グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



サステナビリティ

【看護師派遣】第3次隊(2018年8月9~8月13日)


派遣概要

池田(左)・別所(右)

■派遣職員
聖隷浜松病院 池田晃汰(看護師)
聖隷浜松病院 別所輝哉(看護師)

■派遣期間
2018年8月9日(木)~8月13日(月)

1日目(2018年8月9日)

(浜松駅にて)
静岡県ボランティア協会小野田理事長と

第二次隊から引継ぎを受け、くれボランティアセンターでの活動報告会に参加しました。
現段階の主な業務として、引き続き下記の活動を続けます。
①参加ボランティアの健康管理(特に熱中症と怪我)
②自宅で過ごす住民の健康状態の把握と声掛け
ストレスフルな状況が1ヵ月を超えました。情報収集に努め、現場と情報のすり合わせを行い、地域住民が気軽に集まり談話できるようなコミュニティづくりにも視野を広げていきます。

2日目(2018年8月10日)

本日、天応サテライトでは179名のボランティアの受け入れを行いました。そのうち看護師は4名、2チームに分かれて地区を巡回。前日までは3地区(大西、下西、宮町)でのボランティア活動でしたが、作業の進展から、本日は4地区(大西、下西、宮町、大浜)へ拡大しました。途中、擦過傷の方と脱水症状の方を手当てしました。
  • 大西地区
    場所により足元に釘やガラス片が見られ、また砂埃が多い中マスクを着用されてないボランティアの方が多く見受けられました。地区の中でも、ニーズが高く、長期でのマンパワーが必要と感じました。
  • 下西地区
    重機が導入されてはいるものの、土地柄入れない場所もあり、バケツリレーで土砂の掻き出しを行なっていました。
  • 宮町地区
    地域住民を中心に、ボランティアも活動されていました。地域住民の声として、疲労と今後の生活の不安について聞かれました。
    夜、明日からの行動計画について方向性を確認しました。お盆にかけて、ボランティア活動者が増えることが予想され、対策を万全にしていくことや、地域住民のコミュニティについて住民の声をベースに具体的に考えていきます。

ボランティアに向けた掲示

巡回地区の様子

3日目(2018年8月11日)

本日、天応では205名のボランティアの受け入れをしました。うち看護師は3名。使用資材の確認後、大浜、宮町を巡回。活動中、手を負傷した2名と、脱水・熱中症の3名を手当しました。体調不良の背景として、3名とも災害ボランティアが初参加だったこと、前日までの休息が不十分だったこと、食事をあまりとっていなかったことが挙げられました。今後、お盆休暇で初めて災害ボランティアに参加する方も多く見込まれることから、天応サテライト出発前にも、事前に注意を払い皆さまの体調管理を強化します。

(天応サテライト)本日もボランティアが続々と集結

巡回前の備品チェック

4日目(2018年8月12日)

ボランティアの看護師や保健師と情報共有を行い、大西、下西、宮町を巡回しました。
ボランティアのチームにより、休憩時間に差があり、休憩が少ないチームから熱中症者がでているように感じました。また危険地帯での作業にも関わらずヘルメットやマスクを着用していない方がいることや、手指衛生に関し意識が薄い印象を受けたので、今後こまめに注意喚起を行い、感染予防を強化していきます。

(天応サテライト)ボランティアの看護師と

屋内でもかなり暑さ。こまめに休息を

5日目(2018年8月13日)

引き続き、大西、下西、宮町を巡回しました。依頼した手指消毒用品が市民センターに届いたため、巡回しつつ現場で休憩をとるグループへ配布。炎天下での作業者が多いため、熱中症対策も強化しました。途中、靴擦れや手の怪我、熱中症の方を手当てしました。看護師同士でタイムリーに情報共有をすることで現場の状況に早く対応できたように感じます。現場のニーズを知ることや信頼関係構築のため、実際に現場に入り同じ環境下、同じ目線で活動することが大切だと思いました。
午後は第4次隊へ情報共有、引継ぎを行い、バトンをつなぎました。

昨日の現場状況を鑑み手指消毒を強化

5日間の学びを第4次隊につなげます

  1. ホーム
  2.  >  サステナビリティ
  3.  >  災害支援
  4.  >  平成30年(2018年)7月豪雨災害の支援活動
  5.  >  【看護師派遣】第3次隊(2018年8月9~8月13日)
PAGE
TOP
施設探す