内科
このページの目次
概要
当院内科では一般内科として急性疾患、 慢性疾患を問わず 診療を行っております。
外来部門での急性疾患は感染症など、慢性疾患としては 高血圧、糖尿病、虚血性心疾患、消化器疾患、慢性肝炎、 喘息、アレルギー疾患などを多く診療いたしております。また、複数の 疾患を持つ高齢の方の治療や健康管理も多く行っております。
入院
入院部門では急性疾患、各種の感染症や呼吸不全、急性心不全などを 治療しております。
より専門的な治療を要する患者様には、ご希望に応じて近隣の医療機関を 紹介して、検査や治療を受けていただいております。 今後もスタッフの充実や設備の高度化を行って地域の医療に 貢献していきたいと考えております。
腎臓内科
腎臓病を主な診療対象とする内科が「腎臓内科」です。具体的に病名を挙げるならば、原発性腎疾患(慢性糸球体腎炎など)、全身疾患に伴う腎疾患(糖尿病性腎症、膠原病による腎疾患、高血圧による腎障害など)です。また腎臓と高血圧とは密接に関係しているため、高血圧疾患も「腎臓内科」で診療を行うことがあります。
腎臓の機能が低下してゆき、自分自身の腎臓では生命を維持できない状態に至った場合、人工腎臓(人工透析)を受けることになります。わが国において、2006年12月末時点で約26万4千人の患者様が透析療法を受けていらっしゃいます。静岡県だけでも約8400人の患者様が透析療法を受けていらっしゃいます。全国では毎年毎年、およそ1万人の患者様が新たに透析療法に導入されています。腎機能低下を防ぎ、透析療法に導入される患者様を減らすのが腎臓内科医の目標であり、悲願です。本院でもそれを目標に診療に当たっています。
腎機能が低下する原因は数多くありますが、現在最も問題となっているのが、糖尿病によって腎臓が障害される「糖尿病性腎症」です。糖尿病の初期は、多くの場合自覚症状は皆無です。しかし放置すれば確実に病状は進行し、重篤な合併症を引き起こします。腎臓障害も合併症のひとつで、患者様の予後を大きく損なうものです。現在透析導入の原因疾患の第1位は糖尿病性腎症で、透析導入の患者様の約43%は糖尿病性腎症によるものです。糖尿病を有する患者様が増えている現実を踏まえ、今後糖尿病性腎症の治療がますます重要になってゆくと思います。
スタッフ紹介
氏名 | 役職 | 医籍 |
---|---|---|
奥村 一之 | 副理事長 | 1970年 |
芹澤 敬 | 常勤 | 1984年 |
片柳 智之 | 内科副部長 | 2002年 |
三鬼 慶太 | 内科部長代行 | 1994年 |
石山 唯子 | 内科副部長 | 1999年 |
馬場 仁 | 非常勤 | 1991年 |
藤原 光 | 非常勤 | 1990年 |
渡邉 直人 | 非常勤 | 1988年 |
清水 貴子 | 非常勤 | 1981年 |
岡田 眞人 | 非常勤 | 1973年 |
源馬 理恵子 | 非常勤 | 1982年 |
野村 郁男 | 非常勤 | 1982年 |
平野 克治 | 非常勤 | 1995年 |
石黒 望 | 非常勤 | 1982年 |
瀬尾 尚吾 | 非常勤 | 2008年 |