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スペシャリストの活躍

スペシャリストの全体の紹介

(2025年3月現在)
専門看護師・認定看護師は、高度化・専門分化が進む医療現場における看護ケアの広がりと看護の質向上を目的に日本看護協会の資格認定制度で認定審査に合格し、ある特定の専門看護分野において卓越した看護実践能力を有することを認められた看護師です。
日本看護協会が定める専門看護師は14分野、認定看護師はA課程21分野とB課程19分野があり、熟練した看護技術の提供や医療に携わるスタッフの教育を担います。当院においても看護ケアの質向上のために認定者の育成に力を入れています。
当院では、日本看護協会認定の専門看護師・認定看護師28名が活躍しています。また、診療看護師(NP)1名、特定行為研修修了者25名が協働し、高い臨床推論力と病態判断力に基づき患者の状態をタイムリーに捉えたケアの提供を行い、チーム医療を推進しています。

※認定看護師A課程:特定行為研修を含まない。認定看護師B課程:特定行為研修を含む。

専門看護師 7名

専門領域人数専門領域人数
精神看護1母性看護1
老人看護1慢性疾患看護1
小児看護2家族支援1

認定看護師 21名

認定領域人数認定領域人数
救急看護1脳卒中リハビリテーション看護1
集中ケア1脳卒中看護(B)1
クリティカルケア(B)3摂食嚥下障害看護(B)1
新生児集中ケア1慢性呼吸器疾患看護1
がん化学療法看護2慢性心不全看護1
がん性疼痛看護1感染管理2
がん放射線療法看護1感染管理(B)1
緩和ケア(B)1皮膚・排泄ケア(B)2

診療看護師 1名

領域人数
クリティカル1

特定看護師 25名

特定行為修了区分人数特定行為修了区分人数
術中麻酔管理領域パッケージ8創傷管理関連2
在宅慢性期領域パッケージ1褥瘡:血流のない壊死組織の除去1
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連16感染に係る薬剤投与関連2
呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連1循環動態に係る薬剤投与関連1
呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連2精神及び神経症状に係る薬剤投与関連4
ろう孔管理関連1

がん看護スペシャリストチーム

がん看護スペシャリストチームは、緩和ケア認定看護師、がん性疼痛看護認定看護師、がん放射線療法看護認定看護師、がん化学療法看護認定看護師で構成されています。チームカンファレンスを毎週行い、患者さんとそのご家族に最善の看護を提供できるように検討しています。
また、がん看護の質の向上のためにがん看護専門教育コースを開設し、がん看護を担う看護師の教育にも力を入れています。

がん化学療法看護認定看護師  齋藤 佳代 柴﨑 幾代 

がん化学療法とは、抗がん剤を用いた薬物治療をいいます。
がん化学療法看護認定看護師は、がん化学療法の専門知識をもち、患者さんとそのご家族が安心して治療を受けられるように支援します。がん化学療法の選択の時期、治療中、治療後に渡り、患者さんやご家族への情報提供や相談に応じ、治療を支えていきます。特に治療中の副作用については、患者さんの苦痛を少なくできるように、医師や薬剤師と連携して症状緩和に努めています。
また、がん化学療法に関連する知識の普及のため、看護師への学習会や指導を行っています。がん化学療法に携わるすべての看護師が、安全・確実・安楽な治療を患者さんへ提供できることを目指しています。

がん放射線療法看護認定看護師  杉村 恭子

放射線治療は、計画された治療回数にしたがって、毎日治療を継続することが重要です。患者さんご自身が放射線治療を正しく理解して、主体的に取り組むことができるように、放射線治療開始前から治療終了後まで継続してサポートします。
主な活動としては、放射線治療の正しい情報の提供を行い、不安を軽減できるように努めています。
副作用の出現時期に配慮しながら、症状を低減できるように支援したり、 安全に治療が受けられるような環境を整え、他部門との調整も担います。
その他には、院内外の看護師を対象に学びの場を設け、放射線療法看護の普及に努めています。

緩和ケア認定看護師(特定看護師)  梅田 靖子

「緩和ケア」は、がんと診断されたときやあなたが希望されるときは、いつでも、外来、入院問わず受けることができます。がん治療を選択する際は、病気や治療法などわかりやすくお伝えしながら一緒に考えます。
また治療中の症状や外見の変化のつらさ、治療費や仕事の悩み、お子さんや高齢のご家族への負担などの気がかりもご相談ください。患者さんやご家族一人ひとりの身体やこころなどのつらさを和らげ、あなたらしく生活を送れるように支えていきます。
お一人で悩まず、お近くの主治医や看護師に、お声がけください。

がん性疼痛看護認定看護師  吉田 恵理

がんによる痛みはがん患者さんの約7割が体験し、すべての病期にわたって出現するつらい症状です。
がん性疼痛看護認定看護師は、がんの痛みに使用する薬剤やがんの痛みに関する最新の知識を持ち、患者さんやご家族へ痛みの緩和のためのケアや指導、不安などの相談を受けアドバイスを行います。そして、患者さんやご家族が安心して生活ができ、QOLを維持・向上できることを目指しています。
がんの痛みは身体的な痛みだけではなく、心理面・社会面・スピリチュアル面など、さまざまな要因が複雑に影響していると言われています。それらの要因を総合的に判断し、多職種で協力して適切なケアを提供していきます。また、看護師へ学習会などを行い、がんの痛みに関する知識とケアの普及に努めます。

急性スペシャリストチーム Critical Care Team

急性スペシャリストチームは、「看護師がフィジカルアセスメント(身体評価)に必要な基本的な知識と技術を習得し、予期せぬ事態に対処できるよう支援する」を使命として、患者の重篤化回避や状態変化への早期対応、根拠に基づいた適切な観察・アセスメント(評価)・迅速な対処ができるよう活動しています。チームラウンドによるスタッフへ直接的指導と質の評価、安全で良質な看護を提供するために看護師の育成を行っています。

クリティカルケア認定看護師(特定看護師) 鈴木 美由紀 林 美恵子 別所 輝哉

救急・集中治療を受ける患者さんは、老若男女を問わず,病気や怪我、手術など心身の危機的な状態におかれています。刻一刻と変化する患者さんの状態に対してリスクを予見、重篤化の回避、早期回復に向けた援助を行うとともに、急性期を脱したあとのケア継続や生活を見据えた支援を行っています。
救急、集中治療に必要な高度な看護を培った知識・技術を生かした看護実践と同時に看護職・多職種への指導、相談にも対応しています。
また、活動の場は院内だけでなく、救急現場、災害現場などの院外に及んでいます。
いのちの最前線である現場から託された「命」と患者さんの尊厳を最優先にした「思い」を繋ぐ看護を実践しています。

救急看護認定看護師  清水 将人

救急患者さんは、時・場所を選ばずに発生し、人数も年齢も様々です。病院内だけでなく、災害時の看護活動など活動範囲は病院外の時もあります。
救急看護認定看護師は、少ない情報の中から患者の重症度・緊急度を判断して急激な状態変化に即応した看護援助を行います。また、多種多様な疾患・外傷のある、あらゆるライフステージの患者とその家族を対象として、発症・受傷時から社会復帰するまでの幅広い領域をカバーする分野です。
そのほかの活動としては、応急手当や各分野の救急蘇生法を医療者だけでなく、要請があれば地域の皆様などにも提供しております。

集中ケア認定看護師  尾崎 彩乃

集中ケア認定看護師は、生命の危機状態にある患者さんを対象に、病態変化を予測し、重篤化、二次的合併症の予防・回復のための援助を行います。ICUに入室する患者さんの病気は多岐にわたり、年齢層も小児から高齢者までと幅広いです。また、患者さんを支えるご家族らも心理的危機状態となることが多く、ご家族らへの支援も行います。ICU入室中だけではなく今後の生活を見据え、多職種と連携しながら患者さんとご家族に寄り添った看護ケアを行います。また、看護の質向上のためのスタッフ教育やICU退室患者さんのラウンドを行い継続したケアが行えるよう支援していきます。

慢性スペシャリストチーム

慢性チームは、老人看護専門看護師、慢性疾患看護専門看護師、脳卒中看護認定看護師・脳卒中リハビリテーション看護認定看護師、慢性呼吸器疾患看護認定看護師、慢性心不全看護認定看護師、摂食嚥下障害看護認定看護師で構成されています。専門とする領域は違いますが、病気や障がいを抱える患者に対して、退院後の生活を見据え、自律した生活を再構築できるよう支援することを目的とし、スタッフ教育、研究活動に協働して取り組んでいます。

老人看護専門看護師(特定看護師)  宗像 倫子

老人看護専門看護師は、高齢者の特徴を踏まえ、ひとりの人として包括的にとらえた看護を提供し、高齢者と家族のQOLの向上に貢献する役割を担っています。高齢者と家族が、入院から退院後まで安全で安心した生活が送れるよう、他職種と連携を図りながら、スタッフと共にケア方法を考えています。様々な健康上の問題を抱えながら生活している高齢者とご家族が、その人らしく生活できるように支援していきます。

慢性疾患看護専門看護師  山本 真矢

慢性疾患看護専門看護師は、糖尿病などの慢性疾患をもちながら生活している方々の病気の管理や予防に関する相談にのっています。慢性疾患は、患者さんやご家族の健康や生活に大きく影響します。また、疾患によってはその経過や特徴が異なっており、予測ができないことから、病気とうまくつきあっていくことが大切になります。患者さんやご家族が、慢性的な病気をもちながらどう仕事や生活を調整していけばよいか、どう病気と向き合えばよいか悩んだ際に、よりその方らしい療養生活が送れるようなセルフケア方法を一緒に考えています。

脳卒中看護認定看護師(特定看護師)  鈴木 千佳代

脳卒中療養相談士として発症時の超急性期から退院後の生活期までの一貫した看護ケアを心がけ、社会復帰支援、高次脳機能障害、嚥下障害などに対するケアの提供や相談に対応しています。看護師特定行為研修を修得後、時には医師の診療の補助、時には病棟看護師と連携し、病状が不安定な方やケア困難な状況に対して病態をふまえた看護ケアの支援をしています。具体的には栄養状態を評価、食事の変更や高カロリー輸液の調整、経腸栄養剤の調整、脱水症状があれば輸液の補正も行い、排尿ケアチームでは頻尿や排尿困難などの症状に対するケア方法を多職種と連携して対応しています。胃ろう造設した方には外来でも管理の相談や交換を行い、必要に応じ気管カニューレの交換なども実施し、病状の変化に対してはタイムリーに対応することで利用者の皆さんが安心して療養生活が送れるように活動しています。

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師(特定看護師)  藤田 三貴

脳卒中は「脳が卒然(そつぜん)と中(あた)る」というその名の通り、それまで普通の生活をしていた人に突然起こり、意識が障害されたり運動麻痺が出たりする病気です。身体機能だけでなく認知機能も障害されることが多く、患者さん本人だけでなく家族やその周囲の人たちへも影響が及びます。
脳卒中リハビリテーション看護の認定看護師は、発症した時点から退院後の生活を患者さんや家族と一緒に考え、入院中の看護ケア、退院後の患者さんの生活に合わせた血圧自己測定方法や、塩分制限の食事指導などの生活指導を行っています。
脳卒中の症状は患者さんひとりひとり違い、その援助方法は個別性が重視されます。病前と違う姿に、戸惑う患者さんや家族の心に寄り添いながら、生活の再構築に向けた援助をしていきます。

慢性呼吸器疾患看護認定看護師(特定看護師)  中村 麻友美

慢性的な呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉、間質性肺炎、気管支喘息、気管支拡張症、肺結核後遺症等)を患った方は、病気による様々な症状を抱え療養生活を過ごされています。また呼吸機能の低下により在宅酸素療法が導入され、生活に不自由を感じている方も少なくありません。
慢性呼吸器疾患看護認定看護師は、他職種と連携をとりながら患者さんの病状や生活に合わせた支援を行っています。動作の工夫や環境の調整を行う事で息苦しさを伴う生活や、在宅酸素療法を取り入れながらの生活の中でも、患者さんとご家族がその人らしく療養できるように支援していきます。

慢性心不全看護認定看護師  近藤 理子

慢性心不全は進行すると風邪や塩分・水分の取りすぎ、薬の飲み忘れなどちょっとしたことがきっかけで、心不全に陥るようになります。私たち慢性心不全認定看護師は、心不全のリスクを抱えた患者さんが、自宅で療養するのをサポートすることを主な役割としています。心不全増悪のきっかけは人それぞれです。きっかけを適切に評価し、それを改善することにより、その人らしい人生を過ごしながら、心不全増悪を回避する方法を患者さんと一緒に考えていきます。
心不全を抱えた患者さん後家族だけでなく、療養を支援する医療専門職の方からのご相談も受けています。

摂食嚥下障害看護認定看護師(特定看護師)  二橋 美津子

摂食嚥下障害とは、食べものを認識し飲み込むまでの過程のどこかで問題が生じることです。その結果、食べものをうまく摂取できなくなり、低栄養や誤嚥性肺炎、窒息のリスクが高まります。そのため、摂食嚥下障害を早期発見し、患者さんそれぞれに合わせた食事内容や栄養摂取方法の選択を行います。摂食嚥下チームや栄養サポートチームと連携し、患者さんの食べる楽しみを支援していきます。

母性・小児スペシャリストチーム

母性・小児スペシャリストチームは、母性看護専門看護師1名、小児看護専門看護師2名、新生児集中ケア認定看護師1名の4名で構成されています。
専門・認定看護師が連携し、妊娠前から出産・育児を行なう過程で、女性とその家族が安心して妊娠・出産・育児ができるよう、また疾患や障がいを抱えた子どもがその子らしく成長・発達できるよう継続的に関わり、子どもとその親・家族が健全に育まれるように支援しています。

母性看護専門看護師  爪田 久美子

母性看護専門看護師は、地域の保健師や医療ソーシャルワーカーなどと連携し、妊娠・出産・育児を体験する女性とその家族に対し、安心・安全で満足できる妊娠・出産・育児ができるよう支援する専門職です。具体的には、遺伝相談外来を受診された妊婦の方の受診後相談や、育児等に問題を抱えて退院する方の生活調整・育児相談をご本人様の意向を確認しながら地域の保健師や助産師と行っています。また、NICUや小児科に入院中のお子様の授乳に関する相談も受けています。
普段は産科病棟で勤務していますが、必要に応じて産科外来・小児科・NICU等にも出向きます。

小児看護専門看護師  鈴木 さと美 一柳 雄輔

小児看護専門看護師は、子どもが治療を受けながらも健やかに成長発達できるよう支援します。
又、多職種と連携しながら子どもと家族中心のケアの質の向上に貢献する役割を担い、子どもと家族にとっての最善の目標を考える看護実践を大切にしています。
主な活動内容は、 入院中、または在宅療養されている子どもと家族を対象とし、子どもと家族の意向を尊重した医療・看護が提供できるよう、多職種と連携し支援を検討しています。又、治療・療養の場面における倫理的課題を把握し、最善の支援をスタッフとともに検討しています。

新生児集中ケア認定看護師(特定看護師)  寺部 宏美

NICUに入院されている新生児達は、言葉で訴えることができず、また疾患や未熟性によって反応も繊細です。そして生まれてすぐに家族と分離し入院生活をおくることになります。新生児集中ケア認定看護師は、そんな新生児達が示す繊細なサインを捉えて、病態の改善だけでなく健やかに発達していけるよう療養環境や日常ケアなどについて様々な視点から見直します。また親子の絆を護り、新しい家族のはじまりを支え続ける存在でありたいと思っています。ご家族や医療スタッフと共に、常に最善の看護を追求し、実践者として役割モデルにもなれるように努めています。

基礎看護

家族支援専門看護師 加藤 智子

家族支援専門看護師は、患者の回復を促進するために、患者さまのみならず、ご家族に支援させていただくことを専門にしている看護師です。大切なご家族のひとりが病気やけがを発症した時、また障がいを抱えた時、ご家族全体に影響や困難を引き起こすことがあります。ご家族が心身ともに健康であることは、患者さまの回復を促進するために非常に重要です。そのため、いかなる場合もご家族に寄り添い、情緒面を支え、今後起こり得る困難、治療方針の選択や療養生活についての意思決定など、一緒に考え支援します。
普段は、MFICUで患者・家族の意向を尊重した医療・看護が提供できるように、多職種と連携しながら活動しています。そして必要に応じて、病棟や外来の家族支援も行っています。

精神看護専門看護師 高橋 淳子

精神看護専門看護師は、サブスペシャリティ領域にリエゾン精神看護を持つ特性があり、一般的にはリエゾンナースと呼ばれています。リエゾンナースは、精神看護の知識と技術を用いて、身体疾患をもつ患者さんへ専門的な視点で心のケアを提供し、必要に応じ、医師の治療的介入への橋渡しやリラクセーションなどの実施も行っております。また、患者さんをケアする看護職員および医療スタッフのメンタルヘルス支援も行っております。

皮膚・排泄ケア認定看護師(特定看護師)  大杉 純子 太田川 沙織

創傷ケア・オストミーケア・排泄ケアを専門にしています。
具体的活動として、褥瘡予防と褥瘡の早期改善を目標に、褥瘡対策チームと協働しながら褥瘡回診やカンファレンス・学習会を行っています。オストミーケアでは、病棟看護師と協働して人工肛門や人工膀胱の管理や、日常生活・社会福祉制度などについて説明を行っています。また、看護スキンケア外来では、退院後もオストメイトが安心して暮らすことができるよう継続支援しています。
2022年から「褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去」「創傷に対する陰圧閉鎖療法」の特定行為を開始しています。医師・褥瘡対策チーム・病棟看護師と連携して、タイムリーかつ安全に特定行為を実践することを目標に活動しています。

感染管理認定看護師   眞壁 利枝(特定看護師) 内山 沙紀(特定看護師) 澤木 由紀子

病院における感染防止対策の目的は、患者さんはもちろんのこと、ご家族や面会者、医療従事者だけでなく、病院を訪れる全ての方々を感染症から守ることです。そのために、感染症発生動向に注意を向け、各部門との連絡や調整等の役割を担うのが感染管理認定看護師です。具体的な活動内容は、院内サーベイランス(院内感染の監視や調査)、院内ラウンドの実施と評価、院内感染対策マニュアルの作成、手洗いなどの感染防止技術の実践と評価、最新の知識や情報の提供です。感染防止対策の重要性を職員一人ひとりが理解し、組織全体が統一して取り組むことが出来るように今後も継続した活動をしていきます。

診療看護師

診療看護師  松村 一美

診療看護師(NP:Nurse Practitioner)は、大学院修士課程において医学的な知識や技術を学び、厚生労働省で定められている診療行為(21区分38行為)を行うための研修を修了した看護師です。
昨今では超高齢社会が到来し、医療・福祉の在り方にも変化がみられており、医療・看護ニーズはますます高度化・多様化・複雑化しています。診療看護師は、患者さんの療養生活をアセスメントする看護の視点を基盤とし、さらに幅広い医学的知識を兼ね備えることで、治療と療養の双方向からアプローチを行います。外来から退院まで継続的に関わり、病状の変化にはタイムリーな医療的介入を行うことで、安心して療養生活を過ごしていただけるよう努めていきます。また、患者さんの生活に合わせた療養指導や意思決定支援、地域とのシームレスな連携の強化などを目指して活動していきます。

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