B5病棟

  • 呼吸器外科、呼吸器内科
患者さんの状態変化を早期に発見し、
よりよい看護につなげます。

Q

病棟ではどのような看護ができますか?

A

検査入院・周手術期・がん治療など急性期から終末期まで幅広い看護を行っています。呼吸器疾患がある患者さんや家族に対して最善のケアを提供できるように、医師やリハビリスタッフなど多職種と協働しています。また、住み慣れた家で自分らしい生活が継続できるように、退院に向けての支援を行っています。

ここに注目!

スタッフは明るく元気に働いています。大変な時もありますが、みんなで一致団結して助け合い乗り越えています。
多くの知識や技術を身につけることができ、看護師として成長していける職場です。

職場の特徴

呼吸器看護のスペシャリスト になることができます!!
  • 検査入院、術前~術後の周手術期、がん治療など急性期から終末期まで幅広い看護を学ぶことができます。
  • 専門・認定看護師や特定看護師、医師やリハビリスタッフなど多職種と協働することで、様々な知識や技術を習得することができます。
  • 呼吸器疾患がある患者さんや家族の療養生活を支えるために、地域との連携や退院支援について学べます。

看護体制(実際のPNS場面)

手術後患者さんが病室に帰室。新人看護師が先輩看護師と一緒に手術直後のバイタルサインの確認を一通り実施し、
特に問題はありませんでした。帰室30分後の確認を新人看護師が行います。
【新人看護師】
あれ?なんだか手術直後に戻ってきたときよりも、胸腔ドレーンの排液の血性が強いような気がするな。
でも1時間で70mlの排液量だから、指示の範囲内で問題ないような気がするんだけど…どうしよう。
【新人看護師】
排液量はそれほど多くないんですが、胸腔ドレーンの血性が強くなっているような気がします。
心配なので、一緒に見てもらえますか?
【先輩看護師】
そうだね。確かに術直後よりも血性が強くなってるね。
排液量は指示内だけど、術後出血の可能性もあるから一度医師に相談してみよう。
医師に報告、止血剤投与の指示を受け、止血剤の点滴投与が開始された。

帰室2時間後チェックの時間となった。
【先輩看護師】
そろそろ術後2時間チェックの時間だね。一緒に患者さんの状態を確認しよう。
【新人看護師】
はい。お願いします。
バイタルサインの確認を実施
【新人看護師】
バイタルは問題ありません。排液も増加していませんし、胸腔ドレーンの血性も改善してきています。
状態は落ち着いていると思います。
【先輩看護師】
そうだね。今は落ち着いているね。
この患者さんは術中の出血が多かったから、これからも呼吸状態や循環動態の変化に特に注意が必要だね。
状態変化時には呼吸回数や呼吸様式の変化が一番に現れるから、排液量と合わせて全身状態の観察はしっかり継続していこう。尿量などIN・OUTバランスも注意してね。
術後の患者さんの変化を早く捉えて、早期に対応できるようにしていこう!
PNSを通して、術後の患者さんや呼吸器疾患をもった患者さんの変化を早期に発見し、
アセスメント能力を高めることができます。