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testICU(集中治療領域)業務

24時間体制で臨床工学技士が常駐し、 安全で確実な検査・治療に貢献しています。


対象業務

心臓カテーテル検査

カテーテルアブレーション業務

ペースメーカ関連業務

小児心臓カテーテル検査

脳血管内カテーテル業務

人工呼吸療法

急性期医療

その他活動(DMAT等)

心臓カテーテル検査

心臓カテーテル検査では、 24時間体制で緊急時にも備えながら、治療中は血管内エコー (IVUS)、OCTなどの画像診断装置、大動脈内バルーンパンピング(IABP)、経皮的心肺補助(PCPS)などの操作を行っています。循環器医師と共に最先端の治療が行えるよう努めています。

カテーテルアブレーション業務

2002年4月からカテーテル室において、不整脈を専門とする循環器医師の赴任により心臓内電気生理検査業務を開始しました。心臓電気生理検査は、カテーテルを介して心臓内の細かい電位を測定することで不整脈の確定診断を行うことができます。このEPSで不整脈が確認されればカテーテルアブレーションといって、頻脈(脈が早くなること)となる余分な刺激経路を焼き、頻脈による胸のドキドキや意識消失等を治療します。
 臨床工学技士はこの際、不整脈解析装置を操作し、細かい心内心電図を循環器医師と伴に確認し記録します。また、診断に必要となる心臓内への直接電気刺激を行い、頻脈を誘発なども行います。確定診断が行われれば高周波装置による焼灼を医師の指示のもと操作を行います。心臓を立体的に描くことが出来る3Dマッピング装置を操作して安全に行なっています。

ペースメーカ関連業務

心臓ペースメーカや植込み型除細動器(ICD)、心臓再同期療法(CRT)など植え込み術にも参加し、患者様に最適な設定を行えるよう努めています。また、ペースメーカ外来に参加し、患者さまの安全を確保しています。外来では、植込んだペースメーカが正常に作動しているか確認します。各社の遠隔モニタリングも積極的に導入しています。

小児心臓カテーテル検査

当院ではカテーテル業務の一環として、小児カテーテル検査にも参加しています。検査は全身麻酔下で行われ、CEは麻酔導入から参加し、介助からモニター装着、体位固定まで他のスタッフと協力し、患者管理を行なっています。カテ中は心臓の各部位の血液酸素飽和度を測定し、Fick法にて肺体血流比Qp/Qs, 肺血管抵抗(Rp)などを算出しています。また CEが清潔介助に入ることで、カテーテルに専念でき、検査・治療のスムーズな進行に貢献しています。




脳血管内カテーテル業務

24時間体制で急性期から慢性期まで全ての治療に介入しています。
当院の脳血管内治療(IVNR)においては、術中の虚血や閉塞、出血に対して迅速に対応できるよう、術中神経生理学的モニタリング(IONM)を施行しています。また挿管・点滴・動脈圧ライン・フォーレ挿入の介助や、動脈圧ラインからの採血、医療機器の準備や操作を行います。

人工呼吸療法と臨床工学技士の取り組み

1. 人工呼吸器の安全管理
集中治療室や一般病棟で多種の人工呼吸器を運用し、臨床工学技士が医師・看護師と連携して最適な機種を選択。毎日のラウンドで故障や設定異常を点検し、安全な呼吸管理を徹底しています。
2. リハビリ・在宅療法のサポート
治療中の患者様のリハビリに立ち会い、安心して進められるよう支援しています。また、自宅で治療機器を使用される患者様には使い方を丁寧に説明し、在宅療法を安全に続けられるようサポートしています。
3. 呼吸サポートチーム(RST)での活動
2009年に立ち上げたRSTに参加し、医師・看護師・理学療法士と協力して呼吸療法の質向上に取り組んでいます。臨床工学技士は専門的な設定提案や院内スタッフへの勉強会を通じ、病院全体で安全な呼吸管理を実現しています。

急性期医療における臨床工学技士の役割

1. 救急外来・外傷救急対応
臨床工学技士は救急外来において人工呼吸器や生命維持管理装置の準備・点検を行い、到着直後から安全に治療を開始できる環境を整えています。2020年からは「トラウマコード」を導入し、重症外傷患者への迅速な対応体制を確立。人工呼吸管理や輸液装置を通じ、地域の外傷救急を支えています。
2. 集中治療室での医療機器管理
ICUでは24時間体制で臨床工学技士が常駐し、人工呼吸器・ECMO・IMPELLAなど高度機器の運用を担当。多職種と連携したカンファレンスに参加し、病態に応じた機器の設定や運用を提案することで、より良い治療を実現しています。
3. 急性血液浄化療法の実施
急性腎傷害(AKI)、敗血症性ショック、急性肝不全、薬物中毒など重症患者に対し、CKRTを含む急性血液浄化療法を施行。年間200件以上を実施しており、臨床工学技士が準備から治療中の管理までを担うことで、安全で確実な治療提供に貢献しています。

その他活動

1. DMAT・防災訓練への参加
当院の臨床工学技士は、DMAT活動を通じて災害派遣や地域行政と連携した防災訓練に参加しています。災害時にも医療機器の専門家として、安全で確実な医療提供を支えています。
2. 院内急変対応(コードブルー)
院内で急変が発生した際にはコールを受け、医師・看護師と共に患者蘇生のチームメンバーとして活動します。人工呼吸器や循環補助装置などの操作を担い、救命率の向上に貢献しています。
3. 生命維持管理装置を用いた病院間搬送
重症患者の転院搬送では、臨床工学技士も同乗し、気管内吸引や人工呼吸器・循環補助装置の管理を担当します。搬送中も安全に治療が継続できるよう、確実なサポートを行っています。

ICU-CEの1日

  • 08:30 ICUカンファレンス
    医師・看護師をはじめとする他職種の合同カンファレンスに参加し情報を共有。

  • 09:00 回路充填
    ICUの各ベッドを回り、使用中の呼吸器の確認、点検を実施します。

  • 10:00 人工心肺開始
    ICUでの急性血液浄化療法を、準備から治療中の管理まで対応します。

  • 12:00 昼食&休憩
    休憩室や社員食堂等各々の場所で休憩します。

  • 13:15 ICUミーティング
    朝のカンファレンスから変化があったことや、行った検査の結果を多職種で確認します。

  • 15:00 機器点検
    ICUで使用する人工呼吸器・輸液ポンプ等の各種医療機器の使用前・使用後点検を行います。

  • 17:00 夜間勤務者へ交替
    24時間体制でCEが常駐するため、夜勤者に引き継ぎを行います。

  • 20:00 トラウマコード対応
    重症外傷患者が救急外来へ到着した際に参集し、到着直後から安全に治療を開始できる環境を整えます。

  • 00:00 休憩
    休憩室や仮眠室で休憩します。

  • 08:30 日勤者へ交替
    日勤者に夜間の情報を共有し、引き継ぎを行います。夜勤後は、休息のため翌日の勤務は休みとなります。

カテCEの1日

  • 08:30 申し送り
    ICU-CEの夜勤者から夜間の情報を共有したり、当日の予定を確認します。

  • 09:20 TAVI対応
    TAVI(経カテーテル的大動脈弁置換術)の際は、CEが清潔野に入り治療をサポートします。

  • 12:30 昼食&休憩
    休憩室や社員食堂等各々の場所で休憩します。

  • 13:30 アブレーション対応
    不整脈解析装置・3Dマッピング装置などを操作し、治療を支援します。

  • 15:00 緊カテ対応
    緊急症例にもCEが対応し、IVUS・IMPELLA・ECMOなど様々な機器を担当し、常に最先端の治療が提供できる環境を整えます。

  • 16:00 遠隔モニタリング
    植込んだペースメーカが正常に作動しているか確認します。緊急度が高い情報は医師と共有し、対応を相談します。

  • 17:00 終業