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腎センターで透析中の地震を想定した避難・搬送訓練


2023年9月19日

停電を想定した訓練の様子

腎センターで9月6日(水)・7日(木)、透析中の地震を想定した避難・搬送訓練を実施しました。
外来透析患者さんと腎センターの職員らが参加し、地震災害時に患者さんがご自身で身の安全を守る方法や、停電を想定した訓練を行いました。

患者さんへ職員が声かけや手順説明を行います。

訓練では、地震の揺れによって透析中の患者さんから透析の針が抜けてしまわないよう職員が声かけや手順説明を行い、患者さんがご自身で身の安全を守る方法について確認しました。
停電を想定しセンター内の電気を消した訓練では、昼間でも室内を懐中電灯で照らす必要があり、いつもとは違った環境に患者さんも真剣に訓練に取り組みました。

また、治療の継続が困難な場合には患者さんへ速やかに血液を戻し、避難場所まで誘導することが必要となります。
職員それぞれが血液回収・抜針・患者搬送などの役割を分担することによって、患者さんには各々のADL※ に合った避難方法を体験してもらうことができました。
止血しながらの避難訓練でしたが、参加した皆さん全員が落ち着いて行動することができました。
※ADL:ADLとはActivities of Daily Livingのことで、日常生活動作ともいう。「起居動作・移乗・移動・食事・更衣・排泄・入浴・整容」といった日常生活を送るために最低限必要となる動作のことを指し、高齢者や障害者の方の身体能力や日常生活レベルを図るうえでの重要な尺度として用いられている。

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