2015年3月


建築現場レポート

新棟2期工事完成を控え、「動線見学会」が行われました。
動線とは人やものの通り道のことで、病院では患者さん、スタッフ、医療機器、ストレッチャーなどの通り道を指します。
建物が変わると動線も変わるため、当院では「動線検討会」を立ち上げ、安全で効率的な動線となるよう、検討を重ねてきました。
今回は院長も同行し、患者さんが通ることになる主要なルートを実際に歩いて確認しました。

2015年3月25日

地下1階 入院受付周辺

1階 この扉の向こうは正面玄関です


3rd Hand Masters Course in Hamamatsu

3月13日(金)・14日(土)に、手外科・マイクロサージャリーセンター主催の手外科セミナー「3rd Hand Masters Course in Hamamatsu」が開催されました。
手外科領域で活躍されている医師をはじめとした医療者のさらなる技術と知識の向上を目的として2013年から行われ、今年で3回目です。
1日目はオークラアクトシティホテル浜松にて、手外科およびマイクロサージャリーについて当院手外科の医師とリハビリテーション部の課長が「私たちが日頃行っている診療の実際」を講義しました。
また、イブニングレクチャーでは、大阪府立母子保健総合医療センターの川端医師をお招きし「先天異常手の治療とその基本的な考え方」を講義していただきました。
2日目は当院に会場を移し、午前中はLive Surgery(実際の手術を隣室で中継)を見学、午後はリハビリテーションでSplint作製の実習(装具作製)にご参加いただきました。
参加者からは「わかりやすかった」「勉強になった」と好評でした。

来年もまた開催しますので、手外科領域に関心のある医師およびリハビリテーション(医師以外は1日目のみです)に関わりのある皆さま、ぜひご参加ください。

手外科・マイクロサージャリーセンター

2015年3月23日


第1回 小児の在宅療養支援研修会

3月14日(土)、オークラアクトシティホテル浜松で「第1回小児の在宅療養支援研修会」を開催しました。
この研修会は、自宅で人工呼吸器などの医療処置が必要なお子さんに、質の高い均一なケアを提供する目的で、当院総合周産期母子医療センターが今回初めて企画したものです。
静岡県西部地区の訪問看護ステーション・病院・福祉センターなどから約70名の方(主に看護師・理学療法士・作業療法士)にご参加いただきました。
訪問看護ステーション「ベビーノ」の平原真紀所長や当院新生児科の宮原医師の講演があり、その後「呼吸」をテーマに3つのブースを設け、当院の看護スペシャリスト・臨床工学士の指導のもと体験実習を行いました。参加者はシミュレーター(実習用の人形)で呼吸音の聴取、気管切開部からの吸引、実際にマスクを装着し人工呼吸器での呼吸管理を体験し、実践に役立てようと熱心に実習に取り組んでいました。

今後もより深い知識・より高いスキルを身に付けていただけるよう、さまざまなテーマで研修会を開催する予定です。

2015年3月20日

浜松学芸高校の生徒さんの絵画展示

16日から浜松学芸高校芸術科美術課程の生徒の皆さんの作品をB棟2階で展示しています。
今回は2年生の皆さんによる県の大会で入賞された作品が展示されています。
先生の指導のもと、生徒の皆さんにも作品展示を手伝っていただき、傾き具合を確認しながら調節するなど、絵画の展示の仕方についても学んでいました。

展示作業中にも様々にお声をかけていただき、展示後すぐにご覧になった方々も口々に「すごい」「すごい」と感想を言われていました。
また、一見して感じる迫力のある印象が、添えられたキャプション(絵画内容の詳細説明)を一読してもう一度作品を拝見すると、また違った感覚で楽しむことができ、生徒の皆さんの豊かな感性をかいま見た気がします。

5月下旬まで展示予定です。病院に来られた際には、ぜひご覧ください。

2015年3月18日


『S1グランプリ』を行いました

医療技術・事務職員の接遇向上を図るため、
日頃の接遇を振り返ると共に意識を高めることを目的とし、
11月末から1月までを接遇強化月間、題して『S1グランプリ』としました。
期間中は、院長をはじめ課長以上の役職者が心地よいと感じたスタッフに対してシールを配布しました。

集計結果は、1位「外来サービス課」2位「経理課」3位「資材課」でした。

今後も、利用者へよりよいサービスを継続的に提供できる病院を目指していきたいと考えております。

2015年3月17日


第50回静岡腎セミナーで奨励賞を受賞しました

3月7日(土)、第50回静岡腎セミナーが静岡市で開催されました。
このセミナーは静岡県の腎臓内科医が集まり症例発表を行う場で、当院腎臓内科では若手医師が積極的に発表に挑んでいます。
忙しい診療の中研究に励み、今回2名が発表したところ、見事奨励賞を受賞しました。
賞状と副賞の参考書をいただき笑顔の2人。今後の活躍にも期待しています!

2015年3月16日

CQIサークル活動発表会

「職員1人1人が自立的、継続的に管理改善活動を行う組織づくりをする」を目的に、当院の仕法でCQI(継続的な質改善)サークル活動が行われています。昨年度は看護部のみで発表会が行われ、今年度より事務・医療技術部門も加わり今回は計20サークルの発表が3月6日に行われました。

業務調査を行い、業務の効率化を図ることや自主的な行動で意識付けを行い、超過勤務削減に繋げた「早くかえるんるん♪」サークルや患者さんの気持ちを理解するために自分が模擬患者となり、実際にナースコールを押した後、看護師がベッドサイドに到着するまで待つ体験をした「患者さんのSOSに早く駆けつけ隊 Z」サークルなど他にも参加者の関心も大きい内容ばかりで、質問も部門をこえて活発なやりとりがありました。

この活動により職員の連携も高まり、対人能力やチーム医療の大切さへの理解が深まる事を願っています!

2015年3月10日


JCIモックサーベイを受審しました

2月23日~27日にJCI(Joint Commission International)のモックサーベイ(模擬審査)を受審しました。
JCIとは国際的な医療機能評価機関で、患者さんの安全を守るための仕組みが整備されているか、1100以上の項目について評価します。
当院は2012年11月にJCIの認証を取得しており、今年更新のための本審査を受審します。
今回のモックサーベイではアメリカから3名のサーベイヤーが来日し、本審査さながらに院内の各セクションを回りどのような医療が行われているのかを細かくチェックしていただきました。
チェック項目は医療の質、安全、感染など多岐にわたります。今回のサーベイではおおむね高評価をいただきましたが、改善が必要な部分もありました。
今後も医療の質向上を目指し、職員一丸となって取り組んでいきます。

2015年3月6日


パープルデーライトアップ

3月26日はパープルデーです。

当院では「パープルデー」をアピールするために
3月2日から31日までの1ヶ月間、17時から21時まで、病院玄関をパープルにライトアップしています。

パープルデーは一般の人たちにも、てんかんに関する正しい知識を広めることを目的としています。
パープルはてんかんの国際的イメージカラーです。

お近くにお越しの際は、是非パープルデーライトアップをご覧ください。

2015年3月5日


2014年度 院内表彰が行われました

病院長より表彰状と副賞が授与されました

3月2日(月)、院内表彰制度に基づく受賞者の表彰式が行われました。
院内表彰制度とは、職員個人あるいは、チームとして取り組んだ内容が病院にとって、非常に有益な実績として認められた場合、その功績を称え表彰する制度です。
今回は、医師1名と3チームが受賞しました。
表彰内容としては、専門領域の研究において実績を示したものや、新たな取り組みにおいて、著しい成果を上げたものなど幅広い受賞内容となっています。いずれにしても、その根底には、患者さんにより良い医療を提供していきたいという病院スタッフの熱い思いが原動力となっています。
次年度の表彰式においても、数多くの受賞者を報告できるよう、職員一同がんばってまいります。

2015年3月4日

新しい放射線治療装置が稼働を開始しました

昨年7月、当院に導入された新しい放射線治療装置が、約半年に及ぶ各種点検・調整や操作技師の習熟を経て、いよいよ3月2日から稼働を開始しました。

この装置の大きな特徴をご紹介しますと・・・

・患者さんの病巣にあわせて放射線の種類が選べる照射装置
・3つの方式を併用して行う精密な位置決めシステム
・上下左右に加え、傾斜角度も調整できる患者さん用ベッド

これらの組み合わせにより、従来よりも患者さんの負担が少ない治療ができるということです。

先週取材のため治療室に伺うと、ダミー人形を使って治療シミュレーションの真最中でした。稼働開始に向け最終確認のお忙しい中、説明してくれたスタッフの皆さんも、新しいシステムや機器の習熟に大変ご苦労されたようでした。ただ、お話を伺った時にはその様子は微塵も感じられないほど円滑な操作をされており、ピカピカの機器群と相まって、とても頼もしい印象を受けました。

時あたかも草木の芽吹く3月、放射線治療室のルーキー君もいよいよお目覚めの時間です。今後の活躍に期待していますよ!
スタッフの皆さん、よろしくお願いします。

2015年3月3日