F6病棟

  • 緩和・腫瘍治療(外科、消化器科、呼吸器内科・呼吸器外科、泌尿器科、放射線治療科等)、外来化学療法室、放射線治療室
PNSでお互いに成長し、
患者さん・家族の療養生活を支える看護実践

Q

病棟ではどのような看護ができますか?

A

がん看護を行っていく上で、全てに共通して必要なことは全人的視点で患者を観察しアセスメントすることです。がん化学療法、放射線治療、在宅支援、緩和ケア、終末期ケア等の看護を通して、その人がその人らしき生活できるように看護を提供していきます。

ここに注目!

院内・院外を問わず、患者・家族を支えるために地域を含めた多職連携を積極的に行い、カンファレンス等多く実施しています。
若いスタッフが生き生き元気よく仕事をしています。
ベテランのスタッフも多くOJTを丁寧に受ける事ができます。
認定看護師が3名いるため、より専門的な知識や技術を学ぶことができます。

職場の特徴

繋がる 広がる 看護の輪

  • 多職種連携
  • 地域連携
  • 認定看護師
  • 担当看護師
  • ペア看護師

    年間パートナー
  • 病棟42床、消化器・呼吸器・泌尿器などの、様々な診療科の患者さんが入院します。
  • がん治療(抗がん剤・放射線)~終末期の患者さん・家族への看護が学べます。
  • 病棟、外来(化学療法・放射線治療)の両方の看護実践を経験し習得できます。
  • 所属する認定看護師と連携することで、看護実践に磨きがかかります。
  • 緩和ケアチーム、リハビリ訓練士など多職種との連携を通して成長できます。
  • 頭~足先まで、全身を看られる看護師を目指せます。

看護体制(実際のPNS場面~抗がん剤投与~)

看護室でのショートカンファレンス

【新人看護師】
Aさんは、肺癌の患者さんです。
今日は、初めての抗がん剤の投与の予定になっています。
【先輩看護師】
どんな事に注意していこうか?
【新人看護師】
えーと…、抗がん剤の副作用?
【先輩看護師】
そうね、まずは抗がん剤の副作用の観察よね。
特に注意することは何かしら?
【新人看護師】
最初は、アナフィラキシーショック、それから…、血管外に漏れること。
【先輩看護師】
予習は大丈夫そうね。
それじゃ、患者さんのところに行きましょう。
【がん薬物療法認定看護師 】
先輩看護師も的確な指導ができているみたい。 安心ね!!

ベッドサイド

~抗がん剤投与は順調に進んでいます~
【新人看護師】
Aさん、ご気分が悪かったり、点滴の針の近くが痛むことはありますか?
【Aさん】
少しだけ点滴の場所が痛いような気がします。
【新人看護師】
少し、確認しますね。 見せて下さい。
【新人看護師】
点滴の刺入部は腫れてない、赤みもない。
血液の逆流もあるから、血管外漏出じゃなさそう。 先輩に相談してみよう!
【新人看護師】
Aさん何ですけど、刺入部は問題ないんですけど、少し痛むみたいで…。
【先輩看護師】
一緒に確認しよう。
血管外漏出じゃなさそうね。少し温めてみましょうか?
【新人看護師】
はい。Aさん、少し腕を温めますね。
【Aさん】
良くなりました。 ありがとう。
【新人看護師】
ありがとうございます。
でも、どうして温めるのですか?
【先輩看護師】
この抗がん剤は、血管に負担が大きいの。
温めることでね、血管が拡張するから、負担が減るのよ。
でも、Aさんの訴えをちゃんと聞いてくれてから、早めに対応できたわね。ありがとう!!