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お薬について



お薬に関するご相談

「薬を飲む」ということは

このページをご覧になっている皆さまは、今日も何かしらのお薬を飲まれているのではないでしょうか。そのお薬は医師の指示どおり毎日正しく飲めていますか?「今日は調子が良いから飲むのをやめておこう」「昨日飲み忘れたから今日は2倍の量を飲めば良いか」など、ご自分で調整していませんか?

「薬」がその効果を最大限発揮するためには、それぞれの薬に決められている「用法・用量」を、正しく守ることができた場合です。
「薬を飲む」ということは、病気を治すために非常に有用な手段ですが、一方でその飲み方や使い方を誤ると危険な副作用を生じ、「薬」が「毒」にもなりかねません。特に近年出てきた新しいお薬の中には用法・用量を正しく守らなければまったく効果が出ないものや、命に関わるような危険な副作用が強く出るものなども多くなってきています。
また、患者さん個々の体質や年齢・性別、病気の程度、妊娠の有無などによっても薬の効能は当然変わってきます。医師はそういった患者さん一人ひとりの状態を考慮し薬を処方していますので、「たかが薬」と軽視せずに、今一度どうすれば毎回正しくお薬を飲めるかをお考えになってみてください。

もし、お薬の飲み方について分からないことがあったり、不安があったりする場合には、薬剤師から管理しやすい服薬法の提案も行うことができますので、お気軽に病院薬剤師・保険薬局薬剤師までご相談ください。

「ポリファーマシー」って知ってますか?

皆さんは「ポリファーマシー」って 聞いたことありますか?

薬を飲んでいて「何か変だな」「いつもと違うな」と感じた時、薬が追加されたり、変わったりした後ではないか、ということを思い出してみてください。
特に高齢になると、複数の病気を持つ人が増えてきます。 病気の数が増え、受診する医療機関が複数になることも薬が増える原因となります。中には医療機関から処方された薬だけでなく、ドラッグストアで購入された市販薬も一緒に飲まれている方もいるのではないでしょうか?
75歳以上の高齢者の4割は5種類以上のくすりを使っており、高齢者では、使っている薬が6種類以上になると、副作用や心身への有害作用が起こりやすいことが分かっています。加えて、同じ薬でも若年者に比べると、作用が強くなり過ぎ、副作用も起こりやすいことも知られています。

「ポリファーマシー」とは「ポリ(たくさん)」と「ファーマシー(調剤)」を合わせた造語ですが、単に服用する薬の数が多いことだけではありません。多くの薬を服用しているために、副作用を起こしたり、きちんと薬が飲めなくなったりしている状態のことをいいます。
ご自身や、ご家族の中でたくさん薬を飲んでいる方はいませんか?その方の体調不良の原因はもしかしたら「ポリファーマシー」の状態だからかもしれません。気になる方は、一度医師・薬剤師に相談してみてください。(ご自身の判断で薬を中断することは絶対におやめください)

薬局からのお知らせ

安全・安心な投薬治療のために-院外処方せんに検査値を登録した二次元コードを表示-

新)院外処方箋イメージ

当院が発行する院外処方せんには二次元コードが掲載されています。これを保険薬局の専用端末などで読み取ると、下表の項目の検査数値を確認できます。
薬剤師が患者さんの状態を把握した上でお薬の種類や量が適正であるかを判断できます。
さらに、検査値によりお薬の量を調整する必要がある薬剤については、「腎」や「肝」などの、注意喚起を促すマークを掲載します。
副作用の早期発見につながり、安全にお薬による治療を行うことができます。
二次元コードに入る検査値の項目

導入時期 区分 二次元コードに入る検査値の項目 マーク
2018年11月 腎機能 クレアチニン、eGFRcre
2019年1月 肝機能 AST、ALT
電解質 ナトリウム、カリウム、無機リン、カルシウム
脂質 LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪 -
血球成分 好中球数、血小板数
その他 PT-INR、HbA1c -

保険薬局の薬剤師の皆さま


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