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内視鏡センター

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概要

当院内視鏡センターは、患者様本位の医療の一環といたしまして、皆様が気持ち良く内視鏡検査を受けられますように、待合室・検査室・回復室・トイレ・洗面所などに工夫をしました。待合室は大型のテレビを鑑賞しながら、大腸内視鏡の前処置となる下剤をゆったりとくつろいで時間をかけて飲んでいただけますように配慮いたしました。
トイレは個室4ヶ所と車椅子用トイレ1ヶ所あり、患者様ひとりひとりに割り振って使えるようプライバシーに配慮いたしました。また、浣腸処置が必要な方のために車椅子のまま入ることができる広い浣腸処置室も用意しています。
内視鏡機器は電子内視鏡システムを導人し、検査結果もすべてコンピュータ管理です。患者様用のテレビ画面も用意しましたので、検査を受けながらご自分の胃腸の中を見ることもできます。内視鏡は全自動洗浄機で消毒・管理され感染症対策も万全です。
回復室にはベッド1床と安楽チェアー5台を用意し、内視鏡治療後の回復、急な体調不良にも対処可能としました。

内視鏡センター



内視鏡検査・治療

当院では皆様が気楽に苦痛なく、また都合よく検査を受けられますように、
1.麻酔(鎮静)胃カメラ、麻酔(鎮静)大腸カメラ
2.細い経鼻内視鏡の導入
3.大腸カメラ・胃カメラ の同日検査(希望で)等を積極的に導入して参りました。

次に現在当センターで行っております消化器内視鏡治療を紹介いたします。

内視鏡的消化管止血術

胃や大腸等の消化管から大量に出血しますと吐血、下血が起こり、血圧が下がって生命維持が困難になる場合があります。内視鏡的に止血できれば緊急開腹手術を行わずに済みます。


内視鏡的胃瘻造設術

食事の嚥下障害を伴う方、誤嚥性肺炎を繰り返す方の場合、内視鏡を用いて腹壁と胃壁を直接繋ぐ胃瘻ボタンを設置する事で、点滴よりも安全、生理的な栄養補給を行う事ができます。


内視鏡的腸閉塞解除チューブ挿入術

腸閉塞では、詰まった部位の上流に大量の腸液が溜まり、腹痛や嘔吐の原因となり、放置しますと腸穿孔を起こしますので、内視鏡を用いて腸液を抜くチューブを挿入する事で緊急開腹手術を回避する事もできます。


内視鏡的胆管結石除去術、内視鏡的減黄術

胆管結石は、開腹手術では大手術になる場合もありますが、X線下で内視鏡を十二指腸まで挿入し、胆管の出ロから胆管造影を行い、出ロを拡げて結石を鉗子でつかんで除去する事ができます。また膵癌や胆管癌による悪性胆管狭窄、黄疸に対し胆汁を抜くチューブを内視鏡的に胆管へ挿入して減黄術を行う事もできます。



診療実績

 2024年度2023年度2022年度
上部消化管内視鏡(EGD)1,722件1,734件1,640件
下部消化管内視鏡(CS)988件1,068件1,030件
内視鏡内逆行性胆管膵管造影術(ERCP)1件4件0件
経皮経肝胆管ドレナージ(PTCDなど)
2件2件1件
経皮的内視鏡胃瘻造設術(交換含む)29件32件28件
その他(内視鏡下嚥下機能検査など)6件15件7件
内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー、EMR)369件371件283件
止血術13件8件10件
異物除去術2件2件4件
イレウス管挿入術5件11件4件


スタッフ紹介

氏名役職医籍
原 竜平内視鏡センター長
(外科部長 兼務)
2002年
三鬼 慶太内科部長1994年
田井 優太外科医長2017年
久保田 敏彦非常勤1990年
佐野 義洋非常勤2006年
山田 裕非常勤2016年
久岡 和彦非常勤2016年


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