グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



サステナビリティ

【看護師派遣】第8次隊(2018年8月29日~9月2日)


派遣概要

■派遣職員
浜名湖エデンの園 吉村浩美(看護師)
奈良ニッセイエデンの園 近藤千賀子(看護師)

■派遣期間
2018年8月29日(水)~9月2日(日)

1日目(2018年8月29日)

本日呉入りし、早速第7次隊と共に現場を巡回。引継ぎを受け、途中怪我の対処も行いました。

呉市社会福祉協議会の方と顔合わせ

まだ復旧作業が必要な現場も多くみられます

2日目(2018年8月30日)

本日気温は33度、やや雲と風もあり昨日より過ごしやすく感じました。天応地区ボランティアは138名、看護師は5名での活動。昨日から土砂で埋もれた家屋の泥のかき出し作業が続いています。看護師は2チームに分かれ、作業をするボランティアを巡回しながら体調確認や作業中にできた傷の処置、熱中症対策を行いました。作業中、泥の中から写真が見つかり、明日持ち主に返却される予定。また住民より大屋川の水質調査の依頼がありました。来週の月曜日(9月3日)からは2学期が始まるため、交通面で注意するようミーティングで共有がありました。

ボランティアの看護師と。
手分けしてボランティアの体調管理を行います。

地図を元に徒歩で巡回

3日目(2018年8月31日)

本日天応地区の作業ボランティアは85名。看護師は7人で2チームに分かれて活動。 昨日のミーティングで、メンタル面のフォローが必要と思われる住民がいらっしゃるとの共有があり、看護師3人で訪問。 一人暮らしの高齢の女性で、日中は自宅、夕方は避難所に宿泊しているとのこと。日々の様子などお話くださる中で、「みんなに助けられ嬉しかった、感謝感謝、友達は宝」という言葉が何度も聞かれました。笑顔で気丈に振る舞っていらっしゃいましたが、「まだ何もする気が起こらない」という言葉が全てを物語っているように感じられました。お話を聞き、体調確認を行いながらハンドマッサージも行いました。災害後2ヶ月、慢性期にはストレスから来る心身の不調が現れてきます。自分たちの言葉一つ、立ち居振る舞い一つにおいても、常に相手を思いやる心を忘れずに、引き続き活動していきます。

道で出会ったネコも痩せていました

「家で飼っていたオオクワガタが生きており、ボランティアセンターに連れてきた」という方もいらっしゃいました

4日目(2018年9月1日)

本日は朝から雨が降っているため、市民センター内での活動。静岡県ボランティア協会に登録している「しずおか茶の国会議」メンバーの手ほどきを受けながら、足湯や手や肩から背部にかけてのマッサージなどを行いつつ利用者のお話を聞き取りました。とにかく早く家に帰りたいとおっしゃる方、犬が身代わりになってくれたとの声も聞かれました。ペットを亡くしペットロスになる方もいらっしゃるため、傾聴しながら様子をうかがいました。仮設住宅への引っ越し準備をされている方も多いようです。

ボランティアセンターでは毎日ミーティングで情報共有がされています

5日目(2018年9月2日)

日曜日のためか、天応地区のボランティア数は約200名と多く、看護師6人を2チームに分けて巡回。
途中、ボランティアから泥が目に入った場合の対処について質問があり、配布されている水で洗い流し、看護師に連絡するよう説明しました。その後市民センターでも看護師間で情報を共有。まだ泥が多い場所もあるため市民センターにもゴーグルを用意するよう提案しました。
この2ヶ月間で土砂のかきだしが進んだ家屋や、仮設住宅に転居され生活を整えだしている方もいますが、まだまだ手つかずのところもあり、ボランティアのニーズは高いと思われます。呉で出会えたボランティアの方々から多くのことを学んだボランティア派遣でした。今後も、自分たちにできることを取り組んでいきます。

共に活動したボランティアメンバーと

  1. ホーム
  2.  >  サステナビリティ
  3.  >  災害支援
  4.  >  平成30年(2018年)7月豪雨災害の支援活動
  5.  >  【看護師派遣】第8次隊(2018年8月29日~9月2日)
PAGE
TOP
施設探す