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サステナビリティ

【看護師派遣】第4次隊(2018年8月13日~8月18日)


派遣概要

杉山(左)、伊藤(右)

■派遣職員
聖隷三方原病院 杉山益唯(看護師)
聖隷三方原病院 伊藤雅子(看護師)

■派遣期間
2018年8月13日(月)~8月17日(金)

1日目(2018年8月13日)

第3次隊から引継ぎを受け、地区の様子を実際に見に行きました。夜はミーティングで今後の予定を確認。8月13日~8月17日の期間は台風15号の影響も心配され、活動内容が今までと変更になる可能性もありますが、自分たちに出来ることを一つひとつ行ってまいります。

(浜松駅にて)静岡県ボランティア協会小野田理事長と

(呉港にて)第3次隊の思いも引き継ぎます

2日目(2018年8月14日)

本日の天応サテライトのボランティアは318名に上りました。気温と湿気も上がりここ1ヶ月の中でも特に厳しい環境となったため、熱中症予防を中心に見回りをしました。
ボランティアのグループが増え、飲み物が入っているクーラーボックスが不足。ボランティアの方が持参した飲み物はすぐに底をつき、あちこちから冷たい飲み物の要求があり、社会福祉協議会の方と連携し対応しました。
午後には熱中症疑いの方が2名。看護師はケア優先、水配りは社会福祉協議会の方にお願いし、活動を進めました。重機が道に出て作業している箇所や、土嚢運搬チームが重機の横スレスレを通る箇所もあり、ヘルメットやマスクの着用も呼び掛けました。

炎天下の飲料水、冷却材などの運搬に欠かせないクーラーボックス

3日目(2018年8月15日)

本日は天応サテライトのボランティア受け入れがないため、安浦地区安登に活動場所を移し、土砂で埋もれた畑の回復作業をしました。
始めはボランティアコーディネーターの指示のもと活動していましたが、途中から私たち看護師2名とボランティア25名での運営となりました。ボランティアリーダーとは休憩の取り方について相談し、タイムテーブルを作成。作業前にマスクを持っていない方には配布を行い、休憩時は手洗い、手指消毒も促しました。途中、雨の中の作業となり、濡れた体を拭くタオルが足りなくなりそうでした。12時過ぎに雨が強くなったため、コーディネーターから作業中止の連絡あり。迎えのバス到着まで、土嚢を運搬するため全員でバケツリレーをしました。軽いものからとても重い物まで変化に富み、大変な重労働となり皆さんに疲労の色が見えました。

(安浦地区安登)住宅裏の崖は今朝も石や土砂が落ちてくる状況で、市の職員も視察に来ていました

4日目(2018年8月16日)

本日は雨のため、屋外でのボランティア活動は全面中止、呉市役所内のボランティアセンターにて物品資材の検品整備を行いました。山口県の看護師1名、静岡県と神奈川県のボランティア6名(うち4名は学生)と共に、貸出し用の長靴や踏み抜き防止インソールなどを日干ししました。
話をするうち、スポーツドリンクは飲みすぎて食傷気味、麦茶が欲しいという意見も聞かれました。また備品は、塩飴は十分用意があるものの、即効性のあるタブレットが必要と感じました。本日すべての物品を確認できたため、明日からは現状を踏まえて活動をしていきます。

物品置き場を確認。
2人は高校生。ボランティアとして奮闘しています。

濡れた長靴を干して皮膚病を予防。

5日目(2018年8月17日)

本日の天応サテライトボランティア数は236名、26グループ。高校生16名、小中学生4名でした。
昨日の雨でいつも通っている道が通行禁止になり、ぬかるみもあちこちで発生。土が水分を含んでおり、土嚢の重さがいつもの倍に感じられました。
ただ、最高気温が30℃と、やや風もあり涼しく感じ、熱中症疑いの方は出ず無事作業を終了しました。
看護師は我々2名と追加の1名、リハビリトレーナー1名が水分補給隊として加わってくれました。
今回の派遣期間では、台風の接近に伴い、酷暑に加えて雨の中の支援の在り方についても考えさせられました。
今後に役立てるよう、第5次隊に引継ぎをしっかりと行い、より現場のニーズにあった支援をしていきます。

午後には第5次隊が呉入り

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