2月 循環器センター
【診療科・センター紹介】循環器センター
胸がドキドキしたり、ふらついたり、そんな症状が気になりませんか?もしかして、それは不整脈の症状かもしれません。不整脈は適切な診断と治療で管理できます。不整脈の疑いがある場合は、早めに専門医に相談することが大切です。 |
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不整脈とは?
不整脈とは、心臓の拍動が異常なリズムになる状態を指します。通常、心臓は規則正しく収縮と拡張を繰り返して、血液を全身に送り出しています。しかし、不整脈があると、そのリズムが乱れることになります。
不整脈には、いくつかのタイプがあります。例えば、心拍数が速くなる頻脈、遅くなる徐脈、そして不規則な心拍を示す心房細動などです。これらは時に、動悸や息切れ、めまいなどの症状を引き起こします。重症になると、失神や心不全の原因となり突然死に至ることもあります。心房細動の場合は、心臓の中に血栓ができて脳梗塞を引き起こすこともあります。
不整脈には、いくつかのタイプがあります。例えば、心拍数が速くなる頻脈、遅くなる徐脈、そして不規則な心拍を示す心房細動などです。これらは時に、動悸や息切れ、めまいなどの症状を引き起こします。重症になると、失神や心不全の原因となり突然死に至ることもあります。心房細動の場合は、心臓の中に血栓ができて脳梗塞を引き起こすこともあります。
主な原因は?
不整脈の主な原因は、心臓弁膜症や心筋梗塞、心筋症、先天性心疾患などの心臓の病気です。しかし、心臓病がなくても、ストレス、過労、睡眠不足、喫煙、飲酒、薬の飲み合わせや大量摂取、カフェインの過剰摂取などにより、不整脈を引き起こすことがあります。また、高血圧や糖尿病、高コレステロール血症など生活習慣病も不整脈に関係します。
治療法は?
不整脈の治療法は、そのタイプや重症度により異なります。軽症の場合、生活習慣の改善やストレス軽減が有効で、良好な睡眠を確保することも大切です。重症の場合は、薬による治療や、カテーテル治療(アブレーション)、手術が行われます。
不整脈は放置すると怖い病気です。3月8日(土)に市民公開講座「みんなで健康ゼミ」を開催します。不整脈について、専門の医師がわかりやすく解説しますのでぜひお越しください。
文責:循環器センター長 心臓血管外科部長 小出 昌秋
不整脈は放置すると怖い病気です。3月8日(土)に市民公開講座「みんなで健康ゼミ」を開催します。不整脈について、専門の医師がわかりやすく解説しますのでぜひお越しください。
文責:循環器センター長 心臓血管外科部長 小出 昌秋
市民公開講座 みんなで健康ゼミ
3月8日(土)に開催する市民公開講座「みんなで健康ゼミ」のテーマは「知って安心!不整脈の最新の治療」です。専門の医師が不整脈についてわかりやすく解説しますのでぜひお越しください。
会場にお越しいただくほか、お手持ちのスマートフォンやパソコンを使ってご自宅等から視聴(ライブ配信・見逃し配信)いただけます。
会場にお越しいただくほか、お手持ちのスマートフォンやパソコンを使ってご自宅等から視聴(ライブ配信・見逃し配信)いただけます。
2025年2月号(冊子)
- 表紙・特集
エンプティ・カロリーに、ご用心~心血管系の病気を予防するために~
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