5月 神経内科／老人看護専門看護師
【診療科・センター紹介】神経内科
時代は戦う神経内科へ
神経内科は、頭痛やめまい、しびれなどの一般的な症状から、脳卒中やてんかん、認知症などの疾患、さらには感染症や自己免疫疾患、遺伝性疾患まで幅広い病気に対応する神経の専門家です。治らない病気が多いというイメージもありますが、新薬や治療方法の進歩により、症状の管理や生活の質の向上を目指せるようになってきました。近年では脳血管内治療を行う神経内科医師も登場し、診療方法も多様化しています。当科には神経内科専門医だけでなく、特定の神経疾患に対してより専門的な資格を持った医師も在籍し、各センターとの連携や認知症先進ケアセンターの設立など、急速に変化するニーズに対応できる体制が整っています。神経系の症状でお困りの方は、ぜひご相談ください。
文責：神経内科 部長 佐藤 慶史郎（写真中央）
文責：神経内科 部長 佐藤 慶史郎（写真中央）
【診療を支えるスペシャリスト】老人看護専門看護師
老人看護専門看護師は、高齢者の特徴を踏まえて高齢者と家族のQOLの向上に貢献する役割を担っています。主に認知症ケアチーム、せん妄ケアチームの専任看護師として活動し、安全で安心な入院生活を送っていただくために入院中の生活環境の調整や、意思表示が困難となりやすい高齢者の意思決定に携わり支援しています。必要な治療を受けスムーズに退院できるように院内外の他職種と連携を図り、職場のスタッフとともに患者さんとそのご家族への支援方法を検討しています。さまざまな状況にある高齢者の不安や苦痛などを想像しながら寄り添い、その人らしく生活できるよう支援に取り組んでいます。
文責：看護部 宗像 倫子（写真）
文責：看護部 宗像 倫子（写真）
第51回 市民健康セミナー「認知症を学ぼう！ ～ 予防と共生について～」開催のお知らせ（6月15日（土）開催）
このセミナーでは、安藤優子氏による認知症介護についての特別講演を行うほか、認知症になっても住み慣れた地域で自分らしく暮らす「共生社会」や「ケア」などについて、医師や看護師が分かりやすく講演します。
ぜひ、ご参加ください。
お申し込み、詳細はこちら
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2024年5月号（冊子）
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救命救急センター - 診療を支えるスペシャリスト
老人看護専門看護師