血管外科
主たる疾患
静脈瘤、 血栓性静脈炎、 深部静脈血栓症
末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症、バージャー病)、 末梢動脈瘤
末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症、バージャー病)、 末梢動脈瘤
具体的な症状
手足の冷え、しびれ、痛み、痛みによる休みやすみの歩行
静脈の怒張や発赤、特に夕方に強い足の腫れ、夜間の足のつり(こむら返り)
静脈の怒張や発赤、特に夕方に強い足の腫れ、夜間の足のつり(こむら返り)
特色
現在当科では常勤の心臓血管外科専門医2名での診療体制で診療を行っています。心臓血管外科領域は特殊な機器が必要な手術も多数あり、当院ではすべての心臓血管外科領域の手術を対応することは困難ですが、当院にて安全に行える手術は積極的に行っていきたいと考えています。また可能な限り柔軟に当日受診、予約外受診にも対応していきたいと考えています。
外科系診療科ではありますが手術を第一に考えるのではなく、動脈静脈を問わず血管疾患は先ず生活習慣の是正と運動療法の指導が重要で、必要に応じて内服治療を併用することが基本と考えています。さらに①日常生活や社会背景、②治療の効果と悪影響のバランスを考慮し、③標準的医療(ガイドライン)を尊重して手術療法を検討するよう心がけています。
下肢の血管疾患は疼痛や運動機能の低下をきたして生活の質を著しく損ないます。歩行障害の原因が血管であれば治療が可能かもしれません。ご高齢なっても元気で歩ける方が少しでも増えるよう取り組んでまいりたいと思います。