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成人先天性心疾患科


成人先天性心疾患科、小児循環器科、循環器科、心臓血管外科と一体となり診療を行っています


部長:宮﨑 文

成人先天性心疾患患者さんの心臓病は、一般成人のそれとは大きく違います。中等症以上の方は、こどもの時からの慢性的な心不全と多臓器不全を合併しておられます。そのため、症状を訴えられるのは、心不全がかなり進行してからです。症状が発現してからの治療では手遅れであり、将来おこってくる病態に対して先手をうつことが重要と考えています。
このような成人先天性心疾患患者様の診療行うには、
  1. 小児期からの経過と病態を理解できる専門医
  2. 特殊な病態に対応する最先端医療
  3. 多臓器不全に対応できる多領域 (多くの専門科)/多職種の介入
が必要となってきます。
当院は、総合病院であり、多数名の専門医が常勤する専門医総合修練施設です。新生児科・小児循環器科・循環器科・心臓血管外科との連携により、新生児期から老齢期まであらゆる年代に対応した診療を行っており、先天性心疾患患者様の診療には理想的な施設です。これからも、患者さんの生涯にわたって、よりよい医療が提供できるよう、努力を怠らず、精進してまいります。

特色ある診療

多数名の専門医が常勤する成人先天性心疾患専門医総合修練施設

2024年4月、現在3名在籍しています。

カテーテル治療

  • 先天性心疾患合併不整脈に特化したカテーテルアブレーション治療 (心筋焼灼術)
  • 卵円孔開存から複雑先天性心疾患まで、あらゆる先天性心疾患に対応したカテーテルインターベンション治療

成人先天性心疾患患者様の診療で、カテーテル治療は重要です。
不整脈に対するカテーテルアブレーション (心筋焼灼術)や、欠損孔閉鎖や狭窄解除に対応するカテーテルインターベンションがこれにあたります。 2024年から経皮的肺動脈弁留置術も開始しました。
当院では成人先天性心疾患専門医が中心となって、これらの治療をおこなっております。
それぞれの治療の詳細については以下のリンクをご参照ください。

主な対象疾患

構造以上を伴うあらゆる先天性心疾患患者さん
心房中隔欠損、卵円孔開存、心室中隔欠損、ファロー四徴、エブスタイン奇形、修正大血管転位、フォンタン術後など
QT 延長症候群やカテコラミン誘発性多形性心室頻拍などのチャネル病 (遺伝性不整脈)

専門外来

成人先天性不整脈外来

成人先天性ペースメーカー外来

また常時、心房中隔欠損症、卵円孔開存症、動脈管開存症の閉鎖栓を用いた治療に関するお問い合わせに応じています。

成人先天性不整脈・成人先天性ペースメーカ外来 (宮﨑医師):第1、3、 5 火曜午後

医師紹介/実績紹介


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