ、安全で質の高い手術は実施できません。
手術センターには医師以外に次のようなスタッフがチームの一員として働いています。

看護師

一般的に手術センターの看護師には役割が2つあります。手術室内で医師の近くでメスやペアンなどの器具を渡す「器械出し」と呼ばれる役割と、患者さんや麻酔医の介助を行い手術中に必要になった器械を準備する「外回り」と呼ばれる役割です。
外回りの看護師は、術中の麻酔の補助として、手術中のモニターに気を配り、何か変化があれば病態を把握し術者や麻酔医に伝え、適切な処置を行うなど、大変重要な役割を担っています。
また術前・術後に、入院患者さんを訪問し、病態の把握や不安を和らげる役目も果たしています。

臨床工学技士

近年、さまざまな医療機器が使用され高度で新しい治療が続々と導入され、安全で質の高い医療が提供されます。
そのような中で臨床工学技士は医療機器の操作や保守を担う非常に重要な役割を担っています。特に、整形外科や眼科手術全般の器械出しと外回り業務を看護師から委譲を受け、手術全体の40%に対応しています。その他、麻酔補助や医療機器の立ち会いなど全体の70%以上の手術で協働するようになりました。
近年の内視鏡機器の進歩により手術症例は拡大され、臨床工学技士が手術を安全に施行できるよう、手術のセットアップ、術中の調整、終業点検(滅菌前点検や点検後の梱包)を行い機器の信頼性を向上させています。また最近ではスコープオペレータ(内視鏡保持操作)として、医師や看護師の負担を減らすと同時に機器による術中のトラブルや破損軽減にも努めています。

薬剤師

手術センターには薬剤師も常駐しており、センターで多用される厳重な管理を求められているハイリスク薬(麻薬、毒薬、向精神薬等)の統括的な管理を行っています。また、各症例に応じた手術薬品の取り揃え、医薬品情報の提供なども行っています。

オペクラーク(事務職)

オペクラークと呼ばれる事務職は、薬剤のチェックと仕分け、診療材料の補充確認、手術センター以外の部門(外来、入院医事課、薬品管理室、診療情報管理室、資材課、総務課、看護部管理室)への連絡・報告・伝票処理、手術予定の画面確定と解除、物品の検品、データ抽出等など、さまざまな業務を担っています。

その他のスタッフ

手術器具がいつでも使えるように準備をする中央材料室のスタッフや、効率的に手術センターが稼動できるように手術と手術の間に清掃をしてくれるスタッフ、機器を運搬してくれるスタッフなど、さまざまな職種のスタッフによって、手術センターは運営されています。

PAGETOP