グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ


治験Q&A



Q. 担当医師から治験の説明を受けたらどうすればよいですか?

治験への参加はご本人の自由意思です。決して強制ではありません。以下の内容をきちんと確認し、納得した上で治験に参加するかどうか決めてください。
  • 目的や試験的な部分
  • 治験の方法やスケジュール
  • 効き目や副作用
  • 相談窓口、緊急時の連絡方法
家に戻られてから考えた結果、断るのも自由ですし、治験の途中で中止することも自由です。治験に参加しなかったり、途中で中止しても、担当医師があなたにとって最善と思われる治療を行います。

Q. 治験コーディネーター(CRC)はどんな人ですか?

治験コーディネーターは患者さんの人権や安全性が守られ、ルール違反のない信頼性の高い治験がスムーズに行われるよう管理調整する専門スタッフです。治験中は患者さんとの窓口となり、診察に立ち会うなどし、安全・安心に治験が実施できるようにサポートします。

Q. 治験参加のメリット、デメリットはなんですか?

メリット

  • 治験に参加して治験薬を使用することは、未承認の新薬を使用できる機会を得ることになります。 
  • 治験では、通常の診療より詳しい検査を行います。

デメリット

  • 未知の副作用がでる可能性があります。
  • 治験期間中は定期的に通院していただくため、通院回数が多くなる場合があります。
  • 治験期間中は薬の飲み方や生活の仕方など、守らなくてはならないことがあります。
  • 治験によっては、プラセボ※を使用する場合もあります。
※プラセボとは
見た目は治験薬と同じですが、有効成分は含まれていないものです。
治験では、薬の効果を正確に調べるために治験薬とプラセボを比較することがあります。

Q. 治験薬に副作用の心配はありますか?

どんな薬にも副作用があります。したがって、治験薬も副作用がでる可能性があります。 
治験中の診察や検査では患者さんの身体に何か好ましくないことが起きていないかチェックをします。患者さん自身が何かおかしいと感じたときには、すぐに担当医師やCRCにお知らせください。適切な治療を行ないます。

Q. 治験に参加した後でも途中でやめられますか?

治験に参加した後でも患者さんの希望でいつでもやめることができます。ただし治験薬を使用している場合はやめた時点で、安全性確認のための検査がありますのでご協力ください。

Q. 治験に参加中の医療費はどうなるのですか?

治験薬は治験を依頼している製薬会社(治験依頼者)からの提供となります。また、治験薬を使用している期間中は、検査や一部の薬の代金は、治験依頼者が負担することもあります。それ以外の費用(再診料等)につきましては、通常の診療の時と同様に健康保険が適用されますので、自己負担分をお支払いください。

Q. プライバシーは守られますか?

患者さんから得られた治験の結果などの情報は、誰のものかわからないようにして(これを「匿名化(とくめいか)」といいます)、治験依頼者に提出されます。また治験依頼者、場合によっては治験審査委員会の委員や規制当局(厚生労働省またはその依頼機関)などの治験関係者が、患者さんの当院での診療の記録すべて(他科受診分や治験参加前の記録も含む)を治験参加中及び治験終了後に閲覧します。しかし治験の関係者は、法律で個人の秘密を守るように定められていますので、患者さんのお名前や病気のことなどプライバシーに関わることが外部に漏れる心配はありません。

Q. 他の病院で治療中ですが、治験に参加することはできますか?

参加にあたってはさまざまな条件がありますので、まずは当センターの相談窓口までお問い合わせください。その後、参加を希望される場合は、現在の主治医に相談し、当院へ紹介していただいてください。当院受診の際には、担当医師より治験説明とあらためて参加の条件に合うかどうかを確認させていただき、条件に合えば参加が可能になります。

Q. 健康な人を対象とした治験は行っていますか?

当院では実施しておりません。
PAGETOP