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臨床研究・治験


臨床研究とは

臨床研究とは、人を対象として行われる医学研究のことです。病気の予防・診断・治療方法の改善や病気の原因の解明、患者さんの生活の質の向上を目的として行われます。
医療に活用できる確かな情報を集め、それを科学的に評価し根拠に基づいた医療につなげていくため、医療者は患者さんに協力いただきながら、医療・医学の発展のためにさまざまな臨床研究を実施しています。

治験とは

私たちは病気になったりけがをすると「くすり」を注射したり飲んだりします。
「くすり」による治療や予防は20世紀後半から目覚しい進歩を遂げてきました。しかし、すべての病気が制圧されたわけではありません。今も健康や生活の質を脅かすさまざまな病気があり、それらに有効な新しい「くすり」を待ち望んでいる方が数多くおられます。そのため、世界中で新しい「くすり」を開発する努力が続けられています。
新しい「くすりの候補」の開発の最終段階では、健康な人や患者さんの協力によって、人での効果と安全性を調べることが必要です。こうして得られた成績を国が審査して、病気の治療に必要で、かつ安全に使っていけると承認されたものが「くすり」となります。
人における試験を一般に「臨床試験」といいますが、「くすりの候補」を用いて国の承認を得るための成績を集める臨床試験は、特に「治験」と呼ばれています。
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