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ドクターヘリ

ドクターヘリ

ドクターヘリ

ドクターヘリとは

ドクターヘリは、救急現場で迅速に本格的救急医療をおこなうための医師派遣システムです。聖隷三方原病院では2001年10月から正式なドクターヘリ導入促進事業として運用を開始しました。
ドクターヘリには救急現場での初期治療に必要とされる医療機器等が搭載されております。

ドクターヘリの目的

救急現場へ医師、看護師を派遣することで初期治療までの時間短縮することが最大の目的です。
早期に治療開始することにより、救命率の向上や後遺障害の軽減等の効果、さらには、重症例も軽症化され医療費の抑制にも繋がります。
また、ドクターヘリの機動力を生かして短時間で適切な医療機関へ搬送できます。これによりへき地における救急医療体制を強化し地域格差をなくすことができます。

出動範囲

静岡県はドクターヘリ2機体制です。
当静岡県西部ドクターヘリは、西は湖西市、東は焼津市、藤枝市、島田市、川根本町までを主に管轄し、静岡市から東は順天堂大学静岡病院に基地を置く静岡県東部ドクターヘリが担当しています。

出動範囲

ドクターヘリ出動まで

ドクターヘリ出動体制図

ドクターヘリ

ドクターヘリ

ドクターヘリ運航統計

静岡県西部ドクターヘリ運航報告

2022年度中の静岡県西部ドクターヘリの総出動件数は274件であった。内訳は救急現場出動181件、施設間搬送14件、キャンセル79件(離陸前キャンセル26件を含む)であった。

静岡県西部ドクターヘリは、2021年10月1日に運航20周年を迎えた。1999年4月に本邦初のドクターヘリの運航を浜松救急医学研究会による自主運航の型で開始し、2001年10月1日からドクターヘリ事業として正式運航を開始し、総出動件数は11,299件に達した。24年間の出動を大きな事故もなく実現できたことは、多数の関係者、県民のご協力、ご理解の賜物と考えており、深く感謝申し上げる。

さて、2021年6月には、「総合病院聖隷三方原病院ドクターヘリ格納庫新築工事落成式」を執り行うことができた。式には、川勝静岡県知事はじめ関係する市町の多くの皆様にご参列いただき、お披露目となった。関係者の皆様のご支援や地域の皆様のご理解により7月から運用開始となり、悪天候時の屋上ヘリポートからの避難そして迅速な復旧、また機体整備などが可能となった。

ドクターヘリは、運航会社、そして消防機関、基地病院、関係各機関と連携して、安全運航を追求することが必要である。これを実現するために、各種訓練シミュレーション、事後検証会、安全管理部会等での議論を通して、関係各機関との「顔の見える関係」を今後とも大切にしていきたいと考えている。
安全運航の継続を最重要課題としつつ、今後とも関係各機関とのより一層の密接な連携を深めながら活動を続けていく所存である。
(高度救命救急センター センター長 早川 達也)

ドクターヘリ統計については、下記PDFファイルをご覧ください。


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