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循環器センター


各分野の専門医が、あかちゃんからご高齢の方までのあらゆる心臓と血管の病気に対応します


センター長:小出 昌秋

当院では1962年の開院とともに循環器科を創設し、同時期に心臓手術を開始しました。以来50年以上にわたり静岡県西部の循環器医療の中心的役割を果たしています。
2010年4月には、循環器科・心臓血管外科・小児循環器科の協力体制を強化するため、循環器センターを設立しました。さらに、2015年の第4期増築工事を経て、心臓カテーテル検査室・心臓専用のハイブリッド手術室・集中治療室・循環器病棟を集中的に配置したことで、機動性と安全性が向上しました。
心臓や血管の病気は急を要することも少なくありません。当センターでは、地域の皆さんがいつでも安心してかかることができるよう、24時間体制で診療を行っております。

循環器センターの理念


当センタ-を利用してくださる方々ひとりひとりに、
1. 信頼のおけるデータと的確な判断に基づき、安全・確実・迅速な循環器医療を提供する。
2. どんな状況でも常に誠意をもって接する。
3. わかりやすく納得のゆく説明を心がける。

ロゴマーク

循環器センターの前向きな精神・患者さんの希望や明るい未来(幸運のオリーブの枝)を運ぶ鳩にシンボリックにデザインしたロゴマーク。

患者さんやご家族が見た時に、明るい希望や未来を感じられるロゴマークであることを考慮しました。同時に、循環器センターが常に前向きに医療技術の向上に努力し、進化すること。それによって守られる心臓や循環器を羽ばたく鳥の羽根をハートのフォルムにデザインすることで表現しました。また、聖隷福祉事業団の基本精神を表す医療(赤)・教育(青)・福祉(緑)と、ヨハネによる福音書13章のたらいをリンクさせたデザインでもあります。

リーフレット


特色ある治療

心不全のチーム医療

心不全の原因になるさまざまな病気の中でも、多くの職種でサポートした方がよい病気について、更に以下の5つのチームに分かれて診療にあたっています。
当センターでは、医師・看護師・薬剤師・臨床工学技士・理学療法士・管理栄養士など多くの職種で協力して、患者さんにとってベストな治療ができるよう「チーム医療」を推進しております。診療科や職種の枠を超えて、チームメンバーが気軽に意見しやすい環境で、日々患者さんがどうすればより良くなるかを議論しています。

経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)

「TAVI(タビ)」は、足の付け根の血管からカテーテルを使って人工弁を心臓に挿入する治療法で、従来の弁置換術のように胸を開いて人工心肺を使用したり心臓を停止させたりする必要がありません。そのため、ご高齢や他に病気があることで、従来は手術が受けられなかった患者さんでも治療が可能となりました。身体への負担が少ない治療法です。

インペラ(IMPELLA)補助循環用ポンプカテーテル

インペラ(IMPELLA)は、非常に小型のポンプをカテーテルで左心室の中に入れることで、循環補助(動かなくなった心臓のかわりに全身に血液を送る)が可能となる新しいデバイス(機械)です。
これまでの循環補助デバイスの問題点(太い管を血管に入れる必要がある、心臓にとっては負担になる場合があるなど)が改善され、重症の急性心筋梗塞、重症心不全の急性増悪、劇症型心筋炎を含むさまざまな心臓病の治療成績が改善する可能性があります。

経皮的僧帽弁接合不全修復術(MitraClip術)

マイトラクリップ(MitraClip)を用いた「経皮的僧帽弁接合不全修復術」は、僧帽弁閉鎖不全症に対する新しいカテーテル治療です。身体への負担が少ないなどのメリットがあり、デメリットとしては僧帽弁逆流の原因や程度、弁の形などによって治療の困難な場合もあることと、新しい方法なので長期成績が不明瞭なことがありますが、今後ますます盛んになると思われる治療法です。

ステントグラフト治療について

先天性心疾患のカテーテル治療について

先天性心疾患や子どもの心臓病について

センターの取り組み

医師紹介/実績紹介

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