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小児科

聖隷浜松病院小児科専門研修プログラム

 ※掲載中の内容はプログラム申請中のものですので、内容が変更になる可能性がございます。ご了承ください。

プログラムの特徴

・豊富な症例を経験することができます。
・各専門分野の医師が充実した研修をサポートします。
・小児科専門医としての総合力を修得するための最適なプログラムです。
・静岡県内で承認が得られた小児科プログラムは僅か3つしかありません。
・本プログラムはそのうちのひとつです。
・スタッフの出身大学はさまざまで、入局責務はありません。

各病院の特徴

聖隷浜松病院

・Common disease から専門的疾患まで幅広く診療できます。
・総合周産期母子医療センターを有し、多数の新生児疾患を経験できます。
 新生児救急車を備え、静岡県西部地区の新生児搬送を行っています。
・てんかんセンターを有し、多くの小児てんかん診療を経験できます。
・循環器センターを有し、多くの小児心疾患診療を経験できます。
・各専門分野(新生児、腎、内分泌、感染症、神経、循環器、血液・腫瘍、リウマチ性疾患など)の医師と
 ともに多くの専門的疾患を経験できます。
・働きやすい職場を目指し、シフト制を導入しています。
 原則として、当直当日の日中および当直明けの午後は duty はありません。

聖隷三方原病院

・急性疾患から慢性疾患まで小児科専門医として経験必須である
 小児疾患を数多く診られ、小児医療の基礎を学べます。
・自ら外来診療において慢性疾患のフォローを経験できます。
・重症心身障害児施設をもつ小児神経専門施設であり、その分野での専門性が高いです。
・ドクターヘリを有する救命救急センターがあり、小児科として重症児への対応も経験できます。
・子育て中の女性医師にも無理のない勤務体制を提供できます。
・働きやすい職場を目指し、シフト制を導入しています。
 原則として、当直当日の日中および当直明けは duty はありません。

プログラムのスケジュール

聖隷三方原病院ドクターヘリ

・聖隷浜松病院小児科   1年間
・聖隷浜松病院新生児科  1年間
・聖隷三方原病院小児科  1年間
・地域医療は、聖隷三方原病院小児科での研修に含まれます。
・研修4年目は、上記のいずれかの施設で研修を継続しながら専門医試験を受験することが可能です

募集人数

4名

研修期間

4年

週間スケジュール(聖隷浜松病院 小児科)

8:00 抄読会
8:30朝カンファレンス(患者申し送り)、チーム回診
9:00病棟
学生・初期研修医の指導
一般外来病棟一般外来
学生・初期研修医の指導

病棟
12:00 ランチョンカンファレンス
13:30午後カンファレンス(入院患者検討)
14:00病棟/外来病棟病棟
学生・初期研修医の指導
心カテ病棟/外来
17:00患者申し送り
症例検討会
(4/年)
振り返り
(1/月)
合同勉強会
(2回/年)
地方会
(3回/年)
当直(1/週)週末当直(1/月)

指導責任者メッセージ

・わたしたちのチームは、common disease から高度専門医療まで、ほぼ全ての疾患を診療しています。
・こどもの「総合診療医」として活躍できる力を充分に修得できるプログラムです。
・子どもたちの未来を一緒に支えてくれる若い皆さんを心から歓迎します!

聖隷三方原病院 重症心身障害児施設
(おおぞら療育センター)

新生児救急車(聖隷浜松病院)

指導体制の特徴、魅力

豊富な症例数

・Common disease から専門的疾患までさまざまな疾患を経験できます。
・多忙な反面、充実した研修ができます。

手厚い指導体制

・上級医とともに複数主治医制をとります。
・各専門分野の医師が研修を手厚くサポートします。

責任をもって診療できる環境

・主体性を持った診断・治療方針の決定・実践が可能です。
・責任をもつことにより専門医として大きく成長できます。

症例実績(2018年報より)

診療内容

Common diseaseから専門的疾患(循環器疾患、腎尿路疾患、リウマチ性疾患、血液・腫瘍疾患、アレルギー疾患、感染症、内分泌疾患、消化器疾患)まで幅広く診療している。

取り組み

腎疾患
新生児の先天性腎尿路疾患から年長児の慢性腎臓病まで幅広い疾患の診療を行っている。2018年度小児腎臓外来の新規紹介患者は80名であった。主な検査としては、膀胱造影25件、核医学検査36件、腎生検46件を実施した。血液浄化療法は、視神経脊髄炎に血漿交換、慢性腎不全患児の腹膜炎時・エルシニア感染による急性腎不全に血液透析を施行した。また、超低出生体重児の急性腎不全に腹膜持続灌流を行った。3名が腹膜透析外来管理中である。

内分泌疾患
新生児マススクリーニングへの対応や成長・ 二次性徴の評価や治療などに関わり、 内分泌機能評価を行った(のべ53試験)。 マススクリーニングでは内分泌疾患にとどまらず脂肪酸代謝異常症や有機酸異常症など(VLCAD欠損症、MCAD欠損症、MCC欠損症、シトリン欠損症など)の先天代謝異常症の発見を受けて、それらの初期対応から管理を行っている。更に成長ホルモン分泌不全性低身長症、SGA性低身長症、軟骨無形成症、プラダー・ウィリ症候群、ターナー症候群の計61人に対して成長ホルモン治療を行った。

リウマチ性疾患
若年発症無筋症性皮膚筋炎、若年性特発性関節炎(小関節型)などの診療を開始した。新たに生物学的製剤の導入を必要とするリウマチ性疾患患児はみられなかった。

血液・腫瘍性疾患
2018年度は固形腫瘍(神経芽腫、骨肉腫、肝芽腫、上咽頭がん、脳腫瘍など)が多かった。その他に新規の白血病4名、サラセミア1名、遺伝性有口赤血球症2名を診断、治療した。

感染症
7月頃からRSウイルス感染症が、12月頃からヒトメタニューモウイルス感染症が流行した。
幸い、 パリビズマブ接種対象児が接種前にRSウイルスに感染して重症化することはなかった。例年と比較して急性胃腸炎の入院が多くみられた。その多くはノロウイルス感染症と考えられたが、ロタウイルスワクチン未接種児のロタウイルス感染症入院例が一部みられた。

消化器疾患
新規の潰瘍性大腸炎1名の治療を開始した。また、潰瘍性大腸炎が再燃した児に生物学的製剤(ゴリムマブ)を導入した。腸管ベーチェット病として治療していた1名に遺伝子検査を実施し、A20ハプロ不全症であることが判明した。インフリキシマブによるinfusion reactionを合併したため、アダリムマブに変更して治療を継続している。
診療実績・学術業績はこちら(聖隷浜松病院本体サイトへリンクします)
聖隷浜松病院
小児科
聖隷浜松病院
新生児科
聖隷三方原病院
小児科
年間入院数(実数)1,4006001,200
年間外来数(延べ)22,0004,00030,000

各施設の症例実績の詳細はプログラムを参照してください。

施設認定学会

聖隷浜松病院

・日本小児科学会小児科専門医研修支援施設
・日本小児循環器学会小児循環器専門医修練施設
・日本小児神経学会研修施設
・日本周産期・新生児医学会暫定研修施設(新生児)

聖隷三方原病院

・日本小児科学会小児科専門医研修支援施設
・日本小児神経学会研修施設
・日本周産期・新生児医学会暫定研修施設(新生児)

医師数・指導医数

医師数指導医数
聖隷浜松病院24名12名
聖隷三方原病院12名7名

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