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手術センター 外科手術用内視鏡システム、導入


2023年10月3日

呼吸器外科手術にてIR使用時
部屋を暗くして血流観察(緑の部位が血流のあるところ)をしています。高精細の4Kを活用し、切除部位を確認しています。

内視鏡外科手術で用いる4Kや3D、IRなどの機能を集約

2023年5月、4K映像や3D立体視、IR※観察などの機能を一つのシステムで対応できる外科手術用内視鏡システム「VISERA ELITE III(ビセラ・エリート・スリー オリンパス社)」を導入しました。従来2台のシステムを使って行っていた手術が、1台のシステムで完遂することができます。
また、フォーカス自動調整と焦点深度の深化により、より高精細な画像を取得することができます。従来の4K手術内視鏡では、被写界深度の低下によるフォーカス調整回数の増加が課題でした。しかし、本システムではスコープの動きに合わせてフォーカスを自動調整するC-AF(Continuous Auto Focus)機能により、フォーカス調整の回数を低減させ、近景から遠景までより鮮明な画像を取得できます。
シンプルな運用になり、手技の効率化と医療従事者の負担低減につながります。

当院では呼吸器外科、大腸肛門科、上部消化管外科、スポーツ整形外科、婦人科などの診療科で使用しています。

※IR:蛍光薬剤を投与して、近赤外光(IR)を照射することにより発生する蛍光を観察する機能

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