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大腸CT検査について



大腸CT検査とは?

肛門から大腸の中に炭酸ガスを注入し、腸管を拡張
させた状態でCT撮影を行います。
画像処理を行うことで、内視鏡で観察しているような
画像を作成することができます。


検査時間は、入室から20分程度です。
(検査当日は便の状態の確認等も行いますので、来院からご帰宅までは1時間程度の時間を要します。お時間は、便の状態により前後します。)

当施設では、人間ドックのオプションおよび便潜血が陽性となった際の精密検査として検査することができます。

【メリット】
 ・大量の下剤を飲む必要がない
 ・わずかなチューブの挿入で検査ができるため、大腸内視鏡に比べて身体的負担が少ない
 ・内視鏡では観察しづらい、大腸ひだの裏や屈曲部などの観察に優れる
  
【デメリット】
 ・わずかな医療被ばくを伴う
 ・平坦な病変や5mm以下のポリープは見つけにくい
  (内視鏡治療が必要な6mm以上の病変の多くは診断可能です)
 ・組織の採取等の処置は行えない

検査をお受けいただけない方

・妊娠中、またはその可能性がある
・人工肛門を使用している
・ペースメーカーを使用している
・グルコースモニタリングシステム(血糖測定器)を使用している など

検査の流れについて

検査の準備

大腸内に便が残っていないほうがよい検査ができるため、検査3日前より食事制限等の前処置が必要です。
事前案内に従って準備をして下さい。

検査開始

①着替え
 専用の検査着に着替えます。

②注射
 腸の動きを抑える注射をします。

③炭酸ガスの注入
 細いチューブを肛門から数cm挿入し、炭酸ガスを注入して大腸を拡張させます。 
力を抜いて楽にしていてください。

④撮影
 大腸に炭酸ガスが十分入ったところで撮影を行います。
撮影中は、合図にあわせて息を吐いて止めてください。
息止め時間は、10秒程度です。
うつ伏せと仰向けでそれぞれ撮影します。
以上で、検査終了です。
不安なことがあれば何でもご相談ください。

検査結果について

CT撮影により得られた画像データを元に、2次元・3次元画像を構築します。
2人の専門医による読影を行い、結果は後日郵送いたします。
 ※読影…検査で得られた画像から所見を読み、診断を下すこと