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ママさん薬剤師奮闘中

当院の薬剤部には、働くママさん・パパさん薬剤師が沢山います!
お子さんができてからも安心して働ける環境があります。


再就職ママさん

どんな業務を行っていますか?

同僚の薬剤師と確認中

【調剤・監査業務】
入院、外来患者さんの使用する薬剤の調剤、監査業務をおこなっています。患者さんからの薬に関する問い合わせの電話や調剤薬局からの疑義照会の対応なども調剤室業務の中でおこなっています。
【病棟業務】
担当病棟で患者さんの持参薬確認、入院中に開始になった薬の説明、医師への処方提案、退院時薬剤指導などをおこなっています。患者さんが薬の管理をしやすいように一包化をしたり、一週間分の薬をカレンダーにセットして飲み忘れ防止の工夫をしたりして、患者さんごとに薬物治療が適切にできるような工夫をしています。

復帰後の職場環境はいかがですか?

仕事の面では業務内容の変更点の把握等についていけるか心配でした。自己学習はもちろん必要ですが、先輩だけでなく、後輩も丁寧に教えてくれるのでブランクの期間があっても安心して働ける環境です。また、娘の体調不良で急にお休みをいただくこともあるのですが、職場の皆さんが業務調整などで対応してくださるので大変助かります。
一方、1歳になったばかりの娘を保育園に預けることで一緒にいる時間がグッと減ってしまい、さみしい思いをさせてしまうのではないかというところも不安でした。しかし、今ではお友達の名前を教えてくれたり、保育園に行くために早くベビーカーに乗りたいとアピールしてくれたり、娘なりに保育園生活を存分に楽しんでいるようです。

仕事と子育てをどのように両立していますか?

共働きなので、家族で協力して家事、育児をしています。平日は保育園のお迎えや食事の片付け、洗濯物を夫にお願いしています。私は次の日の食事の下準備や、娘のお風呂、寝かしつけを担当し、効率よく家事を済ませられるよう工夫しています。その分、娘と遊んだり、自分の体を休める時間に充てたりすることで心身健康にすごせるよう心がけています。
また、毎週日曜は朝から1週間分の食材や日用品の買い出しに家族そろって出かけ、商品を買い物カゴに入れるのは娘の担当、楽しそうに手伝ってくれます。天気のいい日にはそのまま家族で公園へ。持参したお弁当で「あおぞらランチ」をするのが最近の楽しみです。

後輩の皆さんへ

私自身、就職先を選ぶときに結婚・出産・育児をしながら働き続けられる職場であるかという点はそれほど重視していませんでした。しかし、いざその立場になり、仕事を長く続けるために職場選びの重要なポイントだったのだと感じています。現職場では先輩ママ薬剤師に子育ての悩みを相談でき、業務終了後に早く帰宅できるように皆さんが配慮してくださること、家族や親族の協力があることで、子育てと仕事の両方を楽しむことができています。今後は同じようにママ薬剤師になる方のサポートもできたらいいなと思っています。
ぜひ皆さん一緒に働きましょう!お待ちしています!

産休・育休取得ママさん

どのような業務を行っていますか?

薬剤師外来で患者さんに薬の説明

主に、病棟・化学療法室・がん薬剤師外来の業務を担当しています。就職3年目から化学療法に従事するようになったことがきっかけで、育休終了後にがん専門薬剤師の資格を取得しました。
さまざまな業務がありますが、どこで働いていても目の前の患者さんが今よりも良くなる薬の使い方を追求しています。自分の考えた薬の使い方が治療に反映されて、患者さんが喜んでくれたり良くなったりした時、働いていて良かったなと感じます。

産休・育休復帰後の職場環境はいかがでしたか?

復帰後、時短制度を利用して働くことができたこと、娘の発熱などの急な休みの時にも安心して休むことができ、働きやすい職場で助かりました。時短終了後も、定時で帰れるような配慮があり働きやすいです。

仕事と子育てをどのように両立していますか?

「17時に帰る」と決めて、どのようにすれば終わるのか考えながら予定を組むようにしています。夫の平日休みが週に一度あるので、終わらなかった仕事はその日にまとめ、1週間の帳尻を合わせるようなスタイルです。ただ、一人ですべてこなすのは難しいため、職場でも家でも困っていること、手伝ってほしいことは頼むようにしています。今は職場に迷惑をかけることがどうしても多いですが、長く働くことで、次のママさん薬剤師を助けられるように頑張ろうと思っています。

後輩の皆さんへ

慣らし保育が始まった時には、娘を置いてくる切なさに涙が止まらなくて、仕事を辞めようと思いました。その後も娘のことを考え、退職を悩んだことがたくさんあり、きっとこれからもあると思います。ただ、それ以上にこの病院で病院薬剤師として働く喜びが大きく、働き続けることができていると感じています。この病院で働いていると、薬剤師としてのスキルはもちろんですが、人材育成について学ぶ機会も多くあり、そこで得た知識は子育てにも非常に役に立っており、母親としての視野が少しは広がっているように思います。みなさんと一緒に長く働くことができることを楽しみにしています。

妊娠中ママさん

現在妊娠中との事ですが、職場環境はいかがですか?

病棟看護師と打ち合せ中

座り仕事の多い業務への調整等、配慮していただきました。
重いものをもっていると、「持ちますよと」声をかけてくれる優しい同僚に、体調を気にかけてくれる同僚に感謝しています。
何より病院で働いているため、体調に何かあったときにすぐに連絡ができるので安心して働けました。

仕事と子育てをどうやって両立していますか?

前日の業務終了時に翌日の仕事内容の確認と時間割を立てておき、効率よく業務を進められるようにします。
※17時で終了できなかった分(明日に持ち越してもよい分)は、明日にまわし業務を終了
職場を出たら、頭を切り換えて子どもとの時間を過ごすよう心がけています。とはいっても、自宅では家事に追われることがほとんどです。そこで毎日10分間は、子どもの話しを聴く、宿題をみる、本を読む等子どもとの時間に集中することにしています。
仕事のモチベーションを保つために、2人目の育休復帰後に小児薬物療法認定薬剤師を取得しました。関係する勉強会や学会に参加するため、祖父母を巻き込んで調整しています。

後輩の皆さんへ

子育て中は仕事のペースが落ちますが、仕事を続けることが大切だと思います。自分がこうなりたいという薬剤師像に向かって少しずつ邁進していきましょう!

おまけ(パパさん薬剤師も奮闘中)

7年目薬剤師

奥さんは当院NICUの看護師です♪

入職後は耳鼻咽喉科、眼科等の頭頚部の外科病棟の薬剤師として、その後ICU/救命救急病棟の薬剤師を経て今年度より抗菌薬適正使用支援チーム(以下、AST)の専従薬剤師として勤務しています。ASTの業務に従事しており、院内における抗微生物薬治療に対して、多職種で協同して感染症治療のサポートを行っています。感染症治療は個々の症例で対応が異なることが多く、患者さん側の要因や原因微生物によって治療薬の選択が変わってきます。日々悩むことが多いですが、とても貴重な経験として、普通の薬剤師業務では得られないやりがいと充実感が得られます。また、プライベートでは趣味の登山をしたり子どもと遊んだりと充実しています。