1930年、当時不治の病として人々に恐れられ忌み嫌われていた結核と貧しさに苦しむ一人の青年を、若きクリスチャンたちが協力しあい、小さな病室を建てて彼をあたたかく迎え入れたことが聖隷福祉事業団のはじまりです。これは最も助けが必要な人たちをもてなすホスピスの働きそのものです。この隣人愛が聖隷の中で生き続け、その愛の土台に、1981年にわが国で最初のホスピスとして聖隷ホスピスが開設されました。
最も困難な状態にある人が、最期まで有意義に生き抜くことができるように援助することを目指しています。そのために、医師、看護師、看護助手、チャプレン(病院牧師)、臨床心理士、リハビリをはじめとした多職種チームで、患者さんのこころとからだのつらさを和らげ、患者さん・ご家族が大切にしていることを尊重できるようにコミュニケーションを取り、ご家族が患者さんのお世話を十分に行えるようにご家族のケアを行っています。
ホスピス開設から時代と共に治療やケアのやり方は変わってきましたが、自分自身のように無条件にその人を大切にする、無償の愛である隣人愛が実践される場であり続けられるように努めています。
診療部ホスピス科のページはこちらをクリックしてください。
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