ホスピス科
INDEX
メッセージ
1981年、聖隷三方原病院に日本で初めてのホスピスが開設されました。以来、私たちは「最も困難な状態にある方が、尊厳を保ちながら最期まで有意義に生きることができるよう支援する」ことを理念に掲げ、日々取り組んでいます。
この理念を実現するために、医師・看護師をはじめとする多職種のチームで連携し、患者さんのこころとからだのつらさをできる限り和らげることに努めています。また、患者さんとご家族が大切にしている思いを尊重できるように、丁寧なコミュニケーションを心掛けています。ご家族が安心して大切な時間を過ごせるよう、家族への支援にも力を入れています。
ホスピス開設から現在に至るまで、治療やケアのあり方は時代とともに変化してきましたが、「自分自身のように相手を大切にする隣人愛」は変わることなく、私たちの根幹にあります。これからもこの隣人愛を土台として、患者さんとご家族が安心して過ごせるホスピスであり続けられるよう努めてまいります。
この理念を実現するために、医師・看護師をはじめとする多職種のチームで連携し、患者さんのこころとからだのつらさをできる限り和らげることに努めています。また、患者さんとご家族が大切にしている思いを尊重できるように、丁寧なコミュニケーションを心掛けています。ご家族が安心して大切な時間を過ごせるよう、家族への支援にも力を入れています。
ホスピス開設から現在に至るまで、治療やケアのあり方は時代とともに変化してきましたが、「自分自身のように相手を大切にする隣人愛」は変わることなく、私たちの根幹にあります。これからもこの隣人愛を土台として、患者さんとご家族が安心して過ごせるホスピスであり続けられるよう努めてまいります。

部長 今井 堅吾
主な対象疾患
- がん
- 後天性免疫不全症候群(AIDS)
専門的な治療・活動の紹介
積極的な抗がん治療を行っていない進行がんの患者さんで、つらい症状の緩和が必要な方や、全身状態が悪化し日常生活に介助が必要な方に対して、主にホスピス病棟で入院による症状緩和やケアを提供しています。
がん患者さんは、痛みなどの身体的苦痛に加え、不安や抑うつといった精神的苦痛、経済的・家族的な問題といった社会的苦痛、生きる意味を問い直すスピリチュアルな苦痛など、さまざまな側面の「全人的苦痛(トータルペイン)」を抱えておられます。私たちはこうした苦痛を包括的に捉え、多職種(医師・看護師・薬剤師・リハビリスタッフなど)によるチームで連携し、少しでもその苦痛が和らぐよう努めています。
また、患者さんとご家族の希望を丁寧にお聞きし、その希望に沿った過ごし方ができるよう支援します。患者さん・ご家族の生活の質(QOL)を少しでも高められるようお手伝いしています。
さらに、多くのボランティアの方々が、身の回りのお手伝いやアクティビティの提供、病室から眺められる庭の手入れなどを通じて、患者さんとご家族の暮らしを支えてくださっています。
また、患者さんとご家族の希望を丁寧にお聞きし、その希望に沿った過ごし方ができるよう支援します。患者さん・ご家族の生活の質(QOL)を少しでも高められるようお手伝いしています。
さらに、多くのボランティアの方々が、身の回りのお手伝いやアクティビティの提供、病室から眺められる庭の手入れなどを通じて、患者さんとご家族の暮らしを支えてくださっています。
専門外来(入院予約のための外来)
ホスピス病棟への入院を希望される方のために、毎週火曜日・木曜日に入院予約のための外来を実施しています。- 当院以外にかかっておられる方は、事前に地域医療連携室(053-439-0001)へお電話でご予約ください。
- 外来当日は、紹介状および検査データ(CD-Rなど)をご持参ください。
- ご家族のみでの相談も可能です。
- 外来当日の即日入院はできません。
- 入院までにお待ちいただく期間があります(状況により変動します)。
- 病棟見学をご希望の方には、スタッフがご案内いたします(平日のみ、要予約)。
