事務局長からのメッセージ

病院の事務職というと医療専門の学校を卒業していないと務まらないのではないかと思われる方も多いかもしれません。
医療専門の学校で知識を得て就職される方も多いのですが、事務部に在籍する約250名の大多数はそれ以外の、いわゆる一般大学、短期大学、専門学校、高校を卒業してきている方々です。それは、事務職に求められるさまざまな役割に応えるためなのです。
私たち事務部には、大きく分けて2つの役割があります。
医療制度に対する正確な知識を持ち、従来からの役割である医師事務作業補助や、患者さんが安心して来院できるよう丁寧な対応を行うなどチーム医療の一員として専門性を持った役割を果たす、いわゆるスペシャリストがいます。
一方、医療制度や社会の変化するスピードが年々早くなりかつ複雑化する中、それらの情報を迅速に収集・分析し経営や運営の判断根拠となるよう提示していく、経営マネジメントを行うジェネラリストとしての役割も求められるようになりました。
どちらの人材も欠けてはならず病院事務職には必要な人材ですが、いずれもチームで対応していくことが多く、コミュニケーション能力は必須です。

聖隷三方原病院には「やりたい」を実現できる多くの機会があります。ひとつの部署にとどまるのではなく、自己申告制度を活用し、自身の経験を次の部署で生かしつつキャリアアップできるのは、「聖隷」ならではの良さだと思います。
さまざまなフィールドで経験を積んだ後は、マネジメント業務や経営部門で病院運営の支援を行うなど、キャリアを一生の仕事として結びつけていくこともできます。
一つの部署で専門性を極めスペシャリストとして活躍するも良いですし、病院の運営を補佐するジェネラリストを目指すも良いでしょう。皆さんの力を聖隷三方原病院は欲しています。
「聖隷発祥の地から日本一信頼される病院を創る」という運営方針の下、同じチームの一員になっていただける方をお待ちしています。