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2021年8月 腎がんに対するダビンチ手術、開始


2021年8月から小径腎がんの治療として ロボット支援腎部分切除術を導入
腎細胞がん(以下腎がん)とは、腎実質(血液をろ過し、尿を作るところ)の細胞が、がん化して悪性腫瘍になったものです。腎がんにかかる割合は10万人に約10人で、がん全体の約1%を占め、男性がやや多い傾向にあります。近年、検診の普及により腹部エコーで小さいサイズで発見される頻度が増しています。治療において腎がんは化学療法や放射線治療では根治が期待できず、手術的に切除することが最も根治の期待できる治療となります。

©インテュイティブサージカル合同会社

当院ではこれまで腹腔鏡による腎部分切除術を行ってきましたが、症例によっては縫合や結紮(糸で縫ったり結んだり)といった手技の難易度が高く、手術操作に難渋したり、術後に尿瘻(尿が尿路外へ漏れる)などの合併症を認めることがありました。
Da Vinciサージカルシステムという手術支援ロボットは、腹腔鏡手術のメリットはそのままに、多関節で可動するアームによってお腹の中で緻密な操作が可能となり、縫合や結紮といった操作をより正確で安全に行うことができます。

詳しくは、「腎がんロボット支援下手術」ページをご覧ください。

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