2015年2月


建築現場レポート

2014年1月に姿を現したタワークレーンが、その役目を終え、現在解体作業が進んでいます。

今日は、長さ40m/重さ7.5tのクレーンの腕の部分を外すため、職人の方々が登って行き作業していました。
高さ何十メートルもある所でも手際よく作業している姿を、他の作業員の方々も感心しながら見守っていました。

この新棟増築工事のシンボル的存在が姿を消すと、新棟竣工がいよいよ目前となってきます。
新棟竣工後もまだ暫くは院内でも改修工事が行われます。
ご不便をお掛けいたしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。

2015年2月25日


第11回浜松シティマラソンに参加しました

ビブスと同じデザインの旗を持って記念撮影

2月22日(日)に開催された「第11回浜松シティマラソン」で、当院の有志約50名がグリーンリボン(移植医療のシンボルマーク)のロゴが入ったビブス(Tシャツの上に着ているベスト)を着て走りました。
これは今回初めての試みで、若手の医療スタッフが関心を持つきっかけになってくれたらという思いのもと、移植検討委員会が声をかけたところ、予想を上回る人数が集まりました。
ビブスは静岡県腎臓バンクから提供していただいたもので、ロゴと一緒に「臓器移植はあなたの意思表示から」というメッセージが書かれています。
当日は小雨まじりの天候でしたが、全員が元気に完走しました。
今後もより多くの人に移植医療について知ってもらえるよう、院内外で活動を続けていきます。

2015年2月24日

2台目の3D内視鏡を導入しました

当院ではこの度2台目の3D内視鏡システムを導入しました。
昨年1台目を導入し、外科や産婦人科、泌尿器科などさまざまな科の手術で使われています。
腹腔鏡下手術では、おなかに開けた小さな穴から内視鏡と細い手術器具を入れ、医師がモニターに映し出されたおなかの中の映像を見ながら手術を進めます。
今回導入されたシステムではこの映像が3Dで見えるため、立体感・奥行き感が得られ、医師は対象部位がどこに位置するかをより正確に把握することができます。
モニターは32インチと大きくハイビジョンのため、細かい部分もより見やすくなります。
例えば、婦人科では腹腔鏡による子宮筋腫核出、子宮全摘、骨盤臓器脱などの手術がこの1、2年で増えていますが、これらは身体の深くせまいところで行われます。この新しい装置を導入することによって、より精度の高い手術をすることが可能となります。
患者さんにとってはより安心して手術を受けていただけると同時に、身体への負担が少ない手術といえます。今後も最新技術の導入に努めてまいります。

2015年2月23日

第14回 院内臨床倫理討論会

当院では、医師・看護師・医療技術者・事務など病院のあらゆる部署の職員が集まる臨床倫理に関する討論会を、2001年から毎年欠かさず開催しています。
第14回となる今回は「患者が望む終末期にどう対応していくかPart.2~DNR事前指示の決定プロセス~」と題したグループワークと討論会を行いました。
DNRとは心肺停止時に心肺蘇生術を行わないこと、ここでいう事前指示とは患者さんが医療に関する指示や希望をあらかじめ表明することです。
患者さんが望む終末期にどのように対応していくかは、医療者にとってとても大切で深いテーマです。
生命倫理の四原則(自律・善行・無危害・公平)を参考に、それぞれどのような倫理的課題があるか、医療現場の実態を踏まえ活発な討議がなされました。

2015年2月18日

第7回 脳死下臓器移植シミュレーション

2月14日(土)に「第7回 脳死下臓器移植シミュレーション」を開催しました。

「脳死下臓器移植シミュレーション」は、いざ事例が発生したときにご本人やご家族の意志を汲み適切な流れで対応できるよう、2年に1回行っています。

今回は2014年に厚生労働省の「脳死判定記録書式例」の改正に伴い改訂された、当院の『脳死判定記録書・チェックリスト』の確認を主に行いました。
静岡県の移植コーディネーターの協力のもと、移植検討委員会・脳死判定委員会・倫理委員会をはじめとした関係者が、実際に起こりうる状況を想定して配役を決め読み合わせをしました。
3時間におよぶシミュレーションにより脳死下臓器移植の手順と連絡体制が確認され、『脳死判定記録書・チェックリスト』については修正箇所が指摘されました。再度『脳死判定記録書・チェックリスト』を改訂し、脳死下臓器移植に適切な対応ができるよう努めていきます。

2015年2月18日

ホスピタルプレイ講演会を開催しました

2月2日(月)、ホスピタルプレイスペシャリスト(HPS)のバーバラ マッケイさん(ニュージーランド スターシップ小児病院)を講師にお招きし、ホスピタルプレイ講演会を開催しました。
HPSは遊びの力を使うことによって、こどもにとってコワ~イ採血や処置を、安心して「がんばってできた!」と思うことができるようサポートしています。当日はたくさんの職員が参加し、「病気のこどもたちを支援するために私たちにできること」を一緒に考えました。
講義だけでなく実技も交えた講演会で病気のこどもたちにだけでなく、普段の生活にも役立つもので参加者から感嘆の声が上がっていました。
「聖隷浜松病院にかかればこどもたちは安心できて笑顔になれる!」と言われるような環境を作っていきたいと考えます。

2015年2月10日


「1型糖尿病の会」を開催しました

2月8日(日)、「1型糖尿病の会」をアクトシティの研修交流センターで行いました。
これは当院の「糖尿病サポートチーム」(内分泌内科・リハビリテーション科・歯科の医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師のチーム)主催で、1型糖尿病患者さんとそのご家族が交流を深め、日常生活での悩みなどを語り合える場とすることが目的です。

ゲストにご自身も1型糖尿病であるピアノ演奏家の首村(かどむら)映子さんをお招きし、首村さんの作曲された音楽を聴いたり、病気の体験談をうかがいました。

患者さんやご家族など約20人の方にご参加いただきました。
糖尿病サポートチームでは、今後もこのような会を企画していきます。

2015年2月9日

A8病棟 節分会

2月6日(金)、A8病棟で節分会が開催されました。
看護師から節分の由来を説明し、みなさんで節分の歌を元気に歌った後は、鬼の登場です!!
新聞紙で作った豆をぶつけて見事に鬼を成敗しました。
鬼退治のあとは、お楽しみのおやつタイムです。
今回は節分ということで、栄養課スタッフから「鬼のデコレーションカップケーキ」と「モモとマンゴーの2層ゼリー」が振る舞われました。
まだまだ寒い日は続きますが、寒さを吹き飛ばす元気いっぱいの会になりました。

2015年2月9日


小児病棟で豆まきを行いました

今日は節分ですね。
小児病棟では鬼に扮した研修医が病室を回り、豆まきが行われました。
突然現れた鬼に子供たちはびっくりしながらも、豆に見立てたボールを一生懸命投げました。
写真はちょっと怖そうですが、「ごはんいっぱい食べてね」「早くよくなってね」と子供たちに声をかける優しい鬼さんたちでした。
皆さんのもとにもたくさんの福がきますように!

2015年2月3日


がん患者さんとご家族の作品展示

がん患者さんとご家族による絵画と写真コンテストの2013年開催分の優秀作品のパネルを、B棟2階外来にて展示しております。
がんとたたかいながらも前向きな思いを、作品と添えられたコメントに込められているように感じます。

2月末までの展示となります。
病院に来られた際には、ぜひご覧ください。
コンテストは今後も開催されるそうですので、作品展も随時開催を予定しております。

2015年2月2日